核医学的手法を用いた前立腺癌細胞におけるエストロゲン受容体発現の評価法の確立
核医学的手法を用いた前立腺癌細胞におけるエストロゲン受容体発現の評価法の確立
批准号:
24931029
负责人:
長谷川 陽子
金额:
$0.38万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --
中文摘要
【目的】前立腺癌に対するエストロゲン療法が再燃前立腺癌(CRPC)に対しても奏効する症例のあることが報告されているが、その作用機序としてエストロゲン受容体(ER)を介した前立腺癌への直接作用が示唆されている。よって、CRPCにおけるER発現の評価はエストロゲン療法に対する治療効果予測に有用となる可能性がある。従来、組織のER発現を調べるには免疫組織学的手法やPCR法を用いるのが一般的であるが、いずれも生検による組織標本の採取が不可欠である。しかも得られた結果が癌組織全体のER発現を反映しているとは限らない。今回、前立腺癌細胞におけるER発現の評価を、エストラジオール化合物に^<18>Fを標識したPETトレーサーである16α-[^<18>F]fluoro-17β-estradiol(FES)を用いて基礎的に検討したので報告する。【方法】ERにはERαとERβのサブタイプが存在するが、FESはERαに対するリガンドとして知られている。血清入り培地で培養したアンドロゲン依存性前立腺癌細胞株LNCaPとLNCaPをあらかじめステロイド除去培地で培養したLNCaP-SFを24well-plateに播種した。各wellにエストラジオールを0nM、30nM、3000nM添加した後にFESの細胞内集積を比較した。また、各細胞におけるERのmRNA発現をPCR法により評価した。次に、LNCaPをヌードマウスに皮下移植し、腫瘍径が約0.5cmになったところで去勢術を行った。去勢直後および去勢後4、8週後にFESをマウスの尾静脈より投与し、腫瘍におけるFES集積を測定した。【結果】培養細胞を用いた実験では、LNCaP細胞と比較してLNCaP-SF細胞におけるFES集積は有意に高値を示した(0.11±0.02vs.0.33±0.07cpm/1x10^4ce11,p=0.0043)。また、いずれの細胞においても、エストラジオール添加によりFES集積の低下を認めた。PCR法によるERαのmRNA発現の評価では、LNCaP細胞に比べてLNCaP-SF細胞において有意に高値を示した。移植腫瘍を用いた実験では、腫瘍体積は去勢後4週間後より徐々に増加を認めた。FESの腫瘍集積は去勢後0週(0.18±0.171%ID/g)に比して、4週(0.43±0.17%ID/g)、8週(0。59±0.06%ID/g)と、経時的な増加を認めた(0週vs.8週、p=0.01)。【結論】本実験から、LNCaP細胞においては、アンドロゲン除去することでERαの発現が増加することが示され、前立腺癌のアンドロゲン抵抗性獲得におけるERの関与の可能性が示唆された。また、PETトレーサーであるFESを用いること前立腺癌細胞におけるERα発現を非侵襲的に評価できることが示された。
英文摘要
【目的】前立腺癌に対するエストロゲン療法が再燃前立腺癌(CRPC)に対しても奏効する症例のあることが報告されているが、その作用機序としてエストロゲン受容体(ER)を介した前立腺癌への直接作用が示唆されている。よって、CRPCにおけるER発現の評価はエストロゲン療法に対する治療効果予測に有用となる可能性がある。従来、組織のER発現を調べるには免疫組織学的手法やPCR法を用いるのが一般的であるが、いずれも生検による組織標本の採取が不可欠である。しかも得られた結果が癌組織全体のER発現を反映しているとは限らない。今回、前立腺癌細胞におけるER発現の評価を、エストラジオール化合物に^<18>Fを標識したPETトレーサーである16α-[^<18>F]fluoro-17β-estradiol(FES)を用いて基礎的に検討したので報告する。【方法】ERにはERαとERβのサブタイプが存在するが、FESはERαに対するリガンドとして知られている。血清入り培地で培養したアンドロゲン依存性前立腺癌細胞株LNCaPとLNCaPをあらかじめステロイド除去培地で培養したLNCaP-SFを24well-plateに播種した。各wellにエストラジオールを0nM、30nM、3000nM添加した後にFESの細胞内集積を比較した。また、各細胞におけるERのmRNA発現をPCR法により評価した。次に、LNCaPをヌードマウスに皮下移植し、腫瘍径が約0.5cmになったところで去勢術を行った。去勢直後および去勢後4、8週後にFESをマウスの尾静脈より投与し、腫瘍におけるFES集積を測定した。【結果】培養細胞を用いた実験では、LNCaP細胞と比較してLNCaP-SF細胞におけるFES集積は有意に高値を示した(0.11±0.02vs.0.33±0.07cpm/1x10^4ce11,p=0.0043)。また、いずれの細胞においても、エストラジオール添加によりFES集積の低下を認めた。PCR法によるERαのmRNA発現の評価では、LNCaP細胞に比べてLNCaP-SF細胞において有意に高値を示した。移植腫瘍を用いた実験では、腫瘍体積は去勢後4週間後より徐々に増加を認めた。FESの腫瘍集積は去勢後0週(0.18±0.171%ID/g)に比して、4週(0.43±0.17%ID/g)、8週(0。59±0.06%ID/g)と、経時的な増加を認めた(0週vs.8週、p=0.01)。【結論】本実験から、LNCaP細胞においては、アンドロゲン除去することでERαの発現が増加することが示され、前立腺癌のアンドロゲン抵抗性獲得におけるERの関与の可能性が示唆された。また、PETトレーサーであるFESを用いること前立腺癌細胞におけるERα発現を非侵襲的に評価できることが示された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
In vivo assessment of 16α-[^<18>F]fluoro-17β-estradiol as a new PET tracer for evaluating ER expression of prostate cancer following androgen ablation therapy.
16α-[^ 18 F]氟-17β-雌二醇作为新的PET示踪剂用于评估雄激素消融治疗后前列腺癌的ER表达的体内评估。
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[堀内尚紘, ら, 佐藤美佳, 佐藤陽子, 太田聡, 豊島幸子・嶋田淳子, 豊島幸子・嶋田淳子, 楢府暢, 任良〓, 任良〓, 高橋洋子, 横岡由姫, 小栗聡, 布目晴香, 長谷川陽子]
通讯作者:
長谷川陽子
新規PETトレーサー16α-[^<18>F]fluoro-17β-estradiolを用いたアンドロゲン除去療法がおよぼす前立腺癌細胞におけるEstrogen受容体発現の変化に関する基礎的検討
使用新型PET示踪剂16α-[^<18>F]氟-17β-雌二醇对雄激素剥夺治疗引起的前列腺癌细胞雌激素受体表达变化的基础研究
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[堀内尚紘, ら, 佐藤美佳, 佐藤陽子, 太田聡, 豊島幸子・嶋田淳子, 豊島幸子・嶋田淳子, 楢府暢, 任良〓, 任良〓, 高橋洋子, 横岡由姫, 小栗聡, 布目晴香, 長谷川陽子, 長谷川陽子]
通讯作者:
長谷川陽子
Impact of Dietary Changes on Cognitive Function
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批准号:23K09270
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:長谷川 陽子
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依托单位:
スキンブロッティング法を用いた非侵襲的栄養評価法の開発と在宅栄養管理への応用
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批准号:23K16789
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:長谷川 陽子
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依托单位:
ユビキチンリガーゼによる膜交通の制御を介した新規栄養応答制御機構の解明
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批准号:17J06430
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2017
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负责人:長谷川 陽子
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依托单位:
FESを用いた前立腺癌細胞におけるエストロゲン受容体発現の評価と作用の解明
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批准号:25931035
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.38万
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财政年份:2013
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负责人:長谷川 陽子
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依托单位:
政治的公共性と「実存」-ハンナ・アーレントにおける思想生成の構造-
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批准号:08J01279
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.96万
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财政年份:2008
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负责人:長谷川 陽子
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依托单位:
海外基金