日本に分布する殺鼠剤抵抗性スーパーラットの環境適応能の解明
日本に分布する殺鼠剤抵抗性スーパーラットの環境適応能の解明
批准号:
24925010
负责人:
新海 秀史
金额:
$0.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --
中文摘要
1950年後半より、欧州ではワルファリンなど抗凝血系の殺鼠剤に耐性を持つ野生ラットが発見され、最近になって、その原因が殺鼠剤の標的分子であるビタミンKエポキシド還元酵素(VKORC1)の139番目のアミノ酸変異であることがわかってきた。近年、日本においても、ペストコントロールが重要な農場や都市部において殺鼠剤に抵抗性を持つ個体が増えており、特に関東近郊に棲息するクマネズミの80%は抵抗性であるとの報告もあるが、その全容は明らかにされていない。従って国内においてラット属のVKORC1の個体調査が喫緊の課題となっている。そこで、本研究では、これまでの研究で明らかとなったラットの殺鼠剤ターゲット分子の遺伝的多様性について、抵抗性個体の日本国内の拡散様式や変異の過程、酵素学的特徴を明らかにすることを目的とした。クマネズミにおけるゲノムのマイクロサテライト解析方法の確立を試みた。マイクロサテライトマーカーにはドブネズミのゲノムマッピングに使用される8種のマーカーを使用したところ、そのクラスターからは41番目の変異に集団性が認められたものの、その他の変異については明らかなクレードが得られなかった。そこで、VKORC1変異個体群とワイルドタイプの個体群について、AFLP (Amplified Fragment Length Polymorphism)によるゲノムスキャンを行った。AFLP法により得られた情報により、系統(血縁)解析を行い、VKORC1の変異と比較した。AFLPフラグメント解析を用いた系統地理的解析においては、Ala41Valの変異個体に関してVKORC1遺伝子の変異の獲得の起源は複数存在していることを示唆する結果を得た。
英文摘要
1950年後半より、欧州ではワルファリンなど抗凝血系の殺鼠剤に耐性を持つ野生ラットが発見され、最近になって、その原因が殺鼠剤の標的分子であるビタミンKエポキシド還元酵素(VKORC1)の139番目のアミノ酸変異であることがわかってきた。近年、日本においても、ペストコントロールが重要な農場や都市部において殺鼠剤に抵抗性を持つ個体が増えており、特に関東近郊に棲息するクマネズミの80%は抵抗性であるとの報告もあるが、その全容は明らかにされていない。従って国内においてラット属のVKORC1の個体調査が喫緊の課題となっている。そこで、本研究では、これまでの研究で明らかとなったラットの殺鼠剤ターゲット分子の遺伝的多様性について、抵抗性個体の日本国内の拡散様式や変異の過程、酵素学的特徴を明らかにすることを目的とした。クマネズミにおけるゲノムのマイクロサテライト解析方法の確立を試みた。マイクロサテライトマーカーにはドブネズミのゲノムマッピングに使用される8種のマーカーを使用したところ、そのクラスターからは41番目の変異に集団性が認められたものの、その他の変異については明らかなクレードが得られなかった。そこで、VKORC1変異個体群とワイルドタイプの個体群について、AFLP (Amplified Fragment Length Polymorphism)によるゲノムスキャンを行った。AFLP法により得られた情報により、系統(血縁)解析を行い、VKORC1の変異と比較した。AFLPフラグメント解析を用いた系統地理的解析においては、Ala41Valの変異個体に関してVKORC1遺伝子の変異の獲得の起源は複数存在していることを示唆する結果を得た。
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会议论文
クマネズミの環境適応戦略と日本におけるスーパーラットの分布
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批准号:23925017
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.38万
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财政年份:2011
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负责人:新海 秀史
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依托单位:
海外基金