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歯科技工士の遺伝毒性影響に関する研究

歯科技工士の遺伝毒性影響に関する研究
牙科技师遗传毒性效应研究
批准号:
19927017
负责人:
石川 恵生
金额:
$0.44万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 --

项目摘要

项目成果

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目的:歯科技工士の健康影響、とりわけ遺伝毒性影響に焦点を絞り、歯科技工士が慢性的に曝露を受ける金属の毛髪中濃度およびメチルメタクリレートモノマー(以下MMAモノマー)の血中濃度と遺伝毒性の程度との関連、さらには歯科技工士の作業環境、作業管理との関連性を検討することで、より適切な作業環境を提唱することを目的とした。方法:対象者は山形県、宮城県の歯科技工業務を行う歯科技工士約40人、および大学に勤務する事務系職員約40人であり、以下の項目について調査を行った。(1)アンケートによる生活習慣、作業環境、作業管理の把握(2)血液、尿および毛髪の採取(血液からは遺伝毒性の指標である小核およびMMAの代謝産物であるメタノールを、尿試料からはメタノールを、また毛髪からはコバルト、クロム、ニッケルなどの歯科用金属濃度の測定。解析方法は、従属変数を小核頻度とした重回帰分析を使用し、小核頻度に影響を及ぼす因子を検討した。成果:歯科技工士と事務系職員を合わせた重回帰分析では、「年齢(β=0.57)」と「歯科技工士であること(β=0.65)」が有意な因子となった。また歯科技工士群のみでの重回帰分析では、「年齢(β=0.60)」と「レジンモノマーを用いる際のマスクの使用頻度(β=-0.57)」が有意な因子となった。毛髪中のコバルト濃度は、歯科技工士群では事務系職員に比べて高い傾向を示した。以上の結果から、作業中のマスクの装着が遺伝毒性影響を軽減させるための有効な手段であることが示唆された。一般的に歯科技工所は、中小規模であることがほとんどであり、大型排気装置などの設備投資を行うことは経営上困難なことが多い。マスク装着は古典的な防御方法ではあるが、本研究で示唆されたように遺伝毒性影響軽減に対して有効な手段であることから、歯科技工士の健康管理を行う上でマスク装着の徹底は作業管理上重要であると考えられる。
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