高分解能光電子スペクトルにおけるバルク電子状態の寄与の定量的評価
高分解能光電子スペクトルにおけるバルク電子状態の寄与の定量的評価
批准号:
11740174
负责人:
関山 明
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
物質中の伝導電子同士のクーロン反発が比較的強い、いわゆる強相関電子系の光電子スペクトルについて、どれだけ物質内部(バルク)の電子状態の情報が反映されているかを実験的に調べた。具体的には、近藤温度(T_K)が比較的高いCeNi、低いCeRu_2Si_2、著しく低いCeRu_2Ge_2について、実験室及び放射光実験施設において光電子スペクトルの励起エネルギー依存性をエネルギー高分解能で測定した。その結果、表面電子状態の寄与の強いCe4d-4f共鳴光電子分光ではCeRu_2Si_2とCeRu_2Ge_2のスペクトルの違いははっきりしないにもかかわらず、高エネルギーでバルク電子状態を強く反映する高分解能Ce3d-4f共鳴光電子スペクトルではフェルミ準位近傍でその形状が大きく異なった。これは我々が推進してきた高エネルギー励起光による高分解能光電子分光が物質の真の電子状態を探るのに非常に有力であり、将来的には従来広く行われてきた低エネルギー励起光による光電子分光にとって替わる可能性があることを示している。また、CeNiについてはスペクトルの温度変化を観測し、近藤温度が150K程度のCe化合物であれば不純物アンダーソン模型でCe4f電子状態は記述でき、スペクトルの温度変化もこの模型の予言に基づいている事を示す決定的な証拠をとらえた。また、遷移金属酸化物についても精力的に研究を進め、今年度はSr_<1-x>Ca_xVO_3のV2p-3d共鳴光電子分光、Sr_2RuO_4の高分解能光電子分光を行った。共鳴光電子分光ではフェルミ準位近傍は確かにV3d電子の寄与が大きい事を確認したと同時に、電荷移動サテライトと思われる大きな共鳴増大も別に発見した。この解析からSr_<1-x>Ca_xVO_3のスペクトルの違いはほとんど唯一V-O-V結合角の違いに依存すると結論づけることができた。
英文摘要
物質中の伝導電子同士のクーロン反発が比較的強い、いわゆる強相関電子系の光電子スペクトルについて、どれだけ物質内部(バルク)の電子状態の情報が反映されているかを実験的に調べた。具体的には、近藤温度(T_K)が比較的高いCeNi、低いCeRu_2Si_2、著しく低いCeRu_2Ge_2について、実験室及び放射光実験施設において光電子スペクトルの励起エネルギー依存性をエネルギー高分解能で測定した。その結果、表面電子状態の寄与の強いCe4d-4f共鳴光電子分光ではCeRu_2Si_2とCeRu_2Ge_2のスペクトルの違いははっきりしないにもかかわらず、高エネルギーでバルク電子状態を強く反映する高分解能Ce3d-4f共鳴光電子スペクトルではフェルミ準位近傍でその形状が大きく異なった。これは我々が推進してきた高エネルギー励起光による高分解能光電子分光が物質の真の電子状態を探るのに非常に有力であり、将来的には従来広く行われてきた低エネルギー励起光による光電子分光にとって替わる可能性があることを示している。また、CeNiについてはスペクトルの温度変化を観測し、近藤温度が150K程度のCe化合物であれば不純物アンダーソン模型でCe4f電子状態は記述でき、スペクトルの温度変化もこの模型の予言に基づいている事を示す決定的な証拠をとらえた。また、遷移金属酸化物についても精力的に研究を進め、今年度はSr_<1-x>Ca_xVO_3のV2p-3d共鳴光電子分光、Sr_2RuO_4の高分解能光電子分光を行った。共鳴光電子分光ではフェルミ準位近傍は確かにV3d電子の寄与が大きい事を確認したと同時に、電荷移動サテライトと思われる大きな共鳴増大も別に発見した。この解析からSr_<1-x>Ca_xVO_3のスペクトルの違いはほとんど唯一V-O-V結合角の違いに依存すると結論づけることができた。
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H.Harada: "Temperature dependence of the Yb 4f spectra in Yb_4Bi_3probed by photoemission spectroscopy"J.Phys.Soc.Jpn.. 68. 2844-2847 (1999)
H.Harada:“通过光电子能谱探测 Yb_4Bi_3 中 Yb 4f 光谱的温度依赖性”J.Phys.Soc.Jpn.. 68. 2844-2847 (1999)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Iwasaki : "Resonance photoemission study of CePtP"Physica B. 281-2. 105-107 (2000)
T.Iwasaki:“CePtP 的共振光发射研究”Physica B. 281-2。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
A.Sekiyama: "Bulk-sensitive high-resolution Ce 3d-4f resonance photoemission study of CeNiSn and CePdSn"J.Electron,Spectrosc.Relat.Phenom.. (発表予定). (2001)
A.Sekiyama:“CeNiSn 和 CePdSn 的体敏感高分辨率 Ce 3d-4f 共振光发射研究”J.Electron,Spectrosc.Relat.Phenom..(待提交)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
A.,Sekiyama: "Bulk 4f Electronic States of Ce-Based Heavy Fermion System Probed by High -Resolution Resonance Photoemission"J.Phts.Soc.Jpn.. 69. 2771-2774 (2000)
A.,Sekiyama:“通过高分辨率共振光电发射探测 Ce 基重费米子系统的体 4f 电子态”J.Phts.Soc.Jpn.. 69. 2771-2774 (2000)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
A.Sekkiyama : "Effect of a crystalline electric field on photoemission spectra of CeB6"Physica B. 281-2. 550-552 (2000)
A.Sekkiyama:“晶体电场对 CeB6 光电发射光谱的影响”Physica B. 281-2。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 9 条
高エネルギー偏光ビームを用いた電子分光二色性による固体電子構造における対称性解明
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批准号:24K03202
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.98万
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财政年份:2024
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负责人:関山 明
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依托单位:
高分解能光電子分光による量子臨界点近傍の非フェルミ流体的電子状態の解明
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批准号:14740192
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.73万
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财政年份:2002
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负责人:関山 明
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依托单位:
海外基金