摂食行動関連分子群および神経回路の観点からストレス応答に対する行動変化を解明する
摂食行動関連分子群および神経回路の観点からストレス応答に対する行動変化を解明する
批准号:
22K17002
负责人:
遠井 政行
金额:
$2.91万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
本研究では、ショウジョウバエを動物モデルとして用いて、ストレス影響下での摂食行動の変化について摂食調整を司る分子群および神経回路の観点から分析し、そのメカニズムをあきらかにすることを目的としている。研究代表者は現在までに、摂食行動の定量評価のシステムを確立して糖質摂取に対する行動制御のメカニズムを解明するための活動を行っており、これを元に本年度は野生型のショウジョウバエを用いて様々なストレス環境を設定し、ストレス負荷後の摂食行動の変化について検討した。1.振動による行動抑制ストレスモデル(飼育器ごと振動を加え続け、行動を大幅に抑制することで、ストレス負荷を与えた)。2.電気刺激による疼痛ストレスモデル(約70Vの電流を1秒程度ハエに与え、痛覚を刺激することによるストレス負荷を与えた)。3.清掃行動を頻回に誘導することによるストレスモデル(ハエは自身が汚れていると、積極的に清掃行動をとる。この習性を利用して、炭酸水素ナトリウムの粉末をハエの全身にまとわりつかせることでストレス負荷を与えた)。4.狭所空間での行動抑制ストレスモデル(ハエが飛ぶことはできず、歩行ですれ違うことができる限界まで生活空間を狭くし、お互いが密集するような状況を作り出すことで行動抑制や、密集空間におけるストレス負荷を与える。1日の中で、16時間ストレス環境で飼育し続け、その後の8時間は通常の飼育環境に戻すというサイクルを繰り返し行い、急性ストレス刺激モデルとして1日間、慢性ストレス刺激モデルとしては3日間にわたり繰り返しストレス負荷を与え続ける)。ストレス負荷後の糖質摂取量を比較すると、特に4の慢性ストレスモデルにおいてストレス負荷群はストレスのかかっていない通常の環境で飼育したハエと比較して、有意に糖質摂取量が上昇した。加えて、ストレス負荷と摂食量の違いを雌雄差間で比較したが、差は認められなかった。
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