流体力学的アプローチによる血流解析を用いた肺切除後肺静脈断端の血栓形成機序の解明
流体力学的アプローチによる血流解析を用いた肺切除後肺静脈断端の血栓形成機序の解明
批准号:
22K16577
负责人:
秦 一倫
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
肺切除術後脳梗塞は約0.5%-3%に発症し、重篤な合併症の一つである。その発症について、患者因子のみでなく術式との関連が近年報告されている。特に左肺上葉切除術後に残存する肺静脈断端部に血栓が形成されることが術後脳梗塞のリスク因子である可能性が報告されている (Hattori et. al, GTCS 2018)。当院を含む多施設共同前向き試験によると、肺静脈断端部の血栓形成は右肺手術の4.9%で認めるのに対し左肺手術では23.3%と有意に多く、特に左肺上葉切除術後では30.8%にものぼる。さらに血栓形成時期は術後1週間以内の早期が有意に多いことが明らかにされている (Hattori et. al, EJCTS 2021)。右側と比較して左側肺切除術後に肺静脈断端血栓形成が多い理由として、解剖学的構造が要因で肺静脈の盲端の距離が長くなり乱流が発生しやすいためと考察されているが、その発症の要因は明らかでない。本研究では、物理学の一分野である流体力学を心臓血管内の血流に適用することで、血管内の血流のシミュレーションを行うことができる技術である血流シミュレーションをCT画像に行うことで肺切除術後の肺静脈断端血栓形成の機序の解明を目的として開始した。研究を開始して1年が経過した。2017年2月から2018年6月までに当院で肺切除を施行し術前CTおよび術後造影CTを施行して肺静脈断端血栓の評価を行った症例を抽出し、378症例集積した。これら378症例の臨床的特徴と画像所見の特徴のデータを収集し解析した。次年度については、これら378症例のCT画像を血流シミュレーションを用いて解析し、肺静脈切離後の左房内に発生する血流を評価して、血栓形成のメカニズムを明らかにする。
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