全国大学における実験廃液中のレアメタル回収ポテンシャルの試算
全国大学における実験廃液中のレアメタル回収ポテンシャルの試算
批准号:
26922014
负责人:
日名田 良一
金额:
$0.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
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英文摘要
1. 研究目的本学工学研究科におけるレアメタル使用量の推算及び実験廃液中のレアメタルを定量すること、さらに全国の大学が排出する実験廃液からのレアメタル回収ポテンシャルの試算を目的とした。2. 研究方法本学の化学薬品管理システムを利用して、経済産業省が挙げているリサイクル優先鉱種を含有する薬品の使用量を集計し, 元素量を試算した。次に、各研究室から排出される非水溶性有機廃液の一部をサンプリングし, 試料とした(月毎、12ヶ月分)。その試料について、ICP-MS法により定性分析を行った。さらに、その分析結果及び検出強度から定量可能と考えられた元素を選択し、定量分析を行った。この結果から、本学における有機廃液中のレアメタル含有量、使用量に対する廃液への含有率を試算した。また、全国大学での廃液中の含有量を有機廃液処理量データから試算した。3. 研究成果本学工学研究科から排出される有機廃液において、リサイクル優先鉱種6鉱種を含む8鉱種を定量した。最も多く検出できた元素はLiであり、その濃度は1, 040~8, 880μg/Lであった。また、使用量に対する含有率は約18.8%と試算できた。平成25年度の全国大学の有機廃液処理量は、東京大学184.5t、東北大学121.7tなど、国立33大学で約1, 600tであった。本学における有機廃液の内訳(非水溶性:水溶性=7:3)から、国立大学における非水溶性有機廃液の処理量は約1, 120tと推定でき、本研究における定量結果を勘案すると、非水溶性有機廃液中にLiが約1.2~10.0kg含まれることが試算された。Li以外の元素も高い濃度を示していることから、大学における実験廃液中のレアメタル回収ポテンシャルは高いと結論付けられた。これらの成果はホームページや学内定期通信等により順次公開しており、また査読付き論文に投稿する準備を進めている。
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