ガラスの核生成挙動の評価に関する研究
ガラスの核生成挙動の評価に関する研究
批准号:
11750728
负责人:
若杉 隆
金额:
$1.22万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
ガラスの結晶化過程を解明する上で核生成挙動は非常に重要となるが、ガラス中に存在する核は非常に微小であるためその量の評価が非常に困難である。従来は、微少な核を観察可能な大きさまで成長させてからその数を数えるという手法が一般的であったが、これは多大な手間と時間を要する方法である。そこで、簡便に核生成量を測定するために示差熱分析(DTA)を用い、核生成挙動の評価を試みた。DTAから求められる結晶化ピーク温度をガラス中に存在する核の数密度の指標として、49Na_2O・49SiO_2・2ZrO_2および47Na_2O・51SiO_2・2ZrO_2ガラスを対象に核生成挙動の評価を行った。DTA測定はバルク試料について10℃/minの昇温速度で行った。430℃で熱処理を行うと、熱処理時間とともに結晶化ピーク温度は低下し、結晶化ピーク温度の低下が生成した核の数密度の増加に対応していることがわかった。400〜580℃で熱処理温度を変えて3時間および6時間の熱処理を行った場合、結晶化ピーク温度はどちらの組成でも460℃で極小値を示し、460℃で核生成速度が最大になることが示された。結晶化ピーク温度は核の数密度と相関性があるものの、両者の関係については不明である。そこで、DTA曲線を計算によりシミュレートすることにより結晶化ピーク温度を求め、結晶化ピーク温度と核の数密度の関係を求めた。DTA曲線はガラスの結晶化分率の時間微分に対応すると考えられることから、ガラスの結晶成長速度式を仮定して結晶化分率を計算し、その時間の2階微分が0となる温度を結晶化ピーク温度として求めた。その結果、見熱処理ガラス中に存在する核の数密度に対する相対値を、結晶化ピーク温度から求めることに成功し、遷移核生成から定常核生成への移行の様子を明らかにした。
英文摘要
ガラスの結晶化過程を解明する上で核生成挙動は非常に重要となるが、ガラス中に存在する核は非常に微小であるためその量の評価が非常に困難である。従来は、微少な核を観察可能な大きさまで成長させてからその数を数えるという手法が一般的であったが、これは多大な手間と時間を要する方法である。そこで、簡便に核生成量を測定するために示差熱分析(DTA)を用い、核生成挙動の評価を試みた。DTAから求められる結晶化ピーク温度をガラス中に存在する核の数密度の指標として、49Na_2O・49SiO_2・2ZrO_2および47Na_2O・51SiO_2・2ZrO_2ガラスを対象に核生成挙動の評価を行った。DTA測定はバルク試料について10℃/minの昇温速度で行った。430℃で熱処理を行うと、熱処理時間とともに結晶化ピーク温度は低下し、結晶化ピーク温度の低下が生成した核の数密度の増加に対応していることがわかった。400〜580℃で熱処理温度を変えて3時間および6時間の熱処理を行った場合、結晶化ピーク温度はどちらの組成でも460℃で極小値を示し、460℃で核生成速度が最大になることが示された。結晶化ピーク温度は核の数密度と相関性があるものの、両者の関係については不明である。そこで、DTA曲線を計算によりシミュレートすることにより結晶化ピーク温度を求め、結晶化ピーク温度と核の数密度の関係を求めた。DTA曲線はガラスの結晶化分率の時間微分に対応すると考えられることから、ガラスの結晶成長速度式を仮定して結晶化分率を計算し、その時間の2階微分が0となる温度を結晶化ピーク温度として求めた。その結果、見熱処理ガラス中に存在する核の数密度に対する相対値を、結晶化ピーク温度から求めることに成功し、遷移核生成から定常核生成への移行の様子を明らかにした。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
T.WAKASUGI: "Nucleation behavior of Na_2O-SiO_2 glasses with small amount of additive"J.Non-Cryst,Solids. 274. 175-180 (2000)
T.WAKASUGI:“少量添加剂的Na_2O-SiO_2玻璃的成核行为”J.Non-Cryst,Solids。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
若杉隆: "熱処理によるNa_2O-SiO_2系ガラスの結晶化挙動の変化"材料. 48・6. 535-540 (1999)
Takashi Wakasugi:“热处理引起的Na_2O-SiO_2玻璃的结晶行为的变化”材料48・6(1999)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ホウ酸塩融体における銀の熱力学
-
批准号:08750976
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.64万
-
财政年份:1996
-
负责人:若杉 隆
-
依托单位:
ガラス融液中の硫黄の酸化還元平衡に関する研究
-
批准号:06750861
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1994
-
负责人:若杉 隆
-
依托单位:
海外基金