高度なタンパク質安定化機能を有する糖類アモルファスマトリクスの創製
高度なタンパク質安定化機能を有する糖類アモルファスマトリクスの創製
批准号:
12750664
负责人:
今村 維克
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
目的 不安定なタンパク質を安定化する手法の一つとして、タンパク質を糖などの安定化剤とともに凍結乾燥することでタンパク質を糖のアモルファスマトリクスに包埋し、保存中の変性、失活を低減する手法がある。このタンパク質安定化剤としてはスクロースなどの低分子量の糖は高い安定化作用を有するものの、吸湿や熱により容易にコラプスするという欠点がある.一方,デキストランなどの多糖類は安定化作用は極めて低いものの,物理的安定性に優れている。従って,高い安定化作用を有する少糖と高い物理的安定性を有する多糖を組み合わせることで,高度な安定化作用と物理的安定性を併せ持つ新規な糖類アモルファスマトリクスを構築出来る可能性がある.この新規な安定化剤である少糖-多糖複合アモルファスの物理的安定性(ガラス転移温度,Tg)およびタンパク質安定化作用について検討した。方法 少糖としてsucrose, erythritol,多糖として分子量の異なる2種類のdextran(MW1500, 6000),タンパク質としてlactate dehydrogenase (LDH)を用いた.これらの少糖・多糖を様々な割合(0〜100%)で含む凍結乾燥試料を作成し,凍結乾燥直後のLDHの相対残存活性,一定相対湿度下で平衡化したときのTgを測定した.結果 sucrose-dextran, erythritol-dextran試料のTgはいずれの相対湿度においてもdextran含有率が40%以上で顕著に上昇することが分かった。一方,凍結乾燥直後の残存酵素活性は,sucrose crythritol単体の場合はいずれも50%であったのに対し,sucrose-dextran試料では最大70%, erythrito1-dextran試料では最大95%となった.これらのことより少糖-多糖複合アモルファスマトリクスの極めて高い有効性が明らかとなった.
英文摘要
目的 不安定なタンパク質を安定化する手法の一つとして、タンパク質を糖などの安定化剤とともに凍結乾燥することでタンパク質を糖のアモルファスマトリクスに包埋し、保存中の変性、失活を低減する手法がある。このタンパク質安定化剤としてはスクロースなどの低分子量の糖は高い安定化作用を有するものの、吸湿や熱により容易にコラプスするという欠点がある.一方,デキストランなどの多糖類は安定化作用は極めて低いものの,物理的安定性に優れている。従って,高い安定化作用を有する少糖と高い物理的安定性を有する多糖を組み合わせることで,高度な安定化作用と物理的安定性を併せ持つ新規な糖類アモルファスマトリクスを構築出来る可能性がある.この新規な安定化剤である少糖-多糖複合アモルファスの物理的安定性(ガラス転移温度,Tg)およびタンパク質安定化作用について検討した。方法 少糖としてsucrose, erythritol,多糖として分子量の異なる2種類のdextran(MW1500, 6000),タンパク質としてlactate dehydrogenase (LDH)を用いた.これらの少糖・多糖を様々な割合(0〜100%)で含む凍結乾燥試料を作成し,凍結乾燥直後のLDHの相対残存活性,一定相対湿度下で平衡化したときのTgを測定した.結果 sucrose-dextran, erythritol-dextran試料のTgはいずれの相対湿度においてもdextran含有率が40%以上で顕著に上昇することが分かった。一方,凍結乾燥直後の残存酵素活性は,sucrose crythritol単体の場合はいずれも50%であったのに対し,sucrose-dextran試料では最大70%, erythrito1-dextran試料では最大95%となった.これらのことより少糖-多糖複合アモルファスマトリクスの極めて高い有効性が明らかとなった.
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Koreyoshi Imamura, Masato Iwai, Tomohiro Ogawa, Takaharu Sakiyama, Kazuhiro Nakanishi: "Evaluation of Hydration States of Protein in Freeze-Dried Amorphous Sugar Matrix"Journal of Pharmaceutical Science. 90・12. 1955-1963 (2001)
Koreyoshi Imamura、Masato Iwai、Tomohiro Okawa、Takaharu Sakiyama、Kazuhiro Nakanishi:“冷冻干燥无定形糖基质中蛋白质水合状态的评估”《药物科学杂志》90・12。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
中西一弘, 今村維克: "凍結乾燥技術"技術情報協会. 163-170 (2001)
Kazuhiro Nakanishi,Yoshikatsu Imamura:“冷冻干燥技术”技术信息协会 163-170 (2001)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
糖類アモルファスマトリクスのゼロモビリティー温度と不安定物質の半永久的保存
-
批准号:18760594
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.24万
-
财政年份:2006
-
负责人:今村 維克
-
依托单位:
高度なタンパク質安定化作用と物理的安定性を兼備した新規糖類アモルファス構造の創製
-
批准号:15760558
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.24万
-
财政年份:2003
-
负责人:今村 維克
-
依托单位:
糖-タンパク質間水素結合のタンパク質の安定化に対する寄与とその評価
-
批准号:10750548
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1998
-
负责人:今村 維克
-
依托单位: