薬剤師による外来化学療法施行患者に対する診察前面談の有用性の評価
薬剤師による外来化学療法施行患者に対する診察前面談の有用性の評価
批准号:
16H00552
负责人:
吉見 千明
金额:
$0.35万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016 至 --
中文摘要
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英文摘要
近年薬剤師が外来がん化学療法に関与する施設が増加している。岐阜大学医学部附属病院(当院)では、他院に先駆けて、外来化学療法を行う全患者に対して有害事象対策の処方支援、患者説明を中心とした患者指導を実施している。また診察前に面談を行うことにより患者の訴えに基づいた医師への処方提案を行っている。本研究では、外来化学療法における診察前面談を含む薬剤師の関与が、がん化学療法における有害事象の軽減、がん化学療法の治療効果の改善へ及ぼす影響について検討を行った。2016年に当院で外来化学療法を行った患者は1日平均約20人であり、全患者に薬剤師面談を実施した。そのうち診察前の患者面談は約50%であった。医師への処方提案1日2-3人の患者で実施した。当院で実施された2061コースの中等度催吐リスク化学療法のガイドライン準拠の制吐対策実施状況および制吐制御状況の関係を検討した。初コースのガイドライン準拠の制吐対策実施率は急性期100%、遅発期87.6%、全コースにおいても80%以上であり、制吐対策の実施状況は本邦における報告と比較しても非常に良好であった。一方悪心の制御率は初コースにおいて急性期87.6%、遅発期68.2%であり、全コースでは急性期85.9%、遅発期73.7%と初コースと比較して高い傾向であった。また嘔吐制御率は初コース、全コースともに90%以上と非常に高かった。薬剤師が有害事象の対策に関与し、ガイドラインに準拠した制吐対策の実施することは非常に制吐制御率につながることおよび薬剤師が診察前に面談を行い、処方提案を行うことで全コースの副作用発現状況を加味した制吐対策の強化・改善につながる可能性が示唆された。なお治療効果への影響についての検討は現在も継続中である。
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