日常レベルの魚油摂取の有効性と危険性の評価

每日摄入鱼油的有效性和风险评估

• 批准号: 08770288
• 负责人: 福永 健治
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: Kansai Medical University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-08770288/
• 关键词: 魚油摂取; 赤血球変形能; 酸化的脆弱性; 抗酸化性成分; 過酸化脂質

魚油に多く含まれるn-3系高度不飽和脂肪酸(PUFA)は、抗血栓、抗動脈硬化作用などさまざまな生理機能を有することから注目を集めている。しかし、PUFAが細胞膜、血漿リポ蛋白などの構成成分として反映した場合、酸化的脆弱性が増大する可能性も予想される。そこで本研究では日常の食事レベルでの魚油摂取状況を考慮し、異なる摂取状況下における有効性と危険性の評価をラットを実験動物として、赤血球変形能および酸化的脆弱性におよぼす影響を指標に検討した。5週齢のWistar系雄ラット(一群5匹)を1週間の予備飼育後、PUFA(イワシ由来トリグリセリド)含有量の異なる飼料を4週間給餌した。各餌料の脂質含有量は10%とし、フィードオイルの100%を大豆油としたc群、その10%をPUFAに置換したL1群、20%をPUFAに置換したL2群、40%をPUFAに置換したM群、80%をPUFAに置換したH群の5群を設けた。赤血球変形能の測定はフィルター透法、赤血球膜酸化的脆弱性の測定は鉄/過酸化水素系によって行った。赤血球膜のPUFA反映度(膜構成脂肪酸分析)、ビタミンEおよびリン脂質ヒドロペルオキシドの測定も併せて行った。各群間で餌料摂取量、体重増加量ともに有意な差は見られなかった。赤血球変形能はH群が最も高く、以下M>L2>L1>Cの順であった。赤血球膜の酸化的脆弱性は、H群で顕著に高かった。赤血球膜のPUFA反映度と赤血球変形能との間には高い相関関係が認められた。赤血球の抗酸化性成分含量は、PUFA反映度が高いほど少なく、反対に過酸化脂質含量は多かったが、いずれもL2およびL1群はC群との間に有意な差は認められなかった。また、血漿脂質成分(質的、量的)、抗酸化性成分、過酸化脂質含量を指標にした検討も行い、同様の結果を得ている。以上の結果は、魚油摂取による有効性の発現、危険性の回避を明確にする上で非常に有用な知見であると考える。

在鱼油中大量发现的N-3高度不饱和脂肪酸（PUFA）引起了人们的注意，因为它具有多种生理功能，包括抗重症和抗肺炎。但是，如果将PUFA反映为质膜和血浆脂蛋白的成分，氧化脆弱性也会增加。因此，在这项研究中，我们考虑了每日饮食水平上的鱼油的可用性，并使用红细胞变形性和氧化脆弱性作为指数评估了大鼠作为实验动物的不同消费条件下的有效性和风险。 5周大的雄性Wistar大鼠（一组中5个）被预喂1周，然后用不同的PUFA（沙丁鱼衍生的甘油三酸酯）含量喂食四个星期。每个饲料的脂质含量为10％，准备了五组：C组，其中100％用作大豆油为L1组，其中10％被PUFA代替，L2组替换为L2，其中20％被PUFA代替，其中40％的M被PUFA替换为PUFA，HEST替换为H，其中80％替换为PUFA。使用过滤器渗透来测量红细胞的变形性，并使用铁/氢过氧化氢系统测量红细胞膜的氧化脆弱性。还进行了红细胞膜中PUFA反射的测量（膜脂肪酸分析），维生素E和磷脂氢过氧化物。两组之间的食物摄入和体重增加都没有发现显着差异。 H组具有最高的红细胞可变形性，其次是M> L2> L1> c。在H组H组中，红细胞膜的氧化脆弱性显着更高。在红细胞膜的PUFA反射率与红细胞的可变形性之间观察到高相关性。红细胞的抗氧化剂含量较低，PUFA反射率较高，另一方面，脂质过氧化物含量较高，但两组的L2和L1组之间均未观察到显着差异。此外，使用血浆脂质成分（定性和定量），抗氧化剂成分和脂质过氧化物含量作为指标获得了类似的结果。上述结果被认为在阐明有效性的发展和避免因摄入鱼油而引起的风险方面非常有用。