持続低酸素状態下における胎児血流再分配の機序に関する研究

持续缺氧下胎儿血流再分配机制研究

• 批准号: 11770947
• 负责人: 藤森 敬也
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Fukushima Medical University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1999
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1999 至 2000
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-11770947/
• 关键词: エンドテリン; 心房性利尿ペプチド; マイクロスフェア; 羊; 胎児; fetus; sheep; endothelin-1; atrial natriuretic peptide; microsphere

目的:慢性低酸素状態下の胎児は、大脳や心臓、副腎といった生命維持に関する臓器の血流が増加し、腎臓や消化管、骨格筋などの血流が減少する、いわゆる血流再分配がよく認められる。本研究は、胎児持続酸素刺激中上昇する、Endothelin-1(ET-1)およびAtrial natriuretic peptide(ANP)の胎仔血流再分配への関与を確かめることを目的とした。方法:在胎125日前後のサフォーク種妊娠羊13頭を用いて慢性胎仔実験モデルを作製し、術後2日以上経過した後、胎仔頚静脈よりET-1(5ng/Kg/min)(n=6)またはANP(0.3μg/Kg/min)(n=7)を1時間持続投与した。胎仔各臓器の血流量はcolored microsphere法(TRITON社製DYE-TRAK)により測定した。結果:ET-1投与(n=6)により、脳血流は212±61(mL/100g/min.)から239±74へ13%増加した。また、心臓は205±60から267±78へと30%増加した。しかし、肺では約40%、副腎では約39%、腸管では約38%、腎臓では約44%減少した。一方、ANP投与(n=7)により、脳血流は191±72(mL/100g/min.)から287±140へ50%増加した。心臓は198±75から260±124へと31%増加した。その他、副腎では58%、腎臓では約18%増加した。しかし、肺では371±142から255±206へと31%減少、腸管では約12%、骨格筋では約7%減少した。結論:ET-1投与によりvital organである脳、心臓での血流量が増加したが、それ以外の臓器では減少した。一方、ANP投与では肺、腸管、骨格筋の血流量増加を認めたが、特に脳、心臓、副腎の増加が著しかった。ET-1、ANPどちらもいわゆるVital Organの血流量増加を認めたが、非Vital Organへの反応は異なる可能性が示唆された。

Purpose: In fetuses under chronic hypoxia, blood flow to life-supporting organs such as the cerebrum, heart, and adrenal glands is often observed, which reduces blood flow to the kidneys, gastrointestinal tract, skeletal muscle, etc. This study aimed to confirm the involvement of Endothelin-1 (ET-1) and Atrial natriuretic peptide (ANP) in fetal blood flow重新分布，在胎儿持续的氧气刺激期间升高。 Methods: A chronic fetal experimental model was prepared using 13 Suffolk pregnant sheep that were around 125 days in gestation, and after more than 2 days after surgery, ET-1 (5ng/Kg/min) (n=6) or ANP (0.3μg/Kg/min) (n=7) was administered continuously for 1 hour from the fetal jugular vein.每个胎儿器官的血液流速通过彩色微球法（Triton Dye-Trak）测量。结果：ET-1给药（n = 6）从212±61（ml/100g/min。）增加到239±74。心脏从205±60增加到267±78也增加了30％。但是，肺中的下降约为40％，肾上腺约为39％，肠道约为38％，肾脏约为44％。另一方面，ANP给药（n = 7）从191±72（ml/100g/min。）增加到287±140。心脏从198±75增加到260±124。此外，肾上腺增加了58％，肾脏增加了约18％。但是，肺从371±142降至255±206，肠道降低了31％，肠道降低了约12％，骨骼肌降低了约7％。结论：ET-1给药增加了大脑和心脏的血液流动，这是重要的器官，但在其他器官中减少。另一方面，ANP给药显示肺，肠道和骨骼肌的血液流动增加，但尤其是大脑，心脏和肾上腺的增加。 ET-1和ANP都观察到所谓的重要器官的血流增加，但建议对非重要器官的反应可能有所不同。