孤立森林に生息するアカネズミ個体群の維持機構の解明
孤立森林に生息するアカネズミ個体群の維持機構の解明
批准号:
20918006
负责人:
内藤 由香子
金额:
$0.37万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 --
中文摘要
○研究目的福井平野に点在する孤立森林の小型哺乳類相調査(内藤・石田、2008)により、孤立森林における小型哺乳類の多様性は山地に比べて低いことがわかったが、都市部における生物多様性保全の観点からいえば、そのような孤立森林で維持されている小型哺乳類の個体群の保全は重要な課題となる。そこで本研究では、孤立森林に生息するアカネズミの個体群について、マイクロサテライトマーカーを用いた集団遺伝学的解析をおこない、その個体群の維持メカニズムを解明することを目的とする。○研究方法孤立森林10カ所と対照区となる連続した山地3カ所にてアカネズミの捕獲調査を実施し、サンプル数が不〓した2地点を除いた11地点で-地点あたり8~19個体、計143個体分のDNAサンプルを得た。なお、個体群への影響を最小限にするため、サンプル収集後の放逐を可能な限り行った。分析には4つのマイクロサテライト遺伝子座を用い、得られた各個体群の遺伝子頻度から個体群間の遺伝距離(Fst)を算出し、個体群構造の有無や各個体群間の遺伝的距離と地理的距離の相関関係から距離による隔離(isolation by distance)が見られるかどうか調べた。○研究成果解析した11個体群では有意な遺伝的分化があり、調査地域内ではアカネズミの移動が制限されていると考えられた。各個体群間の遺伝的距離と地理的距離の相関関係(y=-0.0126x+0.1774、R^2=0.0412)には有意な関係がなく(Manteltest、p=0.927)、距離による隔離がみられなかったことから、地理的距離以外の要因が孤立森林に生息するアカネズミの遺伝的な個体群構造に影響していることが示唆された。
英文摘要
○研究目的福井平野に点在する孤立森林の小型哺乳類相調査(内藤・石田、2008)により、孤立森林における小型哺乳類の多様性は山地に比べて低いことがわかったが、都市部における生物多様性保全の観点からいえば、そのような孤立森林で維持されている小型哺乳類の個体群の保全は重要な課題となる。そこで本研究では、孤立森林に生息するアカネズミの個体群について、マイクロサテライトマーカーを用いた集団遺伝学的解析をおこない、その個体群の維持メカニズムを解明することを目的とする。○研究方法孤立森林10カ所と対照区となる連続した山地3カ所にてアカネズミの捕獲調査を実施し、サンプル数が不〓した2地点を除いた11地点で-地点あたり8~19個体、計143個体分のDNAサンプルを得た。なお、個体群への影響を最小限にするため、サンプル収集後の放逐を可能な限り行った。分析には4つのマイクロサテライト遺伝子座を用い、得られた各個体群の遺伝子頻度から個体群間の遺伝距離(Fst)を算出し、個体群構造の有無や各個体群間の遺伝的距離と地理的距離の相関関係から距離による隔離(isolation by distance)が見られるかどうか調べた。○研究成果解析した11個体群では有意な遺伝的分化があり、調査地域内ではアカネズミの移動が制限されていると考えられた。各個体群間の遺伝的距離と地理的距離の相関関係(y=-0.0126x+0.1774、R^2=0.0412)には有意な関係がなく(Manteltest、p=0.927)、距離による隔離がみられなかったことから、地理的距離以外の要因が孤立森林に生息するアカネズミの遺伝的な個体群構造に影響していることが示唆された。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
孤立森林における小型哺乳類相の比較
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批准号:19916020
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.46万
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财政年份:2007
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负责人:内藤 由香子
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依托单位:
海外基金