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遺伝的多様性に配慮したホタル保全技術方法の開発

遺伝的多様性に配慮したホタル保全技術方法の開発
开发考虑遗传多样性的萤火虫保护技术
批准号:
24925003
负责人:
後藤 益滋
金额:
$0.38万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --

项目摘要

项目成果

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山口県の椹野川流域では、かつて広範囲にゲンジボタル(Luciola cruciata)が分布していた。しかしながら、周辺及び流水環境が都市化や幾度も行われた河川改修によって生息に不適な場所が数多く存在することとなり、天然記念物に指定されているにもかかわらず、具体的な対策がされぬまま、個体群の隔離、小集団化が進行している。一方、幼虫の蓄養、放流活動が盛んに行われているが、同所における個体の何世代に渡る蓄養、放流活動および他地域からの導入個体が遺伝的多様性に与える影響が懸念される。本研究ではゲンジボタルの遺伝的多様性を評価し、従前の工学的手法と併せた具体的保全計画を策定するためのゲンジボタル用の高感度DNAマーカー(マイクロサテライトマーカー座)を開発することを目的とした。マイクロサテライトマーカー座開発用の供試虫は椹野川水系より採集し、DNAを抽出した。抽出したDNAを制限酵素で消化し、DNA断片はプラスミドにライゲーションし、大腸菌に形質転換した。陽性クローンを検出・選択し、マイクロサテライト領域の塩基配列を決定した後、マイクロサテライトプライマーを設計した。各マイクロサテライトマーカー座の多型性はゲンジホタル個体のDNAをPCRし、増幅断片をキャピラリー電気泳動によって分画・断片長多型の検出によった。塩基配列を決定した陽性クローンから、6種のマイクロサテライトプライマーを設計することができた。設計したプライマーによる各マイクロサテライトマーカー座のPCR増幅断片の有無を確認したところ、3種のマイクロサテライトマーカー座において明瞭で多型的な増幅断片が確認された。本研究で開発したマイクロサテライトマーカー座が、今後のゲンジボタルの遺伝的多様性解析におけるマーカーとして有用であることが示された。
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