環境水中の腸内細菌科細菌が保有する薬剤耐性プラスミドの構造解析及び伝達性評価
環境水中の腸内細菌科細菌が保有する薬剤耐性プラスミドの構造解析及び伝達性評価
批准号:
22K18038
负责人:
五味 良太
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
近年、抗生物質が効かない細菌 (=薬剤耐性菌)が世界中で増え、大きな問題となっている。薬剤耐性菌は既に世界中で70万人/年の死因となっており、このまま薬剤耐性菌の増加が続くと、2050年には1000万人/年の死因になると予測されている。薬剤耐性の増加・拡散にはプラスミドと呼ばれるDNA小分子が大きな役割を果たしていることが知られているが、環境水中の薬剤耐性菌が保有する薬剤耐性プラスミドの塩基配列や構造についてはよくわかっていない。本研究では、環境水中から薬剤耐性菌を単離し、その細菌が保有している薬剤耐性プラスミドの塩基配列及び構造を大規模に決定し、さらにそれらプラスミドの伝達性を評価することを目的とした。2022年度は、研究代表者が過去の研究で河川水や下水から単離した薬剤耐性菌と、研究協力者から提供を受けた環境水由来薬剤耐性菌について、 数株その完全長ゲノム配列(染色体とプラスミドが環状につながったゲノム配列)を決定した。なお、2022年度は、腸内細菌科細菌のうち、大腸菌に絞ったゲノム配列の決定を行なった。また、それら決定したゲノム配列を対象としてバイオインフォマティクス解析により薬剤耐性遺伝子の検出、系統学的特性の解析などを行なった。その結果、3つ以上の異なる系統の抗菌薬に耐性となるような組み合わせの薬剤耐性遺伝子を保有する菌株(=多剤耐性菌)が複数存在することがわかった。また、世界中でパンデミックを引き起こしており臨床的に重要な系統(Sequence Type 131)に属する菌株も存在することがわかった。現在、これらの完全長ゲノム配列中のプラスミドの構造を解析しているところである。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
関西地方の河川から単離したESBL産生大腸菌のゲノム解析
从关西地区河流中分离出的产 ESBL 大肠杆菌的基因组分析
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[五味良太, 山本正樹, 田中美智男, 松村康史]
通讯作者:
松村康史
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