腹水中の卵巣癌細胞におけるPD-L1の発現と免疫細胞の関係についての病理学的検討
腹水中の卵巣癌細胞におけるPD-L1の発現と免疫細胞の関係についての病理学的検討
批准号:
15H00630
负责人:
中川 雄伸
金额:
$0.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015 至 --
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英文摘要
[研究目的]卵巣癌は自覚症状に乏しく早期発見が困難で、しばしば腹腔内に多発性に転移する。近年、腹水中の卵巣癌細胞は免疫細胞との接触でPD-Ll(Programmed death ligand 1)を発現し、細胞傷害性T細胞の機能を抑えることで、癌の腹膜播種が促進されることが報告された。癌細胞のPD-L1はT細胞の受容体PD-1(Programmed cell death 1)と結合し、その活性化を抑制することで、抗腫瘍免疫から回避させること(免疫逃避機構)が知られている。そのため、PD-L1は癌免疫療法の重要な治療標的の1つである。本研究では卵巣癌症例の腹水よりセルブロック標本を作製し、卵巣癌細胞におけるPD-L1の発現と臨床病理学的因子(転帰、腹水量)の関連性、および腹水中免疫細胞との相関性を解析し、予後や癌免疫能を反映するマーカーとしてのPD-L1の有用性を検討する。[研究方法]卵巣癌10症例の腹水セルブロックを対象に、PD-L1、マクロファージ(CD68, CD163, CD204)、リンパ球(CD4, CD8CD56)、好中球(Myeloperoxidase)の免疫染色を行い、PD-L1の発現と臨床病理学的因子の関連性、および免疫細胞との相関性を調査した。免疫染色の陽性細胞数には2人で10視野をカウントした数値を平均化したものを用いた。[研究結果]卵巣癌症例におけるPD-L1の陽性率は30%であった。Kaplan-Meier法による生存分析(log-rank検定、Wilcoxon検定)を行ったが、PD-L1の発現の有無による統計学的な有意差は認めなかった。次にPD-L1の発現と腹水量、腹水中のCD68, CD163, CD204, CD4, CD8, CD56, Myeloperoxidase陽性細胞の出現数との相関をMann-WhitneyのU検定で解析した。PD-L1陽性例でマクロファージ数がやや少ない傾向が見られたものの、腹水量および炎症細胞数についてもPD-L1の発現の有無による有意差はみられなかった。すなわち、今回の解析ではPD-L1の発現は、転帰、腹水量、腹水中炎症細胞数との明確な相関はみられなかった。今後は腫瘍本体での炎症細胞数との相関を調べるなど、別のアプローチから研究を進めていく予定である。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
卵巣癌における腹水中のM2マクロファージの病理学的意義の解明
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批准号:26931028
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.26万
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财政年份:2014
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负责人:中川 雄伸
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依托单位:
卵巣癌の腹水細胞診におけるセルブロック併用による正診率向上の試み
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批准号:21931025
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.37万
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财政年份:2009
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负责人:中川 雄伸
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依托单位: