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ヒメタニワタリの遺伝的背景を考慮した胞子増殖方法を用いた保全生物学的研究

ヒメタニワタリの遺伝的背景を考慮した胞子増殖方法を用いた保全生物学的研究
使用孢子繁殖方法进行保护生物学研究,考虑到日本鹿角涉禽的遗传背景
批准号:
20917011
负责人:
水梨 桂子
金额:
$0.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 --

项目摘要

项目成果

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種の保存法で希少種に指定されているヒメタニワタリについて、遺伝的背景を考慮して人工的に胞子を増殖し、現地での胞子発芽と定着により個体数を維持する方法を確立することを目的として研究を行った。(1)植物園に系統保存されている小笠原諸島・母島産3個体、大東諸島・北大東島産1個体について、近縁群の系統解析に使われている葉緑体DNAの塩基配列比較を行ったが、変異がみられず、今後、別の遺伝マーカーの選抜をする必要がある。(2)母島の自生地2箇所を調査し、植栽株を含む56個体を確認した。胞子を形成している成個体は1割程度であるが、以前より実生個体は増えているようであった。また、北大東島の調査では、当初確認されていた個体群の他に新たに7個体群を発見し、209個体を確認した。大きなサイズの個体も多く、胞子の供給量も十分で、成個体と幼個体のバランスがとれていた。以上のように、北大東島は母島より適した生育環境であると考えられ、その違いは石灰岩の大きさと性質に起因すると考えられた。(3)現地調査を踏まえ、最適な栽培条件を検討するために栽培士改善による試験を行った。基本栽培土[pH 6.4]に、パールライト[pH 6.6]、木炭[pH 7.6]、朝明砂[pH 6.5]、粒石灰[pH 8.0]、鹿沼土[pH 6.3]、小笠原父島のラテライト[pH 5.4]をそれぞれ2割配合し、栽培土のpHと通気性を改善した試験区を組み栽培実験を行った。([ ]内は簡易測定の数値)現在のところ、生育に顕著な差は現れていないが、今後継続観察が必要である。(4)保有個体から採取した胞子による播種実験を行ったが、播種から5週間後に肉眼で発芽を確認し、現在は前葉体を形成している。これについても今後継続観察が必要である。
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