農業水路における淡水性シジミ属二枚貝の生態学的機能が魚類に与える影響の解明
農業水路における淡水性シジミ属二枚貝の生態学的機能が魚類に与える影響の解明
批准号:
22K18054
负责人:
中野 光議
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2027-03-31
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英文摘要
当該年度は、貝殻の堆積が底生無脊椎動物の増加をもたらすかどうかを明らかにするため、メソコスムでの実験、および農業水路での調査を行った。南九州大学の屋外人工水路(メソコスム)にシジミ属、もしくはマツカサガイの殻があるケージと、貝殻がないケージを1ヶ月以上沈め、ケージ内の底生無脊椎動物の種数と個体数を調べた。また、ビデオカメラで水生生物によるケージ利用を撮影した。春季(5~6月)と秋季(9~11月)の合計2回の実験を行うことで、季節の影響も検討した。春季の実験では、シジミ属の貝殻があるケージの方が貝殻なしのケージより底生無脊椎動物の種数と全種の合計個体数が多かった。ユスリカ科とガガンボ科、および貧毛綱の幼虫は、貝殻があるケージでのみ生息が確認された。秋季の実験では、底生無脊椎動物に対するマツカサガイとシジミ属の貝殻の効果は認められなかった。秋季の実験は台風通過直後に行ったこともあり、落ち葉の流入量が多くてケージ上に頻繁に堆積した。落ち葉が底生無脊椎動物の隠れ家や餌場となり、貝殻の効果が不明瞭になった可能性がある。ビデオカメラの映像から、タカハヤがケージ内で採餌を行っていたこと、ヌマエビ科等の底生無脊椎動物が貝殻を住み処として利用していたことが明らかになった。農業水路での調査は、多数の環境条件が複合的に底生無脊椎動物に影響を与える自然条件下において、貝殻の相対的な重要性を推定するために行った。宮崎県の農業水路に20cm四方のコドラートを60個設置し、コドラートごとに物理学的環境条件(底質粒度、流速、水深)と二枚貝の量、および底生無脊椎動物の量を調べた。底生無脊椎動物全種の合計個体数を目的変数とし、物理学的環境条件のみを説明変数とする一般化線形モデルでは、決定係数は0.219であった。説明変数に貝殻を追加すると決定係数は0.393まで大きくなり、マツカサガイの表面積が有意な正の効果を示した。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
農業水路の底生動物群集に二枚貝と物理的環境条件が与える影響の評価
评估双壳类和物理环境条件对农业水道底栖群落的影响
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nakano, M, 中野光議・福元 栞]
通讯作者:
中野光議・福元 栞
Effect of Asian clam shells on aquatic fauna in an artificial ditch
亚洲蛤壳对人工沟渠中水生动物的影响
DOI:
10.1007/s00027-022-00918-8
发表时间:
2023
期刊:
Aquatic Sciences
影响因子:
2.4
作者:
[Nakano, M]
通讯作者:
M
人工水路における二枚貝の殻が底生動物に与える影響
双壳贝壳对人工水道底栖动物的影响
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nakano, M, 中野光議・福元 栞, 髙松八奈・中野光議]
通讯作者:
髙松八奈・中野光議
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