火星隕石やまと893605のFE-SEMによる微生物の痕跡検出の試み
火星隕石やまと893605のFE-SEMによる微生物の痕跡検出の試み
批准号:
09740391
负责人:
三河内 岳
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
昨年度の研究に引き続いて、本研究の主目的である火星隕石やまと793605隕石の中に火星で形成された二次鉱物の存在を探すことを行なったが、結局そのような相は見い出すことができなかった。そこで、本年度は、昨年度の研究を受けて、火星隕石中の衝撃を受けた斜長石についての研究を主に行なった。生命の痕跡が問題となった火星隕石ALH84001には、衝撃による影響を受けてガラス化した斜長石が含まれているが、同じく衝撃を受けた炭酸塩鉱物との関係を知ることが生命存在の問題に大きく関わってくる。本年度は、様々な火星隕石および月隕石に含まれている斜長石を、複数の鉱物学的手法を駆使して、その鉱物学的特徴を明らかにすることを試みた。まず、実験として、ガラス化した斜長石(マスケリナイト)を含んでいる火星隕石Zagamiを加熱し、マスケリナイトの変化の様子を観察した。その結果、900°Cで1時間加熱の試料では、特に大きな変化が見られず、マスケリナイトは光学的にほぼ非晶質のままだったが、4時間以上加熱したマスケリナイトでは、元々のグレインのエッジから再結晶が始まっていた。再結晶した部分は細粒状の斜長石ドメインからなっており、偏光顕微鏡で観察すると、それぞれのドメインの光学軸は、お互いにばらばらの方向を向いていた。Zagami中のマスケリナイトは、衝撃によるディスオーダーの度合が大きく、そのため再結晶した斜長石は元のグレインの光学軸を再現できなかったものと考えられる。一方で、月隕石のやまと793169中の斜長石は、元々のグレインの外形を残しているが、その内部は細粒状の斜長石ドメインからなっている。この組織は、加熱したzagami隕石のマスケリナイトに非常によく似ているが、偏光顕微鏡による観察では、それぞれの細粒状のドメインの光学軸はかなりそろっており、全体的には元のグレインの光学軸を保持している。これらの結果は、火星隕石中の斜長石ガラスの方が、月隕石中のものよりもディスオーダーの度合が大きいことを示しており、月隕石の衝撃の度合が火星隕石のものよりも弱かったことに対応していることが分かった。
英文摘要
昨年度の研究に引き続いて、本研究の主目的である火星隕石やまと793605隕石の中に火星で形成された二次鉱物の存在を探すことを行なったが、結局そのような相は見い出すことができなかった。そこで、本年度は、昨年度の研究を受けて、火星隕石中の衝撃を受けた斜長石についての研究を主に行なった。生命の痕跡が問題となった火星隕石ALH84001には、衝撃による影響を受けてガラス化した斜長石が含まれているが、同じく衝撃を受けた炭酸塩鉱物との関係を知ることが生命存在の問題に大きく関わってくる。本年度は、様々な火星隕石および月隕石に含まれている斜長石を、複数の鉱物学的手法を駆使して、その鉱物学的特徴を明らかにすることを試みた。まず、実験として、ガラス化した斜長石(マスケリナイト)を含んでいる火星隕石Zagamiを加熱し、マスケリナイトの変化の様子を観察した。その結果、900°Cで1時間加熱の試料では、特に大きな変化が見られず、マスケリナイトは光学的にほぼ非晶質のままだったが、4時間以上加熱したマスケリナイトでは、元々のグレインのエッジから再結晶が始まっていた。再結晶した部分は細粒状の斜長石ドメインからなっており、偏光顕微鏡で観察すると、それぞれのドメインの光学軸は、お互いにばらばらの方向を向いていた。Zagami中のマスケリナイトは、衝撃によるディスオーダーの度合が大きく、そのため再結晶した斜長石は元のグレインの光学軸を再現できなかったものと考えられる。一方で、月隕石のやまと793169中の斜長石は、元々のグレインの外形を残しているが、その内部は細粒状の斜長石ドメインからなっている。この組織は、加熱したzagami隕石のマスケリナイトに非常によく似ているが、偏光顕微鏡による観察では、それぞれの細粒状のドメインの光学軸はかなりそろっており、全体的には元のグレインの光学軸を保持している。これらの結果は、火星隕石中の斜長石ガラスの方が、月隕石中のものよりもディスオーダーの度合が大きいことを示しており、月隕石の衝撃の度合が火星隕石のものよりも弱かったことに対応していることが分かった。
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T.Mikouchi: "Major and minor element distributions in pyroxene and maskelynite from Martian meteorite Y-793605 and other lherzolitic shergottites:Clues to their Crystallization histories" Antarctic Meteorites. XXII. 109-112 (1997)
T.Mikouchi:“火星陨石 Y-793605 和其他二辉橄榄石辉石中的辉石和马氏辉石中的主要和次要元素分布:其结晶历史的线索”南极陨石。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
M.Miyamoto: "Evaluation of diffusion Coefficients of Fe-Mg and Ca in Olivine" Mineralogical Journal. 20. 9-18 (1998)
M.Miyamoto:“橄榄石中 Fe-Mg 和 Ca 扩散系数的评估”矿物学杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Mikouchi: "Mineralogy of Antarctic basaltic shergottlte QUE94201: Similarities to Elephant Maraine A79001 (lithology B) martian meteorite" Meteoritics and Planetary Science. 33. 181-190 (1998)
T.Mikouchi:“南极玄武岩 shergottlte QUE94201 的矿物学:与 Elephant Maraine A79001(岩性 B)火星陨石的相似之处” 陨石学和行星科学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
G.Mckay: "Textural relationship among carbonates,shocked feldspathic glass and pyroxene in Martian meteorite ALH84001" Antarctic Meteorites. XXII. 106-108 (1997)
G.Mckay:“火星陨石 ALH84001 中碳酸盐、冲击长石玻璃和辉石之间的结构关系”南极陨石。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
T.Mikouchi: "Yamato-793605:A new lherzolitic shergottite from the Japanese Antarctic meteorite collection" Antarctic Meteorite Research. 10. 41-60 (1997)
T.Mikouchi:“Yamato-793605:来自日本南极陨石收藏的新二辉橄榄石辉石”南极陨石研究。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 12 条
赤外スペクトルを用いたナクライト・シャシナイト火星隕石の火星での起源の探索
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批准号:18740334
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.43万
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财政年份:2006
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负责人:三河内 岳
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依托单位:
火星隕石中の衝撃斜長石ガラス(マスケリナイト)の鉱物学的特性と形成史の研究
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批准号:12740297
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2000
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负责人:三河内 岳
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依托单位:
アングライト隕石中の2段階ゾーニングを示すカンラン石の結晶化再現実験
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批准号:08740410
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:三河内 岳
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依托单位: