アミノ酸誘導体を基質とする光学分割酵素の光学異性認識に関する基礎的研究
アミノ酸誘導体を基質とする光学分割酵素の光学異性認識に関する基礎的研究
批准号:
09760095
负责人:
若山 守
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
Alcaligenes属細菌A-6株が誘導生産する基質特異性が厳密に異なる3種類のN-アシル-D-アミノ酸アミドヒドロラーゼ、すなわち、D-アミノアシラーゼ、N-アシル-D-アスパラギン酸アミドヒドロラーゼおよびN-アシル-D-グルタミン酸アミドヒドロラーゼの構造と機能に関して、特にその光学異性認識に関わるアミノ酸残基を探索するため、まずは、活性中心を構成するアミノ酸残基の検索を行なった。化学修飾実験の結果から、3種類の酵素はすべて、ジエチルピロカーボネート(DEPC)およびフェニルグリオキサール(PGO)により濃度および時間依存的に失活することから、ヒスチジンとアルギニンがそれぞれ活性発現に深く関与している、すなわち、活性中心に位置するアミノ酸残基であると考えられた。そこで、3つの酵素間で保存されている8つのヒスチジン、12個のアルギニン残基をアスパラギンあるいはイソロイシンに置換した変異酵素を作成して大腸菌において発現させた。各種変異酵素を精製して速度論的諸性質を調べたところ、各酵素間で保存されているAsp-X_1-His-X_2-His-ASp-ASpのうち、前半のHisは触媒に直接関与するアミノ酸残基であり、後半のHisは構造の維持あるいは形成に関与し、必須因子であるZn保持のリガンドしての役割を担っている可能性が示された。また、アルギニン残基については、D-アミノアシラーゼにおいて、296、302、377番目のアルギニンが構造形成あるいは維持に重要な役割を果たしている残基であることが明らかとなった。現在、D-アミノアシラーゼのX-線結晶解析のための結晶化を行なっている。
英文摘要
Alcaligenes属細菌A-6株が誘導生産する基質特異性が厳密に異なる3種類のN-アシル-D-アミノ酸アミドヒドロラーゼ、すなわち、D-アミノアシラーゼ、N-アシル-D-アスパラギン酸アミドヒドロラーゼおよびN-アシル-D-グルタミン酸アミドヒドロラーゼの構造と機能に関して、特にその光学異性認識に関わるアミノ酸残基を探索するため、まずは、活性中心を構成するアミノ酸残基の検索を行なった。化学修飾実験の結果から、3種類の酵素はすべて、ジエチルピロカーボネート(DEPC)およびフェニルグリオキサール(PGO)により濃度および時間依存的に失活することから、ヒスチジンとアルギニンがそれぞれ活性発現に深く関与している、すなわち、活性中心に位置するアミノ酸残基であると考えられた。そこで、3つの酵素間で保存されている8つのヒスチジン、12個のアルギニン残基をアスパラギンあるいはイソロイシンに置換した変異酵素を作成して大腸菌において発現させた。各種変異酵素を精製して速度論的諸性質を調べたところ、各酵素間で保存されているAsp-X_1-His-X_2-His-ASp-ASpのうち、前半のHisは触媒に直接関与するアミノ酸残基であり、後半のHisは構造の維持あるいは形成に関与し、必須因子であるZn保持のリガンドしての役割を担っている可能性が示された。また、アルギニン残基については、D-アミノアシラーゼにおいて、296、302、377番目のアルギニンが構造形成あるいは維持に重要な役割を果たしている残基であることが明らかとなった。現在、D-アミノアシラーゼのX-線結晶解析のための結晶化を行なっている。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
若山守,椎葉英一 酒井謙二,森口充瞭: "Purification and Characterization of L-Aminoaiylase from Pseudomous maltophila Bl" Journal of Fermentation and Bioengineering. 85巻・3号. 278-282 (1998)
Mamoru Wakayama、Eiichi Shiiba、Kenji Sakai、Mitsuhiro Moriguchi:“Pseudomous maltophila Bl 的 L-氨基酰化酶的纯化和表征”《发酵与生物工程杂志》85,第 3 期。278-282(1998 年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
若山 守,椎葉英一,酒井謙二,森口充瞭: "Purification and Characterization of L-Aminoacylase from Pseudomonas maltophilaB1" Journal of Fermentation and Bioengineering. 85巻・3号. 278-282 (1998)
Mamoru Wakayama、Eiichi Shiiba、Kenji Sakai、Mitsuhiro Moriguchi:“来自嗜麦芽假单胞菌 B1 的 L-氨基酰化酶的纯化和表征”《发酵与生物工程杂志》,第 85 期,第 3 期,第 278-282 期(1998 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者: