広東住血線虫感染マウスにおける髄液好酸球の活性化ならびに細胞死機構の解明
広東住血線虫感染マウスにおける髄液好酸球の活性化ならびに細胞死機構の解明
批准号:
09770165
负责人:
島田 博子
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
広東住血線虫(Angios trongylus cantonensis;Ac)感染マウスでは、髄液に増多した好酸球(CSF-Eo)が脳内虫体を殺滅するエフェクター細胞として働くが、その生物学的特徴をさらに明らかにするためCSF-Eoのアポトーシス(細胞死)について、IL-5トランスジェニック(IL-5Tg)マウスの好酸球を用いて検討した。CSF-Eoならびに未感染IL-5Tgマウスの腹腔に硫酸カドミウムを注射して誘導した腹腔滲出好酸球(Pe-Eo)を対照としてin vitro培養すると、CSF-Eoの方がより長く生存した。さらにCSF-Eoのアポトーシスへの感受性をAnnexinVの結合により調べたところ、CSF-Eoに比較してPe-Eoは強いAnnexin V結合を示した。Ac感染IL-5TgマウスのCSF-Eoは同じ個体から回収したPe-EoよりAnnexin V結合性が弱く、髄液へ浸潤した好酸球のみが特にアポトーシス抵抗性を示すことが判った。また、A23187で刺激するとPe-Eoはアポトーシスを起しやすいが、CSF-EoあるいはrIL-5存在下で好酸球を培養して得た低比重化好酸球はA23187刺激後もAnnexin V結合性が弱く、DNA断片化も微弱である。つまり、生存が延長されている低比重化好酸球は、脱顆粒後アポトーシスが誘導されにくく、CSF-Eoはそのような好酸球へ移行しつつある。また、感染後27日のマウスから得たCSF-Eoを4時間培養後Caspase 3/CPP32活性を調べた結果、活性はPe-Eoより有意に低かった。さらに、CSF-Eo、Pe-Eo、あるいはこれらをrIL-5存在下で長期培養した好酸球におけるbcl-2、bcl-xL、bax mRNAの発現をRT-PCR法で調べたところ、bcl-2やbcl-xL mRNAの発現はPe-EoよりCSF-Eoで強く、さらにrIL-5で培養するとこれらbcl-2 familyの発現が増強した。つまり、CSF-Eoはbcl-2 familyの発現増強によりCaspase 3活性の抑制がおこり、その結果、アポトーシス抵抗性を獲得している可能性がある。CSF-Eoは活性化し、アポトーシスが抑制されるため虫体傷害作用が持続しやすくなると考えられる。
英文摘要
広東住血線虫(Angios trongylus cantonensis;Ac)感染マウスでは、髄液に増多した好酸球(CSF-Eo)が脳内虫体を殺滅するエフェクター細胞として働くが、その生物学的特徴をさらに明らかにするためCSF-Eoのアポトーシス(細胞死)について、IL-5トランスジェニック(IL-5Tg)マウスの好酸球を用いて検討した。CSF-Eoならびに未感染IL-5Tgマウスの腹腔に硫酸カドミウムを注射して誘導した腹腔滲出好酸球(Pe-Eo)を対照としてin vitro培養すると、CSF-Eoの方がより長く生存した。さらにCSF-Eoのアポトーシスへの感受性をAnnexinVの結合により調べたところ、CSF-Eoに比較してPe-Eoは強いAnnexin V結合を示した。Ac感染IL-5TgマウスのCSF-Eoは同じ個体から回収したPe-EoよりAnnexin V結合性が弱く、髄液へ浸潤した好酸球のみが特にアポトーシス抵抗性を示すことが判った。また、A23187で刺激するとPe-Eoはアポトーシスを起しやすいが、CSF-EoあるいはrIL-5存在下で好酸球を培養して得た低比重化好酸球はA23187刺激後もAnnexin V結合性が弱く、DNA断片化も微弱である。つまり、生存が延長されている低比重化好酸球は、脱顆粒後アポトーシスが誘導されにくく、CSF-Eoはそのような好酸球へ移行しつつある。また、感染後27日のマウスから得たCSF-Eoを4時間培養後Caspase 3/CPP32活性を調べた結果、活性はPe-Eoより有意に低かった。さらに、CSF-Eo、Pe-Eo、あるいはこれらをrIL-5存在下で長期培養した好酸球におけるbcl-2、bcl-xL、bax mRNAの発現をRT-PCR法で調べたところ、bcl-2やbcl-xL mRNAの発現はPe-EoよりCSF-Eoで強く、さらにrIL-5で培養するとこれらbcl-2 familyの発現が増強した。つまり、CSF-Eoはbcl-2 familyの発現増強によりCaspase 3活性の抑制がおこり、その結果、アポトーシス抵抗性を獲得している可能性がある。CSF-Eoは活性化し、アポトーシスが抑制されるため虫体傷害作用が持続しやすくなると考えられる。
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Sugaya,H.: "Cytokine responses in mice infected with Angiostrongylus cantonensis." Parasitology Research. 83. 10-15 (1997)
Sugaya,H.:“感染广州管圆线虫的小鼠的细胞因子反应。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Aoki,M.: "The role of CD4^+ and CD8^+ T-cells in host morbidity and innate resistance to Angiostrongylus cantonensis in the mouse." Parasitology Research. 84. 91-99 (1998)
Aoki,M.:“CD4^ 和 CD8^ T 细胞在小鼠宿主发病和对广州管圆线虫的先天抵抗中的作用。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Sugaya,H.: "Eosinophilia and intracranial worm recovery in interleukin-5 transgenic and interleukin-5 receptor α chain-knockout mice in fected with Angiostrongylus cantonensis." Parasitology Research. 83. 583-590 (1997)
Sugaya, H.:“感染广州管圆线虫的白介素 5 转基因小鼠和白介素 5 受体 α 链敲除小鼠的嗜酸性粒细胞增多和颅内蠕虫恢复。” 83. 583-590 (1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
菅谷博子: "広東住血線虫感染マウスにおけるTh2サイトカイン応答の優位性" 医学のあゆみ. 183. 249-252 (1997)
Hiroko Sugaya:“感染广东线虫的小鼠中 Th2 细胞因子反应的优越性。” 医学史 183. 249-252 (1997)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Rumbley,C.A.: "The Schistosome granuloma: characterization of lymphocyte migration, activaton, and cytokine production" Journal of Immunology. 61. 4129-4137 (1998)
Rumbley,C.A.:“血吸虫肉芽肿:淋巴细胞迁移、激活和细胞因子产生的特征”免疫学杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 9 条
好酸球増多症マウスモデルを用いた原虫および線虫感染防御機構の免疫学的研究
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批准号:15590364
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2003
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负责人:島田 博子
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依托单位:
A.viteaeに対する先天的抵抗性機構に関する免疫学的研究
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批准号:07770180
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1995
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负责人:島田 博子
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依托单位:
広東住血線虫感染における髄液好酸球集積と接着分子の役割
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批准号:06770183
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:島田 博子
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依托单位:
広東住血線虫症における骨髄の好酸球産性機構に関する研究
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批准号:04770243
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1992
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负责人:島田 博子
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依托单位:
海外基金