歯髄における免疫防御機構の獲得過程の解明 : 免疫組織化学的,微細構造学的検討
歯髄における免疫防御機構の獲得過程の解明 : 免疫組織化学的,微細構造学的検討
批准号:
09771827
负责人:
大島 邦子
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
歯髄の免疫防御機構の獲得過程を明らかにする目的で、近年、歯髄の初期免疫応答に重要と注目されている抗原提示細胞に着目し、ラット臼歯の発生・萌出過程における歯髄免疫担当細胞の動態を検討した。試料は生後1,4,7,14,20,30,40,60,80日の上顎第1臼歯を用い、抗原提示細胞のマーカーとしてクラスII MHC分子を認識するOX6モノクロナール抗体、マクロファージを含む単球系細胞のマーカーとしてEDl抗体による免疫染色を施し、光線顕微鏡にて観察した。その結果、次のような所見を得た。(1)生後まもなくの歯髄には、EDl,OX6陽性細胞は殆どみられなかったが、象牙質形成が既に開始している生後7日には、多数のEDl陽性細胞が歯髄内に観察され、象牙芽細胞層内にも毛細血管に付随して陽性細胞が位置していた。(2)OX6陽性細胞数は生後14日までは非常に少なく、萌出(生後20日)後に徐々に増加し、象牙芽細胞層にも位置するようになった。また、EDl陽性細胞が歯髄内全体にほぼ均等に散在しているのに対し、OX6陽性細胞は髄床底部から徐々に増加していく傾向を示した。(3)EDl,OX6の2重染色により、EDl/OX6共に陽性を示す細胞が徐々に増加していく傾向がみられた。(4)エナメル器および歯根膜では比較的早期からEDlおよびOX6陽性細胞数に大きな差はみられなかった。以上より、免疫担当細胞のうち単球系細胞が萌出前の歯髄に多数配置しているのに対し、抗原提示細胞は歯の萌出後に徐々に増加することが明らかとなった。このことより、歯の萌出に伴う外界からの刺激が、歯髄の免疫担当細胞の抗原提示能獲得、すなわち歯髄の免疫機能の成熟に関与することが示唆された。
英文摘要
歯髄の免疫防御機構の獲得過程を明らかにする目的で、近年、歯髄の初期免疫応答に重要と注目されている抗原提示細胞に着目し、ラット臼歯の発生・萌出過程における歯髄免疫担当細胞の動態を検討した。試料は生後1,4,7,14,20,30,40,60,80日の上顎第1臼歯を用い、抗原提示細胞のマーカーとしてクラスII MHC分子を認識するOX6モノクロナール抗体、マクロファージを含む単球系細胞のマーカーとしてEDl抗体による免疫染色を施し、光線顕微鏡にて観察した。その結果、次のような所見を得た。(1)生後まもなくの歯髄には、EDl,OX6陽性細胞は殆どみられなかったが、象牙質形成が既に開始している生後7日には、多数のEDl陽性細胞が歯髄内に観察され、象牙芽細胞層内にも毛細血管に付随して陽性細胞が位置していた。(2)OX6陽性細胞数は生後14日までは非常に少なく、萌出(生後20日)後に徐々に増加し、象牙芽細胞層にも位置するようになった。また、EDl陽性細胞が歯髄内全体にほぼ均等に散在しているのに対し、OX6陽性細胞は髄床底部から徐々に増加していく傾向を示した。(3)EDl,OX6の2重染色により、EDl/OX6共に陽性を示す細胞が徐々に増加していく傾向がみられた。(4)エナメル器および歯根膜では比較的早期からEDlおよびOX6陽性細胞数に大きな差はみられなかった。以上より、免疫担当細胞のうち単球系細胞が萌出前の歯髄に多数配置しているのに対し、抗原提示細胞は歯の萌出後に徐々に増加することが明らかとなった。このことより、歯の萌出に伴う外界からの刺激が、歯髄の免疫担当細胞の抗原提示能獲得、すなわち歯髄の免疫機能の成熟に関与することが示唆された。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
K.Nakakura-Ohshima: "lmmunocytochemical Detection of S-100 β in the Periodontal Ruffini Endings in the Rat Incisor" Neuroscience Letters. 258. 163-166 (1998)
K. Nakakura-Ohshima:“大鼠门牙牙周 Ruffini 末梢中 S-100 β 的免疫细胞化学检测”《神经科学快报》258. 163-166 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
T.Maeda: "The Ruffini Ending as the Primary Mechanoreceptor in the Periodontal Ligament : Its Morphology, Cytochemical Features, Regeneration and Development" Oral Biology and Medicine. (in press). (1998)
T.Maeda:“鲁菲尼作为牙周膜主要机械感受器的结局:其形态、细胞化学特征、再生和发育”口腔生物学和医学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
大島 邦子: "咬むことにより神経終末は成熟する 歯根膜ルフィニ神経終末の発生" ザ・クインテッセンス. 16(5). 6-12 (1997)
Kuniko Oshima:“通过咀嚼使神经末梢成熟:牙周韧带鲁菲尼神经末梢的发育”The Quintessence 16(5) (1997)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
外傷歯における神経伝達シグナルと人為的血流調節による歯髄静的幹細胞賦活化の試み
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批准号:20K10224
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2020
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负责人:大島 邦子
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依托单位:
再植歯における歯髄・歯根膜の免疫応答及び再生過程:免疫組織化学・微細構造学的検討
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批准号:11771314
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1999
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负责人:大島 邦子
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依托单位:
歯の形成萌出に伴う感覚入力系の発育変化:免疫組織化学的研究
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批准号:05771853
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1993
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负责人:大島 邦子
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依托单位:
歯からの末梢性情報が吸啜運動に与える影響について
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批准号:04771802
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1992
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负责人:大島 邦子
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依托单位:
海外基金