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弥生・古墳時代の米収量と収穫物処理の実験および民族考古学的研究

弥生・古墳時代の米収量と収穫物処理の実験および民族考古学的研究
弥生和古坟时期水稻产量和收获加工的实验和民族考古研究
批准号:
21904016
负责人:
菊地 有希子
金额:
$0.37万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 --

项目摘要

项目成果

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目的:弥生・古墳時代の稲作農耕の技術や作業過程の解明が目的である。本年度は特に,米収量と収穫物処理(脱穀,籾すり,調理)のなかで籾すりに重点を置いた。方法:米収量については,赤米をもちい,遺跡で確認されている稲株痕の密度を復元した栽培実験(2000年度より継続)と収量調査をおこなう。さらに民俗調査として,国内で最も古い系統の赤米を昔からの方法で栽培する鹿児島県種子島の宝満神社,長崎県対馬の多久頭魂神社,岡山県総社の国司神社で2年目となる収量調査を行う。籾すりについては,実験田から得られた赤米の籾を利用して,臼と杵を用いた籾すり実験を行い,玄米や籾殻の状態を調べ,遺跡出土の米と比較する。成果:実験田の収量調査結果は,坪あたり100株植えた場合で反あたり玄米約160kg,坪あたり400株の場合(岡山県百間川原尾島遺跡モデル)で反あたり玄米約200kgとなり,過去のデータよりも40~50kg多い収量となった。しかし,民俗調査で得られた三神社の赤米収量,反あたり玄米約170~230kgと比較すると,実験田での収量は決して高い水準ではない。弥生・古墳時代の米収量を奈良時代の下田相当(反あたり63.5kg)と考える最近の研究に対し,もっと高く見積もるべきとのこれまでの成果をさらに裏付けた。本研究の意義は,想定を重ねた試算に頼る従来の収量推定値を,栽培実験によって検証する点にあるが,米収量は年変動が激しいため,このような継続的な栽培実験と調査による裏付けが不可欠である。籾すりについては,方法や程度などによって米の状態に違いが生じる点が明らかとなった。出土米をイネと同定するにとどまっている現状に対し,状態による細分が可能との見通しを得た。さらなる標本作製と出土米の調査が必要だが,細分が実現すれば,当時の籾すり方法や場所,貯蔵形態など,米食までのより具体的な復元が可能になると期待される。
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专著(0)
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会议论文
農耕文化の伝播と復元水田における実験考古学的研究
  • 批准号:
    19904018
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
  • 资助金额:
    $0.42万
  • 财政年份:
    2007
  • 负责人:
    菊地 有希子
  • 依托单位:
海外基金