土壌PH矯正および刈り払い処理による潅木優占放牧地の省力的牧草導入技術の開発
土壌PH矯正および刈り払い処理による潅木優占放牧地の省力的牧草導入技術の開発
批准号:
22925023
负责人:
八嶋 康広
金额:
$0.26万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --
中文摘要
東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター内の桂清水放牧地に、設定した試験地の刈り取り前の植生を被度で見ると、タニウツギ(34%)・ワラビ(28.0%)・ハルガヤ(14.0%)・ヒメイバ(3.6%)・ノバラ(3.0%)・その他(17.4%)の順であり、その収量は潅木類が2,000g・草類814gであり、牧草類はほとんど見られなかった。その後、同センター所有の潅木刈り払い機で地上部の刈り取りを行い、牧草の播種前にもう一度植生の調査をした結果、ケンタッキーブルーグラス(38.3%)・ワラビ(23.0%)・ハルガヤ(29,3%)・スゲ(10.0%)・ヒメスイバ(20.9%)となり、刈り取り前の植生とは大きく変わった。その理由は、刈り取り前と比較すると日当たりが良くなったためと考えられる。平成15年9月4日に土壌改良材(タンカル他)、9月8日に基肥(尿素燐加安777)を散布後、牧草((オーチャードグラス・ペレニアルライグラス・ホワイトクローバ)を播種した。播種後は、日本短角種35~63頭(子牛を含む)を使用し蹄耕法の実施。翌年の8月と10月に処理区の調査を行った。牧草の発芽率は、各区とも10%前後であった。無処理区と石灰散布区を比較すると、8月の時点では両区とも大きな差は見られなかったが、10月に入ると無処理区の方が石灰散布区よりも定着率が僅かに高かった。また、刈り取り回数(1回目と2回目)で比較すると、1回目よりも2回目の定着率が低下し雑草の割合が増した。この理由として考えられるのは、土壌PHが通常4.5前後なのが、石灰散布区になると5.8前後まで上がるため、牛の嗜好性が良くなるのではないかと考えられます。以上のことから山地放牧地に、牧草を導入しようと考えた時には少ない発芽率を発芽後どのような放牧管理で維持していったらよいのか、放牧頭数および草地管理に十分考慮しなければいけない。今回の試験では、短い期間での結果であるので、もう少し長い期間の調査が必要であると思います。
英文摘要
東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター内の桂清水放牧地に、設定した試験地の刈り取り前の植生を被度で見ると、タニウツギ(34%)・ワラビ(28.0%)・ハルガヤ(14.0%)・ヒメイバ(3.6%)・ノバラ(3.0%)・その他(17.4%)の順であり、その収量は潅木類が2,000g・草類814gであり、牧草類はほとんど見られなかった。その後、同センター所有の潅木刈り払い機で地上部の刈り取りを行い、牧草の播種前にもう一度植生の調査をした結果、ケンタッキーブルーグラス(38.3%)・ワラビ(23.0%)・ハルガヤ(29,3%)・スゲ(10.0%)・ヒメスイバ(20.9%)となり、刈り取り前の植生とは大きく変わった。その理由は、刈り取り前と比較すると日当たりが良くなったためと考えられる。平成15年9月4日に土壌改良材(タンカル他)、9月8日に基肥(尿素燐加安777)を散布後、牧草((オーチャードグラス・ペレニアルライグラス・ホワイトクローバ)を播種した。播種後は、日本短角種35~63頭(子牛を含む)を使用し蹄耕法の実施。翌年の8月と10月に処理区の調査を行った。牧草の発芽率は、各区とも10%前後であった。無処理区と石灰散布区を比較すると、8月の時点では両区とも大きな差は見られなかったが、10月に入ると無処理区の方が石灰散布区よりも定着率が僅かに高かった。また、刈り取り回数(1回目と2回目)で比較すると、1回目よりも2回目の定着率が低下し雑草の割合が増した。この理由として考えられるのは、土壌PHが通常4.5前後なのが、石灰散布区になると5.8前後まで上がるため、牛の嗜好性が良くなるのではないかと考えられます。以上のことから山地放牧地に、牧草を導入しようと考えた時には少ない発芽率を発芽後どのような放牧管理で維持していったらよいのか、放牧頭数および草地管理に十分考慮しなければいけない。今回の試験では、短い期間での結果であるので、もう少し長い期間の調査が必要であると思います。
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