卵巣癌の組織型を決定する遺伝子変異の解明と早期卵巣癌発見への応用

阐明决定卵巢癌组织学类型的基因突变及其在早期卵巢癌检测中的应用

基本信息

批准号：
11770921
负责人：
市川喜仁
金额：
$ 1.22万
依托单位：
University of Tsukuba
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-11770921/
关键词：
卵巣癌子宮内膜症遺伝子変異組織型スクリーニング

项目摘要

近年、わが国における卵巣癌の発生数は増加しており、その予防やスクリーニングの重要性が認識されてきた。しかし、多彩な組織型を有することが特徴の卵巣癌において、組織型ごとの予防やスクリーニングを念頭に置いた分子レベルの研究は未だ不十分である。本研究では、卵巣癌のうち類内膜癌と明細胞癌という組織型に焦点を当て、両癌との合併頻度が高く前癌状態の性格を有すると考えられている卵巣子宮内膜症(以下、内膜症)に着目した。内膜症と卵巣癌の合併例と、内膜症から卵巣癌への移行が組織学的に確認された移行例の28例を対象とした。これらは、内膜症から両組織型の卵巣癌が発生したと考えられ、内膜症が腫瘍性格を有する可能性の高い症例である。まず、癌抑制遺伝子産物p53、内膜症の発症に関与する解毒酵素GST-π、エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体について、内膜症と卵巣癌の部位に関する免疫組織学的検討を行った。次に、卵巣癌発症に関与していることが明らかにされている遺伝子不安定性について、内膜症と卵巣癌のDNAを用いマイクロサテライト不安定性の解析を行った。現在までのところ、内膜症から両組織型の卵巣癌が発生することを証明し得る免疫組織学的所見や遺伝子不安定性は見い出されていない。今後は、分子レベルでの検討項目を追加し、内膜症から両組織型の卵巣癌が発生するメカニズムの解明を目指したい。免疫組織学的あるいは分子生物学的変化が認められた場合は、その変化を卵巣癌を合併していない内膜症患者においても検討し、卵巣癌の予防やスクリーニングに応用できるよう研究を展開していきたい。

近年来，日本的卵巢癌数量一直在增加，预防和筛查的重要性已得到认可。然而，在其以多种组织学类型为特征的卵巢癌中，分子水平的研究旨在防止和筛查每种组织学类型的目的仍然不足。这项研究的重点是卵巢癌中子宫内膜类癌的组织学类型和透明细胞癌，并专注于卵巢子宫内膜异位症（以下称为子宫内膜异位症），据认为这两种癌症都具有较高的并发症，并且被认为是癌症的并发症。对受试者进行了28例子宫内膜异位症和卵巢癌的并发症的治疗，以及从子宫内膜异位症到卵巢癌的过渡，其过渡在组织学上得到了证实。在这些情况下，人们认为子宫内膜异位症导致了两种组织学类型的卵巢癌，并且子宫内膜异位症可能具有肿瘤个性。首先，我们对子宫内膜异位症和卵巢癌部位进行了免疫组织化学研究，包括肿瘤抑制基因产物p53，涉及子内膜异位症发育的酶GST-gST-gST-gST-gST-QS-π，雌激素受体和孕激素受体。接下来，我们分析了使用子宫内膜异位症和卵巢癌的DNA参与卵巢癌发展的微卫星不稳定性。迄今为止，尚未发现可以证明从子宫内膜异位症的两种组织学类型的卵巢癌发展的免疫组织学发现或遗传不稳定性。将来，我们将添加其他分子考虑因素来探索和旨在阐明子宫内膜异位症导致两种组织学类型的卵巢癌的机制。如果观察到免疫组织化学或分子生物学变化，我们还将考虑没有卵巢癌的子宫内膜异位症患者的变化，我们将开发研究以允许它们用于预防和筛查卵巢癌。