膵癌ペプチドワクチンの開発
膵癌ペプチドワクチンの開発
批准号:
11770732
负责人:
新谷 文彦
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
1)これまでに同定したHLA-A24拘束性上皮癌拒絶抗原(SART1,SART2,SART3,ART4)の膵癌細胞株や膵癌組織における蛋白レベルでの発現を、Western法とポリクローナル抗体を用いて解析した。その結果、いずれの抗原も60〜70%以上のサンプルにおいて発現が認められた。一方、非癌部膵組織においては、いずれの抗原も全く認められなかった(鈴木他、論文投稿中)。また、CypB抗原はその生物的機能から考察し、膵癌にも高発現していることが予想され、一方、Lck抗原は転移性膵癌に高頻度に発現していることを本教室の原嶋らが確認した(Eur.J.Immunol.31(3)issue,in press2001)。一方、HLA-A2拘束性癌拒絶抗原は、本教室の伊藤らが膵癌cDNAライブラリーより6種類同定した(Can.Res.61(6)issue,in press,2001)。2)上記に記載した癌拒絶抗原由来ペプチドのうちHLA-A24結合モチーフを有し、かつCTL誘導能を有するものを13種類合成した。また同様に、HLA-A2結合モチーフを有しかつCTL誘導能を有するものを13種類合成した。これら26種類のペプチドによる膵癌患者末梢リンパ球(PBMC)より、キラーT細胞(CTL)誘導を試みた(HLA-A24膵癌患者10名、HLA-A2膵癌患者5名)。その結果、15名中11名のPBMCにおいて26種類のいずれかのペプチドに対するCTL前駆体が存在し、ペプチドでの刺激により活性化CTLの分化することを確認した(鈴木他、論文投稿中)。以上の研究により、膵癌患者に対するペプチドワクチンによる癌特異的免疫療法の科学的根拠の一部が明らかになったと考えられる。3)上記の研究を膵癌以外の上皮性癌においても実施し、胃癌、大腸癌、肺癌、婦人科癌等においても同様の成果が得られた。また一方で、単一抗原由来のペプチドワクチン第I相臨床試験が本大学病院にて肺癌や大腸癌を対象に実施された。その結果、ワクチンによる有害事象は局所の炎症反応以外に認められず、一方ペプチドによるCTL誘導能は60%以上の患者において認められた。4)上記の成果に立脚し、HLA-A24もしくはHLA-A2陽性の膵癌を含む上皮性癌患者を対象としたCTL precursor-oriented peptide vaccineの第I相臨床試験を平成12年10月より本学倫理委員会の承認を得て開始した。5)以上を要約すると、この2年間に膵癌ワクチン開発の基礎研究においては多くの成果をあげられると考えられる。今後の課題としては、臨床研究としての膵癌ワクチンの開発が残されている。
英文摘要
1)これまでに同定したHLA-A24拘束性上皮癌拒絶抗原(SART1,SART2,SART3,ART4)の膵癌細胞株や膵癌組織における蛋白レベルでの発現を、Western法とポリクローナル抗体を用いて解析した。その結果、いずれの抗原も60〜70%以上のサンプルにおいて発現が認められた。一方、非癌部膵組織においては、いずれの抗原も全く認められなかった(鈴木他、論文投稿中)。また、CypB抗原はその生物的機能から考察し、膵癌にも高発現していることが予想され、一方、Lck抗原は転移性膵癌に高頻度に発現していることを本教室の原嶋らが確認した(Eur.J.Immunol.31(3)issue,in press2001)。一方、HLA-A2拘束性癌拒絶抗原は、本教室の伊藤らが膵癌cDNAライブラリーより6種類同定した(Can.Res.61(6)issue,in press,2001)。2)上記に記載した癌拒絶抗原由来ペプチドのうちHLA-A24結合モチーフを有し、かつCTL誘導能を有するものを13種類合成した。また同様に、HLA-A2結合モチーフを有しかつCTL誘導能を有するものを13種類合成した。これら26種類のペプチドによる膵癌患者末梢リンパ球(PBMC)より、キラーT細胞(CTL)誘導を試みた(HLA-A24膵癌患者10名、HLA-A2膵癌患者5名)。その結果、15名中11名のPBMCにおいて26種類のいずれかのペプチドに対するCTL前駆体が存在し、ペプチドでの刺激により活性化CTLの分化することを確認した(鈴木他、論文投稿中)。以上の研究により、膵癌患者に対するペプチドワクチンによる癌特異的免疫療法の科学的根拠の一部が明らかになったと考えられる。3)上記の研究を膵癌以外の上皮性癌においても実施し、胃癌、大腸癌、肺癌、婦人科癌等においても同様の成果が得られた。また一方で、単一抗原由来のペプチドワクチン第I相臨床試験が本大学病院にて肺癌や大腸癌を対象に実施された。その結果、ワクチンによる有害事象は局所の炎症反応以外に認められず、一方ペプチドによるCTL誘導能は60%以上の患者において認められた。4)上記の成果に立脚し、HLA-A24もしくはHLA-A2陽性の膵癌を含む上皮性癌患者を対象としたCTL precursor-oriented peptide vaccineの第I相臨床試験を平成12年10月より本学倫理委員会の承認を得て開始した。5)以上を要約すると、この2年間に膵癌ワクチン開発の基礎研究においては多くの成果をあげられると考えられる。今後の課題としては、臨床研究としての膵癌ワクチンの開発が残されている。
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A.Yamada: "Study of HLA-class I-restriction and directed antigens of cytotoxic T lymphocytes at the tumor sites of ovarian cancer."Cancer Immunol.Immunotherapy. 48. 147-152 (1999)
A.Yamada:“卵巢癌肿瘤部位的 HLA-I 类限制性和细胞毒性 T 淋巴细胞定向抗原的研究。”癌症免疫。免疫治疗。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Yamada,A.: "Study of HLA-class I-restriction and directed antigens of cytotoxic T lymphocytes at the tumor sites of ovarian cancer."Can.Immunol.Immunotherapy.. 48(2-3). 147-152 (1999)
Yamada,A.:“卵巢癌肿瘤部位的 HLA-I 类限制性和细胞毒性 T 淋巴细胞定向抗原的研究。”Can.Immunol.Immunotherapy.. 48(2-3)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
N.Seki: "Polymorphisms in the the 5'-flanking region of the tumor necrosis factor-a gene in patients with rheumatoid arthritis."Tissue Antigens. 54. 194-197 (1999)
N.Seki:“类风湿关节炎患者肿瘤坏死因子基因 5 侧翼区域的多态性。”组织抗原。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
S.Gomi: "A cyclophilin B gene encodes antigenic peptides recognized by HLA-A24-restricted and tumor-specific CTLs."J.Immunol.. 163. 4994-5004 (1999)
S.Gomi:“亲环蛋白 B 基因编码可被 HLA-A24 限制性和肿瘤特异性 CTL 识别的抗原肽。”J.Immunol.. 163. 4994-5004 (1999)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
F.Niiya: "Expression of SART3 tumor-rejection antigen in gastric cancers."Jap.J.Cancer Res.. (印刷中). (2000)
F.Niiya:“胃癌中 SART3 肿瘤排斥抗原的表达”。Jap.J.Cancer Res..(出版中)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 9 条
日本人におけるTNF-αプロモーター遺伝子変異の臨床的意義(癌患者免疫治療予後予測マーカーの可能性)
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批准号:10877200
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1998
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负责人:新谷 文彦
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依托单位:
海外基金