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抗CD44モノクローナル抗体封入リピッドマイクロスフェアーによる癌性腹膜炎の治療

抗CD44单克隆抗体脂质微球治疗癌性腹膜炎

基本信息

批准号：
09770947
负责人：
白数積雄
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Kyoto Prefectural University of Medicine
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至 1998
项目状态：
已结题

项目摘要

癌性腹膜炎は胃癌において、最大死因であるが、その進展機序や予防の研究は十分ではない。我々は、ヒト胃癌切除大網を用いて、大網に存在するリンパ系組織である大網乳斑が腹膜播種性転移の初発部位となる可能性を明らかにしてきた。これは、大網乳斑がその表面において部分的に中皮細胞を欠いていること、腹水吸収口となるリンパ管の開口部位であるため腹水中に浮遊する癌細胞の侵入を受けやすいという解剖学的特性を有していること、及び癌性腹膜炎の存在下では大網乳斑の表面には接着分子であるCD44が発現するし、これが大網乳斑上への癌細胞の接着を容易にしているという機能的特性を有しているためである。同時に抗CD44モノクローナル抗体を大網乳斑上に作用させることにより癌細胞の接着を阻止できることを確認している。今回検討された抗CD44モノクローナル抗体封入リピッドマイクロスフェアーは、リンパ指向性のある脂質内に抗CD44モノクローナル抗体を封入したものであり、腹膜転移初発部位である腹膜面に存在するリンパ系組織に選択的に薬剤を到達させることができ、優れた効果を期待することができる。

Carcinomatous peritonitis is the most common cause of death in gastric cancer. The possibility of large reticular metastasis in gastric cancer In the presence of carcinomatous peritonitis, CD44 appears on the surface of reticular plaques. The characteristics of cancer cells in large reticular plaques are easy to connect. At the same time, anti-CD44 antibody can prevent cancer cells from being infected. This paper discusses the anti-CD44 antibody encapsulation in lipids with high directivity and high specificity. The anti-CD44 antibody is encapsulated in the peritoneum at the initial site of peritoneal migration. The presence of selected agents in the peritoneal surface is expected to reach the target site.