インフルエンザのワクチン製造に有用な新しいウイルス簡易濃縮精製技術の確立
インフルエンザのワクチン製造に有用な新しいウイルス簡易濃縮精製技術の確立
批准号:
20925014
负责人:
尾崎 晃一
金额:
$0.37万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 --
关键词:
中文摘要
近年、高病原性鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が起こり、インフルエンザパンデミックの発生が危惧されている。インフルエンザの予防にはワクチンが有効である。ワクチン製造には複雑な工程により純度の高いウイルス粒子を精製する必要がある。新型インフルエンザウイルスに備えて迅速かつ簡便に大量の精製ウイルス粒子を準備することが重要である。インフルエンザウイルスは硫酸化セルロースに吸着することが知られており、本研究ではこれを利用した濃縮精製技術の確立を目的とした。硫酸化セルロースはチッソ(株)のセルファインサルフェイトを用いた。これはセルロースビーズ表面に硫酸エステルを結合させたもので、1mlのカラムに詰めたものを使用した。濃縮精製の手順は1)ウイルスの吸着、2)バッファによる洗浄、3)バッファによるウイルスの溶出・回収、の3段階からなる。濃縮精製の評価はHA価およびタンパク量で行った。セルファインサルフェイト表面の硫酸エステル含有量や、溶出バッファの塩濃度について比較検討を行い、最適条件を決定した。走査型電子顕微鏡による表面観察や、溶出物のSDS-PAGE像からもウイルスが濃縮精製されているであろうことが確認できた。インフルエンザAウイルスの異なる4つの型(H1N1、H3N2、H5N1、H7N7)およびインフルエンザBウイルスについて検討を行い、回収率に差はあるものの、ウイルスの型に依らず濃縮精製が行えることがわかった。本研究の結果として、本方法によるインフルエンザウイルスの濃縮精製はそのままヒト用インフルエンザワクチンとして使用できる純度には達していないが、動物用インフルエンザワクチンとして、またはヒト用インフルエンザワクチンの予備精製として使用することで、準備するウイルス量の削減および精製時間の短縮に役立つと考えられる。
英文摘要
近年、高病原性鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が起こり、インフルエンザパンデミックの発生が危惧されている。インフルエンザの予防にはワクチンが有効である。ワクチン製造には複雑な工程により純度の高いウイルス粒子を精製する必要がある。新型インフルエンザウイルスに備えて迅速かつ簡便に大量の精製ウイルス粒子を準備することが重要である。インフルエンザウイルスは硫酸化セルロースに吸着することが知られており、本研究ではこれを利用した濃縮精製技術の確立を目的とした。硫酸化セルロースはチッソ(株)のセルファインサルフェイトを用いた。これはセルロースビーズ表面に硫酸エステルを結合させたもので、1mlのカラムに詰めたものを使用した。濃縮精製の手順は1)ウイルスの吸着、2)バッファによる洗浄、3)バッファによるウイルスの溶出・回収、の3段階からなる。濃縮精製の評価はHA価およびタンパク量で行った。セルファインサルフェイト表面の硫酸エステル含有量や、溶出バッファの塩濃度について比較検討を行い、最適条件を決定した。走査型電子顕微鏡による表面観察や、溶出物のSDS-PAGE像からもウイルスが濃縮精製されているであろうことが確認できた。インフルエンザAウイルスの異なる4つの型(H1N1、H3N2、H5N1、H7N7)およびインフルエンザBウイルスについて検討を行い、回収率に差はあるものの、ウイルスの型に依らず濃縮精製が行えることがわかった。本研究の結果として、本方法によるインフルエンザウイルスの濃縮精製はそのままヒト用インフルエンザワクチンとして使用できる純度には達していないが、動物用インフルエンザワクチンとして、またはヒト用インフルエンザワクチンの予備精製として使用することで、準備するウイルス量の削減および精製時間の短縮に役立つと考えられる。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
セルファインサルフェイトを用いたインフルエンザウイルスの濃縮精製
使用硫酸纤维素浓缩和纯化流感病毒
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[石山大三, 佐藤比奈子, 水田敏夫, 世羅耕一郎, 津志田雅之, 大木協, 嶽本あゆみ, A.Takemoto, 嶽本あゆみ, 細野米市, 尾崎晃一]
通讯作者:
尾崎晃一
硫酸化セルロースを用いたインフルエンザウイルス濃縮精製法のワクチン製造への応用
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批准号:21925011
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.26万
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财政年份:2009
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负责人:尾崎 晃一
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依托单位:
海外基金