神経周膜のバリア機能修復は口腔外科術後神経合併症や神経障害性疼痛の治療に有効か?
神経周膜のバリア機能修復は口腔外科術後神経合併症や神経障害性疼痛の治療に有効か?
批准号:
22K17155
负责人:
松村 恵実
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
歯科口腔外科領域では、智歯抜歯や外科矯正など術後の神経合併症が生じる手術が多くあります。下歯槽神経の知覚異常の発症率は、智歯抜歯後では0.26~8.4%、外科矯正である下顎枝矢状分割術では40%との報告があり、特に下顎智歯抜歯後異常感覚を伴う神経合併症は難治性であると考えられています。術後神経合併症の他に神経障害性疼痛が問題となるのは癌やウイルス感染症です。末期癌では75%が中等度から重度の疼痛を自覚し、ウイルス感染症では帯状疱疹関連痛はもとよりCOVID-19による神経障害性疼痛が現在問題となっています。口腔外科術後の神経合併症や神経障害性疼痛の治療には薬剤やレーザー治療、ブロック治療などがありますが、現時点で有効性が確立したものはありません。よって、より安全かつ有効な治療法や薬剤開発を最終的な目的とし、従来のものとは異なる分子(受容体や血管新生関連分子)や組織(神経周膜)などに着眼して研究を行います。上述の目的に近付くため以下の研究を行います。(1)神経障害性疼痛に有効な可能性がある受容体が神経のバリア制御に関与するか明らかにする。(2)神経周膜の制御に関与する新規分子(血管新生関連分子)の役割を解明する。(3)受容体や新規神経周膜バリア機能制御分子が、ヒトの生体内で病変の有無や年齢などの背景により発現の差があるか検討する。(4)受容体や新規分子がウイルス感染時の神経周膜のバリア機能破綻を抑制するか検討する。(5)神経周膜バリア機能制御遺伝子改変動物で神経障害性疼痛がどう変化するか検討する。本研究の初年度では、(1)~(3)の研究を行いました。その結果、特定の受容体と新規神経周膜関連分子のヒト下歯槽神経周膜における発現を免疫染色で確認し、同様にそれらの発現をヒトの神経周膜培養細胞でも確認しました。現在それらの結果をまとめています。今後は動物実験などを進めていく所存です。
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