成人T細胞白血病発症危険因子としてのHTLV-1プロウイルスDNAのメチル化解析
成人T細胞白血病発症危険因子としてのHTLV-1プロウイルスDNAのメチル化解析
批准号:
22931005
负责人:
梅木 一美
金额:
$0.36万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --
中文摘要
成人T細胞白血病(ATL)はHTLV-1感染者の一部(3~5%)が長い潜伏期を経て発症することが知られている。当病院が位置する南西日本を中心に、現在でも約108万人のキャリアが存在し、1年間に1000人前後がATLを発症すると推定されている。本研究ではHTLV-1プロウイルスDNAのメチル化に注目し、ATL発症のリスク評価に応用が可能か検討するため研究を行ってきた。現時点で、以下のような結果が得られた。(1)メチル化の発生の時期:配偶者感染の症例を用いて調べたところ感染の少なくとも1年後にはHTLV-1プロウイルスのメチル化が成立し、経年的にメチル化の割合が増加することが明らかになりHTLV-1感染細胞のサバイバルに関連していることが示唆された。(2)ウイルス量によるメチル化の割合:HTLV-1キャリアのウイルス量(感染細胞数)を測定し末梢血単核球100個あたり0.1~0.3%、0.7~1.6%、5.0~15%の3グループに分けてHTLV-1のメチル化を調べたところ感染細胞数の多少にかかわらず、5'LTR領域ではほとんどメチル化は認められなかった。一方pol領域ではほとんどのキャリアで高いメチル化の割合を示した。(3)HTLV-1感染モデルマウスでのメチル化:HTLV-1キャリアの末梢血単核球を免疫不全(NOG)マウスに移植し、4週間飼育後、肝臓に浸潤したHTLV-1感染細胞のメチル化(pol領域)を調べたところ、移植に用いた末梢血単核球に比較しメチル化の割合が著明に増加していた。これは宿主免疫のない環境での新規感染細胞のプロウイルスを反映しているものと推定された。今後、キャリアでクローナルな増殖を示すクローンについてメチル化の動態を明らかにし論文として纏める計画である。
英文摘要
成人T細胞白血病(ATL)はHTLV-1感染者の一部(3~5%)が長い潜伏期を経て発症することが知られている。当病院が位置する南西日本を中心に、現在でも約108万人のキャリアが存在し、1年間に1000人前後がATLを発症すると推定されている。本研究ではHTLV-1プロウイルスDNAのメチル化に注目し、ATL発症のリスク評価に応用が可能か検討するため研究を行ってきた。現時点で、以下のような結果が得られた。(1)メチル化の発生の時期:配偶者感染の症例を用いて調べたところ感染の少なくとも1年後にはHTLV-1プロウイルスのメチル化が成立し、経年的にメチル化の割合が増加することが明らかになりHTLV-1感染細胞のサバイバルに関連していることが示唆された。(2)ウイルス量によるメチル化の割合:HTLV-1キャリアのウイルス量(感染細胞数)を測定し末梢血単核球100個あたり0.1~0.3%、0.7~1.6%、5.0~15%の3グループに分けてHTLV-1のメチル化を調べたところ感染細胞数の多少にかかわらず、5'LTR領域ではほとんどメチル化は認められなかった。一方pol領域ではほとんどのキャリアで高いメチル化の割合を示した。(3)HTLV-1感染モデルマウスでのメチル化:HTLV-1キャリアの末梢血単核球を免疫不全(NOG)マウスに移植し、4週間飼育後、肝臓に浸潤したHTLV-1感染細胞のメチル化(pol領域)を調べたところ、移植に用いた末梢血単核球に比較しメチル化の割合が著明に増加していた。これは宿主免疫のない環境での新規感染細胞のプロウイルスを反映しているものと推定された。今後、キャリアでクローナルな増殖を示すクローンについてメチル化の動態を明らかにし論文として纏める計画である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
HTLV-1感染モデルマウスにおける感染細胞増殖に関わる因子の同定
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批准号:20930027
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.35万
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财政年份:2008
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负责人:梅木 一美
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依托单位:
甲状腺ペルオキシダーゼ分子異常の解析
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批准号:13922154
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
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资助金额:$0.15万
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财政年份:2001
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负责人:梅木 一美
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依托单位:
海外基金