高温高圧下における有機物の挙動に関する基礎的研究
高温高圧下における有機物の挙動に関する基礎的研究
批准号:
11740302
负责人:
三村 耕一
金额:
$1.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
有機物の高温高圧下での挙動を探るため、変成温度・圧力が調べられている変成岩中の有機物を分析した。試料として用いた変成岩は、領家変成帯(木曽駒ヶ岳付近)から採取されたものである。これらの試料は、低変成(300度)から高変成(650度)を被ったことが鉱物学的に見積もられている。分析の結果、以下の2つのことが明らかになった。(1)試料中のケロジェンは0.05-0.15のH/C比を示し、変成度が進むにつれこの比が小さくなっていく。(2)すべての試料は、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、樹脂を含み、それらの組成は変成度によらず一定している。第1の結果は、変成度が高くなるに従い、有機物が水素を失って、徐々にグラファイトに近づいていくことを示している。第2の結果は、650度もの高温下で地質時代を経ても有機物は安定に存在し続けることを示している。さらに、変成温度が300度から650度まで変化しても有機物の組成は変化しないことから、これらの温度環境下では有機物がある種の安定状態に至っていることを示唆するものかもしれない。昨年度の科学研究費補助金実績報告書に、今回試料として用いた領家変成岩とは異なった特徴を持つ三波川変成岩の分析結果を報告した。三波川変成岩の分析結果は今回報告した領家変成岩からのものと良く一致している。これは、続成・変成過程においてほとんどの有機物はグラファイトに変化するが、一部の有機物は生き残り得ることが普遍的に起こることを示している。この結果は、従来の有機物に関する一般常識とは大きくかけ離れている。そのため、今後、有機物の熱安定性をより明確にするため、高温・高圧装置などを用いた室内実験を行う必要があろう。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
三村耕一: "マントル有機物の起源に関する研究"地球化学. 34. 225-241 (2000)
三村浩一:《地幔有机质起源研究》地球化学34。225-241(2000)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
初期地球の沈み込み帯浅部は生命誕生の場となりえたか?
-
批准号:22H00175
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
-
资助金额:$27.79万
-
财政年份:2022
-
负责人:三村 耕一
-
依托单位:
モデル星間分子を用いた衝撃反応とその宇宙化学的意義
-
批准号:13740314
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.34万
-
财政年份:2001
-
负责人:三村 耕一
-
依托单位:
衝撃合成の反応機構ならびに同位体分別効果の検討
-
批准号:08740426
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.64万
-
财政年份:1996
-
负责人:三村 耕一
-
依托单位:
衝撃波により低分子有機物から高分子有機物の合成(その反応機構と宇宙化学的意義)
-
批准号:07740436
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.64万
-
财政年份:1995
-
负责人:三村 耕一
-
依托单位:
海外基金