単純ヘルペスウイルス誘導プロテインキナーゼの特性と役割について
単純ヘルペスウイルス誘導プロテインキナーゼの特性と役割について
批准号:
09770203
负责人:
大黒 徹
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
単純ヘルペスウイルス(HSV)のUS3プロテインキナーゼ(PK)はこれまで細胞質に存在する酵素であると考えられていたが、ウイルス感染中期にはむしろ核に存在することを間接蛍光抗体法により明らかにした。US3PKを単独発現させた場合でも核と細胞質の両方に分布した。これらの結果はUS3産物が単独でも核に移行することを示唆している。また新規ヌクレオシドアナログで抗ヘルペス効果のあるグアノシン誘導体(A-5021)の作用機序を解明した。この物質はHSVのチミジンキナーゼで1リン酸化されその後宿主のリン酸化酵素で3リン酸化されてウイルスDNAポリメラーゼを阻害した。既存の抗ヘルペス剤と比較では、アシクロビルより3リン酸型が安定で、ペンシクロビルよりDNAポリメラーゼに対する阻害作用が強いことがわかった。HSVのUL16、UL51遺伝子産物は未だ機能の明らかになっていない非必須(アクセサリー)遺伝子である。まず特異抗体を作製し、基本的性状解析をおこなった。感染細胞においてその発現をウエスタンブロッティングで確認したところ各産物の分子量はそれぞれ40K127〜30KDaであった。UL51産物は感染細胞内でリン酸化による修飾を受けるため分子量が増大することがわかった。さらに蛍光抗体法で各産物の細胞内局在を検討した。UL16産物は核では小さな顆粒状に、細胞質では全体的に拡散して存在することが確認された。またUL16産物にはDNA結合活性があることが示された。UL51は細胞質、とくに核周囲に多く局在した。
英文摘要
単純ヘルペスウイルス(HSV)のUS3プロテインキナーゼ(PK)はこれまで細胞質に存在する酵素であると考えられていたが、ウイルス感染中期にはむしろ核に存在することを間接蛍光抗体法により明らかにした。US3PKを単独発現させた場合でも核と細胞質の両方に分布した。これらの結果はUS3産物が単独でも核に移行することを示唆している。また新規ヌクレオシドアナログで抗ヘルペス効果のあるグアノシン誘導体(A-5021)の作用機序を解明した。この物質はHSVのチミジンキナーゼで1リン酸化されその後宿主のリン酸化酵素で3リン酸化されてウイルスDNAポリメラーゼを阻害した。既存の抗ヘルペス剤と比較では、アシクロビルより3リン酸型が安定で、ペンシクロビルよりDNAポリメラーゼに対する阻害作用が強いことがわかった。HSVのUL16、UL51遺伝子産物は未だ機能の明らかになっていない非必須(アクセサリー)遺伝子である。まず特異抗体を作製し、基本的性状解析をおこなった。感染細胞においてその発現をウエスタンブロッティングで確認したところ各産物の分子量はそれぞれ40K127〜30KDaであった。UL51産物は感染細胞内でリン酸化による修飾を受けるため分子量が増大することがわかった。さらに蛍光抗体法で各産物の細胞内局在を検討した。UL16産物は核では小さな顆粒状に、細胞質では全体的に拡散して存在することが確認された。またUL16産物にはDNA結合活性があることが示された。UL51は細胞質、とくに核周囲に多く局在した。
期刊论文(8)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Yamamada H.: "Characterization of the UL55 gene product of herpes simplex virus type2" J.Gen.Virol.79. 1989-1995 (1998)
Yamamada H.:“2 型单纯疱疹病毒 UL55 基因产物的表征”J.Gen.Virol.79。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Oshima S.: "Characterization of the UL16 gene product of herpes simplex virus type2" Arch.Virol.143. 863-880 (1998)
Oshima S.:“2 型单纯疱疹病毒 UL16 基因产物的表征”Arch.Virol.143。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Daikoku T.: "Identification and characterization of herpes simplex virus type 1 UL51" J.Gen.Virol.79. 3027-3031 (1998)
Daikoku T.:“1 型单纯疱疹病毒 UL51 的鉴定和特征”J.Gen.Virol.79。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Jiang Y-M.: "Characterization of the US2 gene product and its defective mutant of herpes simplex virus type2" J.Gen.Virol.79. 2777-2784 (1998)
Jiang Y-M.:“单纯疱疹病毒2型US2基因产物及其缺陷突变体的表征”J.Gen.Virol.79。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tatsuya Tsurumi: "Strand displacement associated DNA synthesis catalzed by the Epstein-Barr virus DNA polymerase" Biochemical and Biophysical Research Communication. 238. 33-38 (1997)
Tatsuya Tsurumi:“由 Epstein-Barr 病毒 DNA 聚合酶催化的链置换相关 DNA 合成”生物化学和生物物理研究通讯。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 8 条
RNAウイルスのプロテアーゼを標的とした阻害薬の開発
-
批准号:24K11663
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$3.0万
-
财政年份:2024
-
负责人:大黒 徹
-
依托单位:
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
Ⅰ型单纯疱疹病毒通过皮层蛋白US3诱导神经元线粒体损伤及其在阿尔茨海默病中的作用
-
批准号:82372245
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:49万元
-
批准年份:2023
-
负责人:尤红娟
-
依托单位:
HSV-1通过US3抑制己糖激酶Ⅰ调控神经元葡萄糖代谢在β淀粉样蛋白沉积中的作用
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2021
-
负责人:
-
依托单位:
猪伪狂犬病毒蛋白激酶US3抑制I型干扰素信号通路的作用和分子机制
-
批准号:32072848
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:58.0万元
-
批准年份:2020
-
负责人:唐军
-
依托单位:
宿主膜联蛋白A2与伪狂犬病毒Us3蛋白互作及抗凋亡机制研究
-
批准号:31902281
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:24.0万元
-
批准年份:2019
-
负责人:郭振华
-
依托单位: