ポーラスコンクリート表面に竹粉を接着することによる環境負荷低減効果に関する研究

多孔混凝土表面附着竹粉减载环境负荷效果研究

• 批准号: 18H00283
• 负责人: 丸山 健太郎
• 金额: $ 0.17万
• 依托单位: Nagano National College of Technology
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18H00283/
• 关键词: ポーラスコンクリート; 竹粉接着; 環境負荷低減

ポーラスコンクリート(以下PoC)は多孔質な構造特性を有し, 環境負荷低減コンクリートとして河川護岸等に適用されている. しかし通常のコンクリートよりも表面積が大きく, アルカリ成分の溶出が多いと考えられる. そのため, 設置直後にアルカリ成分が溶出することによる, 植物の生育や昆虫等の生態系に及ぼす悪影響が懸念される. 本研究では, PoC設置直後における環境負荷の低減を目的とし, 竹粉接着によるPoC表面における生物皮膜形成の促進効果の検証を行った.PoC表面に生物皮膜が生成されることで, PoCからのアルカリ成分の溶出は減少すると考えられる. そこで後述の水槽内におけるphを測定し, PoC試験体表面への生物皮膜生成の評価を行った. 実験方法は, まず試験体として竹粉の接着を行わないPoC(以下N-PoC)と, 竹粉を接着したPoC(以下B-PoC)の二種類を作製し, それぞれを河川に設置して微生物等を定着させた. その後B-PoCとN-PoCを1本ずつ4週間ごと回収し, 同時に河川水を100L採水した. 採水した河川水は2つの水槽に入れ, 回収したPoCをそれぞれの水槽に静置し, 4週間各水槽のpHの経時変化を測定することで, 生物被膜の生成状況およびアルカリ成分溶出抑制効果を検証した. 実験は5～7月と10～1月に行った.5～7月に行った実験ではN-PoCに比べB-PoCを入れた水槽のpHが低くなった. これは竹粉を接着したことで生物被膜の生成が促進されたことで, アルカリ成分の溶出を抑えたためであると考えられる.10～1月に行った実験では双方とも同等程度のpHとなった. これは河川の水温が低下したことで生物被膜の生成速度が鈍くなったためであると考えられる.以上の結果より, PoCに竹粉を付着することで生物被膜生成の促進効果は確認できたが, 水温によってその促進速度は増減することが分かった.

It is suitable for porous structure characteristics, environmental load reduction, river revetment, etc. Usually, the surface area of the compound is large, and the dissolution of the compound is large. After setting up the system, the dissolution of the components of the plant and the ecosystem of insects and other factors are concerned. In this study, the aim of reducing environmental load after PoC setting was to demonstrate the promotion effect of biofilm formation on PoC surface by bamboo powder adhesion. The pH in the water tank was measured and evaluation of biofilm formation on the surface of PoC samples was carried out. The method is to control two kinds of bamboo powder (hereinafter referred to as N-PoC) and bamboo powder (hereinafter referred to as B-PoC), and to set up a river for microorganisms. B-PoC N-PoC 1 4 Water was collected from two water tanks and returned to the water tank. The pH of each water tank was measured over a period of four weeks. The biofilm formation status and the inhibition effect of the dissolution of the components were verified. May ~ July ~ October ~ January ~ May ~ July ~ May ~ July ~ October ~ January ~ May ~ July ~ May ~ May ~ July ~ May ~ July ~ May ~ July ~ May ~ May ~ July ~ May ~ May ~ The formation of biofilm was promoted by the dissolution of the components in October and January. The water temperature of the river is low, and the biofilm formation rate is slow. As a result, it was confirmed that the biofilm formation was promoted by the increase in water temperature.

项目成果

竹粉接着したポーラスコンクリートの生物被膜生成に関する研究

竹粉粘结多孔混凝土生物成膜研究

• 发表时间: 2019
• 作者: 橘一行;細川篤;中村金良;勝野 篤紀
• 通讯作者: 勝野 篤紀