強酸性熱水由来沈殿物中のレアメタルの資源評価の試み
強酸性熱水由来沈殿物中のレアメタルの資源評価の試み
批准号:
24922007
负责人:
佐藤 比奈子
金额:
$0.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --
中文摘要
研究目的:秋田県玉川温泉の強酸性温泉水と温泉水が流入する河川水中とその沈殿物中のレアメタルについて地球化学的に検討し,レアメタルの分布,濃度を把握するとともに,沈殿機構を解明する.また,ダム湖の堆積物を2次的あるいは湖底表層,中層の堆積物のように垂直的に濃度変化を調査し、ダム湖堆積物中のレアメタルの資源評価についての基礎的研究を行う.研究方法:以下の通り行った.(1)秋田県玉川温泉地域の温泉水,河川水,沈殿物,土壌を採取する.温泉水や河川水の溶液試料と沈殿物や土壌試料の化学組成については,原子吸光法,イオンクロマトグラフ法,PIXE法,ICP-MS法により各元素含有量を測定する.(2)沈殿物,土壌,懸濁物質に関するデータや温泉水,河川水のデータを基に,玉川温泉~玉川ダム流域におけるレアメタルの沈殿機構の解明と資源評価を行う.研究成果:河川堆積物のインジウム(In)含有量は,玉川ダム中流にある男神橋近傍の試料では,1.2ppm程度,玉川ダム下流付近にある太平橋近傍の試料では1.8ppm程度であった.男神橋近傍の試料では,In含有量は,堆積物試料の下位から上位にかけて徐々に増加する.太平橋近傍の試料のIn含有量は,中部で高い濃度を示す部分が認められるが,下位から上位にかけてほぼ一定した含有量を示す.堆積物の希土類元素のコンドライト規格化パターンの変動幅は,男神橋近傍の試料に比較して太平橋近傍の試料のほうが大きい.また,両者ともIn濃度が高い縞で,Eu負異常が大きくなる傾向が認められる.玉川ダムの面積を7km^2,堆積物の厚さを0.15m,堆積物の乾燥密度を1.21g/cm^3,In含有量を0.83ppmとして,ダムに堆積している堆積物量とIn資源量を見積ると,それぞれ1.2×106tonと1.0tonと推定される.玉川ダム完成(1990年)から2012年の22年間に,1.0tonのInの集積が考えられる.
英文摘要
研究目的:秋田県玉川温泉の強酸性温泉水と温泉水が流入する河川水中とその沈殿物中のレアメタルについて地球化学的に検討し,レアメタルの分布,濃度を把握するとともに,沈殿機構を解明する.また,ダム湖の堆積物を2次的あるいは湖底表層,中層の堆積物のように垂直的に濃度変化を調査し、ダム湖堆積物中のレアメタルの資源評価についての基礎的研究を行う.研究方法:以下の通り行った.(1)秋田県玉川温泉地域の温泉水,河川水,沈殿物,土壌を採取する.温泉水や河川水の溶液試料と沈殿物や土壌試料の化学組成については,原子吸光法,イオンクロマトグラフ法,PIXE法,ICP-MS法により各元素含有量を測定する.(2)沈殿物,土壌,懸濁物質に関するデータや温泉水,河川水のデータを基に,玉川温泉~玉川ダム流域におけるレアメタルの沈殿機構の解明と資源評価を行う.研究成果:河川堆積物のインジウム(In)含有量は,玉川ダム中流にある男神橋近傍の試料では,1.2ppm程度,玉川ダム下流付近にある太平橋近傍の試料では1.8ppm程度であった.男神橋近傍の試料では,In含有量は,堆積物試料の下位から上位にかけて徐々に増加する.太平橋近傍の試料のIn含有量は,中部で高い濃度を示す部分が認められるが,下位から上位にかけてほぼ一定した含有量を示す.堆積物の希土類元素のコンドライト規格化パターンの変動幅は,男神橋近傍の試料に比較して太平橋近傍の試料のほうが大きい.また,両者ともIn濃度が高い縞で,Eu負異常が大きくなる傾向が認められる.玉川ダムの面積を7km^2,堆積物の厚さを0.15m,堆積物の乾燥密度を1.21g/cm^3,In含有量を0.83ppmとして,ダムに堆積している堆積物量とIn資源量を見積ると,それぞれ1.2×106tonと1.0tonと推定される.玉川ダム完成(1990年)から2012年の22年間に,1.0tonのInの集積が考えられる.
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
秋田県の温泉水の主成分・微量成分元素の地球化学的特徴
秋田县温泉水主微量组成元素地球化学特征
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[佐藤比奈子, 他]
通讯作者:
他
河川における休廃止鉱山由来重金属元素の移動・固定機構の解明と環境汚染対策への応用
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批准号:20924010
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.37万
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财政年份:2008
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负责人:佐藤 比奈子
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依托单位: