強オピオイド製剤の薬効薬理の個体差に関する薬物動態学的検討
強オピオイド製剤の薬効薬理の個体差に関する薬物動態学的検討
批准号:
20928041
负责人:
渡邉 享平
金额:
$0.37万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 --
中文摘要
本研究期間中に交付された補助金を主に(1)データ処理および統計解析用コンピュータ、(2)分析用カラム、(3)定量関連備品などに充当し、以下のような成果を得ることができたので報告する。1. 強オピオイド定量法の構築当施設ではこれまでモルヒネおよびその代謝物の定量をHPLCで行ってきたが、フェンタニルおよびオキシコドンの定量方法の構築に着手し、フェンタニルにおいてはGCを用いて実地臨床に適用可能な測定系を構築した。オキシコドンについては標準品となる原末の入手に時間を要したが、定量可能な測定系がほぼ構築できる段階まで至ることができた。またモルヒネの定量方法においてもより安定した検出が可能となるようECDの補正および改良を行った。2. フェンタニルの吸収動態および鎮痛有効濃度域の個体差に関するPK/PD解析今回構築したフェンタニルの測定方法を利用して、実際に疼痛コントロールに難渋するがん患者の血中フェンタニル濃度を測定した。これにより複数症例においてフェンタニル貼付剤における不十分な経皮吸収に起因すると思われる低血中濃度推移が鎮痛に至らない要因であることが判明した。また、本剤の高用量貼付患者における血中濃度を測定することにより、有効性および安全性に関する有益な情報を得ることができた。本年度においてはフェンタニルのPK/PD解析に必要十分な症例数に満たなかったが患者固有の薬物動態と鎮痛効果の関係性を解析することで、臨床業務に直結する成果を上げることができた。今回私は、交付された補助金を有用に活用し「科学的根拠に基づく処方設計」のためのエビデンス構築に向けて、強オピオイドの測定系の構築と、その有効かつ安全な投与方法に苦慮する医療現場に実用的な情報を提供可能とした。本研究の成果として、これまで主観的な評価に依存していたがん性疼痛治療に科学的視点を導入できた意義は大きいと考える。今後さらにPK/PD解析を進展させることにより、強オピオイドの適正使用に大きく貢献できるものと思われる。
英文摘要
本研究期間中に交付された補助金を主に(1)データ処理および統計解析用コンピュータ、(2)分析用カラム、(3)定量関連備品などに充当し、以下のような成果を得ることができたので報告する。1. 強オピオイド定量法の構築当施設ではこれまでモルヒネおよびその代謝物の定量をHPLCで行ってきたが、フェンタニルおよびオキシコドンの定量方法の構築に着手し、フェンタニルにおいてはGCを用いて実地臨床に適用可能な測定系を構築した。オキシコドンについては標準品となる原末の入手に時間を要したが、定量可能な測定系がほぼ構築できる段階まで至ることができた。またモルヒネの定量方法においてもより安定した検出が可能となるようECDの補正および改良を行った。2. フェンタニルの吸収動態および鎮痛有効濃度域の個体差に関するPK/PD解析今回構築したフェンタニルの測定方法を利用して、実際に疼痛コントロールに難渋するがん患者の血中フェンタニル濃度を測定した。これにより複数症例においてフェンタニル貼付剤における不十分な経皮吸収に起因すると思われる低血中濃度推移が鎮痛に至らない要因であることが判明した。また、本剤の高用量貼付患者における血中濃度を測定することにより、有効性および安全性に関する有益な情報を得ることができた。本年度においてはフェンタニルのPK/PD解析に必要十分な症例数に満たなかったが患者固有の薬物動態と鎮痛効果の関係性を解析することで、臨床業務に直結する成果を上げることができた。今回私は、交付された補助金を有用に活用し「科学的根拠に基づく処方設計」のためのエビデンス構築に向けて、強オピオイドの測定系の構築と、その有効かつ安全な投与方法に苦慮する医療現場に実用的な情報を提供可能とした。本研究の成果として、これまで主観的な評価に依存していたがん性疼痛治療に科学的視点を導入できた意義は大きいと考える。今後さらにPK/PD解析を進展させることにより、強オピオイドの適正使用に大きく貢献できるものと思われる。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
医療現場に必要な製剤を市販化に導くための薬剤疫学的研究
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批准号:24K09936
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.0万
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财政年份:2024
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负责人:渡邉 享平
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依托单位:
海外基金