盆地内部における逆転層の出現高度とアカマツ林の帯状枯死に関する気象生態学的研究

流域内逆温层出现高度与红松林带状死亡的气象生态研究

基本信息

批准号：
08780502
负责人：
土谷彰男
金额：
$ 0.64万
依托单位：
Hiroshima University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

山陽地域におけるアカマツ林の衰退を把握するため広島県東広島市の西条盆地において枯死域の毎木調査・年輪解析と夏期・冬期の気象観測・NOx濃度の鉛直プロファイルの計測を行った。盆地底付近に設定した200m^2の方形区内の樹木個体数は195本、そのうちアカマツは13本ですべて枯死していた。他の樹種は里山特有のアラカシ・シラカシ・サカキ・コミバツツジですべて生木であった。88個体から成長錐で年輪コアーを採取し、クロスデイテイングからアカマツの枯死年を推定したところ1980から衰退を始め、85年には枯死していた。逆にその後の常緑広葉樹種の年輪幅は増大傾向にあり、林冠層の枯死による光条件の改善が原因であると推察された。一方、毎木調査区近傍で高度100mまでの気温・湿度の鉛直構造を調べると、地上80〜90m付近に接地逆転層が夕方〜朝にかけて出現し、その差は夏場で4℃、冬場では5℃と盆地底の気温が低かった。サーモグラフィーによって計測した山腹斜面の温度分布も同様の結果であった。湿度プロファイルはその逆位相であった。また、NOx濃度の鉛直プロファイルは、逆転層内部では24時間被爆量は40ppb近くに達していた。夜間の長波放射が卓越し逆転層強度が強まる静天静夜には大気の物理特性が逆転層の内部とその上層で変化するため、自動車などから排出されたNOxが盆地底に溜まっていると考えられる。時系列的には、調査地東広島市の学園都市開発・国道2号線のバイパス完成などによって近年その大気汚染物質の排出量が増加していると推察される。しかしながら、こうした閉鎖地形の外部にはアカマツの健全域が多く残っていることから、今後は同様の調査・観測を盆地外部で行い、結果を比較する予定である。

为了了解Sanyo地区红松林的衰落，我们对Higashiroshima City的Saijo盆地的致命地区进行了树木调查和年度环分析，以及夏季和冬季的天气观察和NOX浓度的夏季天气观察和垂直剖面。在盆地底部附近的200m^2平方区的树木数量为195，其中13棵红松树都死了。其他树种是rakashi，白尾sakashi，sakaki和azalea，它们是satoyama的典型特征，所有这些都是生树。使用生长锥从88个个体中收集了年度环核，并且估计红松树去世的年份，并于1980年开始下降，到1985年，他们去世了。相反，从那以后，常绿叶种的环宽度一直在上升，据估计，这是由于冠层层死亡导致光条件的改善所致。另一方面，在检查木材调查区附近的温度和湿度的垂直结构最高100m时，从傍晚到早晨，地面上方80至90m左右的逆转层出现在盆地底部的温度较低，在夏季和冬季4°C下的温度较低。相同的结果是通过热学方法测量的山坡上的温度分布。湿度曲线是反相。此外，NOX浓度的垂直轮廓在倒置层内达到了近40ppb。在宁静的天气和安静的夜晚，当夜间长波辐射非常出色并且逆转层的强度增加时，大气的物理特性会在内部和上方的倒置层之间变化，因此人们认为汽车和其他车辆在盆地底部积聚了NOX。按时间顺序，据估计，由于研究网站上的学校城市发展的发展，近年来的空气污染物量增加了，而在国家公路2上的搭桥岛的完成。但是，由于在这些封闭的地形和观察之外，在这些封闭的地形和观察之外有一个巨大的健康的红松树，因此在基础上进行了类似的调查和观察会在未来之外进行，并且是在未来的结果。