炎症性細胞(好中球、好酸球)の気道への遊走、集積のメカニズムについて
炎症性細胞(好中球、好酸球)の気道への遊走、集積のメカニズムについて
批准号:
09770423
负责人:
金子 猛
金额:
$0.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
気道の炎症性細胞である好中球の活性化に関わるサイトカインとしてinterleukin-8(IL-8)に注目した。IL-8は好中球の遊走因子として重要であるが、単独でも軽度好中球のアポトーシスを抑制し、これまで好中球のアポトーシスの抑制に最も重要なサイトカインと考えられているgranulocyte-macrophage colony-sitmulating factorの作用を相乗的に増強することを見いだした。 臨床的にも気管支喘息発作の際の自然痰を分析してみると、好酸球数の増多と同等かそれ以上に好中球の増多を示す症例が認められた。こうした症例では、喀痰中のIL-8濃度が高値を示していた。これは気道上皮などから最初にIL-8が産生されて好中球を気道に集積させた可能性があるが、その次のプロセスとして、気道に集積した好中球自身がIL-8を産生し新たな好中球を気道に遊走させているものと考えられた。さらに、このIL-8は気道に集積している好中球の生存を延長させて気道炎症を遷延させている可能性があると考えられた。近年、動物の喘息モデルを用いて、好中球がエラスターゼを放出することで、気道の過分泌に関与していることが示されている。また、これまで好中球の産生する5-リポキシゲナーゼ代謝産物であるLTB4は非刺激状態での好中球自身のアポトーシスを阻害してその生存延長に関与していることを示してきたが、このLTB4は実際の好中球の培養上澄中では測定感度以下の濃度しか存在しなりことが観察された。よって好中球は、非常に低濃度のLTB4を連続的に産生遊離しparacrineやendocrineの機序で作用させている可能性が示唆された。これらの結果の一部は本年3月末の第39回日本呼吸器学会総会と、4月の米国胸部疾患学会国際学会にて発表する予定である。
英文摘要
気道の炎症性細胞である好中球の活性化に関わるサイトカインとしてinterleukin-8(IL-8)に注目した。IL-8は好中球の遊走因子として重要であるが、単独でも軽度好中球のアポトーシスを抑制し、これまで好中球のアポトーシスの抑制に最も重要なサイトカインと考えられているgranulocyte-macrophage colony-sitmulating factorの作用を相乗的に増強することを見いだした。 臨床的にも気管支喘息発作の際の自然痰を分析してみると、好酸球数の増多と同等かそれ以上に好中球の増多を示す症例が認められた。こうした症例では、喀痰中のIL-8濃度が高値を示していた。これは気道上皮などから最初にIL-8が産生されて好中球を気道に集積させた可能性があるが、その次のプロセスとして、気道に集積した好中球自身がIL-8を産生し新たな好中球を気道に遊走させているものと考えられた。さらに、このIL-8は気道に集積している好中球の生存を延長させて気道炎症を遷延させている可能性があると考えられた。近年、動物の喘息モデルを用いて、好中球がエラスターゼを放出することで、気道の過分泌に関与していることが示されている。また、これまで好中球の産生する5-リポキシゲナーゼ代謝産物であるLTB4は非刺激状態での好中球自身のアポトーシスを阻害してその生存延長に関与していることを示してきたが、このLTB4は実際の好中球の培養上澄中では測定感度以下の濃度しか存在しなりことが観察された。よって好中球は、非常に低濃度のLTB4を連続的に産生遊離しparacrineやendocrineの機序で作用させている可能性が示唆された。これらの結果の一部は本年3月末の第39回日本呼吸器学会総会と、4月の米国胸部疾患学会国際学会にて発表する予定である。
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Nishiyama H.,Kaneko T.,et.al.: "Neuropeptides mediates the ozone-induced increase in the permeability of the tracheal mucosa in guinea pigs." American Journal of Physiology. 275. L231-L238 (1998)
Nishiyama H.、Kaneko T. 等人:“神经肽介导臭氧诱导的豚鼠气管粘膜通透性增加。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Numata,M, T.Kaneko, et.al.: "Inhibition of inducible nitric oxide synthase prevents lipopolysaccharide-induced acute lung injury in dogs." Journal of Immunology. (in press). (1998)
Numata,M, T.Kaneko, et.al.:“抑制诱导型一氧化氮合酶可预防脂多糖诱导的狗急性肺损伤。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Numata M.,Kaneko T.,et.al.: "Inhibition of inducible nitric oxide synthase prevents lipopolysaccharide-induced acute lung injury in dogs." Journal of Immunology. 160. 3031-3037 (1998)
Numata M.,Kaneko T.,et.al.:“抑制诱导型一氧化氮合酶可预防脂多糖诱导的狗急性肺损伤。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Nishikawa M.,Kaneko T.,et.al.: "Superoxide mediates cigarette smoke-induced infiltration of neutrophils into airways through nuclear factor-κB activation and IL-8 mRNA expression in guinea pigs in vivo." American Journal of Respiratory Cell and Molecular
Nishikawa M.、Kaneko T. 等人:“超氧化物通过豚鼠体内核因子 κB 激活和 IL-8 mRNA 表达介导香烟烟雾诱导的中性粒细胞浸润到呼吸道。”分子
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Linden,A., T.Kaneko, et.al.: "Functional II VIP-PACAP receptors in human airway epithelial-like cells." Peptides. 18. 843-846 (1997)
Linden,A.、T.Kaneko 等人:“人气道上皮样细胞中的功能性 II VIP-PACAP 受体”。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
「咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019」喀痰総論の改訂に向けたエビデンスの構築
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批准号:20K08545
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2020
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负责人:金子 猛
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依托单位:
気道の炎症性疾患における気道粘膜透過性亢進の機序とその治療戦略について
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批准号:17659246
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2005
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负责人:金子 猛
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依托单位:
気道の好中球性炎症の遷延化のメカニズムと浸潤好中球の機能について
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批准号:11670586
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1999
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负责人:金子 猛
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依托单位:
海外基金