日本の伝統的民家の架構技法における空間意匠と構造の整合性に関する研究
日本の伝統的民家の架構技法における空間意匠と構造の整合性に関する研究
批准号:
09750703
负责人:
堀江 亨
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
1. 各地域で伝統的に継承されている固有な架構法による代表的民家18棟に対して、架構における水平領域と高さの諸区分により、横架材の配置の多様性とその出現頻度を示した。また、軸組と小屋組の境界に位置する上屋梁と他の構成部材の関係を分析した結果、上屋梁が折置に納まる型では、上屋・下屋の領域区分にとらわれない恣意的な部材配置の様相が認められた。上屋梁が京呂に納まる型では、下屋構造の折置から京呂への移行とともに、上屋・下屋を含み込んだ架橋の整形化がすすんでいく傾向が見られた。2. 小屋荷重の伝達経路の複雑さと分散範囲の分析においては、荷重の伝達方向と、到達点までに費される部材数の関連性を考察した。個々の荷重経路において移動方向が生じる部材配置を、上屋・下屋の関係から序列化し、また経由部材数の多寡が生じる構法上の要因を抽出した。一方、荷重経路の集合形式を検討した結果、上屋・下屋間の空間的な展開性と、重層した梁・桁・束に見られるような架構部材の複雑性の双方が、架構形式を特徴づけていることがわかった。3. 小屋荷重の分散度と部材断面積の関係については、建物の中通りに大黒柱を据え牛梁で結んだ大黒柱形式と、一対の柱を胴梁で結んだ鳥居形式により異なった結果が得られた。大黒柱形式では、おおむね断面の大きな部材ほど多くの荷重がかかるものの、特別に太い大黒柱や牛梁にはそれほど荷重がかからず、部材断面と荷重分散度の関係はまちまちであった。鳥居形式では、断面の大きな対柱に荷重が集中する合理性が見られる一方で、対柱を結ぶ太い胴梁にはあまり荷重が伝達しないが、全体的には大黒柱形式に比べ部材断面と荷重分散度がバランスよく対応していた。また、上に述べた荷重分散の態様を軸組の立体的な構成として図解した。
英文摘要
1. 各地域で伝統的に継承されている固有な架構法による代表的民家18棟に対して、架構における水平領域と高さの諸区分により、横架材の配置の多様性とその出現頻度を示した。また、軸組と小屋組の境界に位置する上屋梁と他の構成部材の関係を分析した結果、上屋梁が折置に納まる型では、上屋・下屋の領域区分にとらわれない恣意的な部材配置の様相が認められた。上屋梁が京呂に納まる型では、下屋構造の折置から京呂への移行とともに、上屋・下屋を含み込んだ架橋の整形化がすすんでいく傾向が見られた。2. 小屋荷重の伝達経路の複雑さと分散範囲の分析においては、荷重の伝達方向と、到達点までに費される部材数の関連性を考察した。個々の荷重経路において移動方向が生じる部材配置を、上屋・下屋の関係から序列化し、また経由部材数の多寡が生じる構法上の要因を抽出した。一方、荷重経路の集合形式を検討した結果、上屋・下屋間の空間的な展開性と、重層した梁・桁・束に見られるような架構部材の複雑性の双方が、架構形式を特徴づけていることがわかった。3. 小屋荷重の分散度と部材断面積の関係については、建物の中通りに大黒柱を据え牛梁で結んだ大黒柱形式と、一対の柱を胴梁で結んだ鳥居形式により異なった結果が得られた。大黒柱形式では、おおむね断面の大きな部材ほど多くの荷重がかかるものの、特別に太い大黒柱や牛梁にはそれほど荷重がかからず、部材断面と荷重分散度の関係はまちまちであった。鳥居形式では、断面の大きな対柱に荷重が集中する合理性が見られる一方で、対柱を結ぶ太い胴梁にはあまり荷重が伝達しないが、全体的には大黒柱形式に比べ部材断面と荷重分散度がバランスよく対応していた。また、上に述べた荷重分散の態様を軸組の立体的な構成として図解した。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
堀江 亨: "日本の伝統的民家の架構配置に関する分析術語の定義木造軸組構法の空間構成に関する方法論的研究 その1" 日本建築学会計画系論文集. 501. 117-124 (1997)
堀江彻:“与日本传统房屋框架布置相关的分析术语的定义。木框架建筑方法的空间配置的方法研究,第 1 部分”日本建筑学会规划系列汇刊 501. 117-124 (1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
堀江 亨: "日本の伝統的民家の軸組架構における横架材配置の類型化 木造軸組構法の空間構成に関する方法論的研究 その2" 日本建築学会計画系論文集. 511号. 123-130 (1998)
堀江彻:“日本传统房屋框架中水平框架排列的类型学:木框架结构空间配置的方法研究,第 2 部分”日本建筑学会规划系列汇刊第 511 期。123-130(1998 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
堀江 亨, 八木幸二, 那須聖: "伝統的民家における軸組構成の複雑さと部材配置の関係" 日本建築学会大会学術講演梗概集. E-1巻. 581-582 (1998)
Toru Horie、Koji Yagi、Sei Nasu:“传统私人住宅中框架结构的复杂性与构件布置之间的关系”日本建筑学会会议学术讲座摘要 E-1(1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
民家・民家再生・民家型構法の比較からみた木造構法システムにおける伝統概念の継承
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批准号:17560562
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.95万
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财政年份:2005
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负责人:堀江 亨
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依托单位:
大黒柱と鳥居の発達過程からみた近世民家成立期における架構形成の多様性に関する研究
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批准号:11750547
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1999
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负责人:堀江 亨
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依托单位:
日本の伝統的木造民家における架構法の系統的記述に関する研究
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批准号:07855070
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1995
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负责人:堀江 亨
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依托单位:
海外基金