糖尿病での単球のアポトーシス抑制と動脈硬化の進行に関する分子生物学的解析
糖尿病での単球のアポトーシス抑制と動脈硬化の進行に関する分子生物学的解析
批准号:
12770640
负责人:
藤田 延也
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
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英文摘要
単球性白血病由来のTHP-1培養細胞を用いて、高グルコース状態(HG;25.6mM glucose)と、osmotic controlとしてHGと同じ浸透圧に調節した正常グルコース状態(NG;5.6mM glucose)にてそれぞれ培養し、単球細胞のアポトーシスの状態を比較検討した。Flow cytometryでは、THP-1細胞の多くはアポトーシス状態にあったが、NG群に比較してHG群ではより多くの細胞がG_1/S期に存在した。クロマチンDNAの断片化をみると、NG群に比較してHG群でクロマチンDNAの断片化が減少していた。これらの結果から、HG状態ではTHP-1細胞のアポトーシスが抑制されviabilityが改善している可能性が示唆された。そこで次に、同細胞でのProtein kinase C(PKC)蛋白発現を検討すると、HG状態ではPKC isoform(α,β,γ,δ,τ and λ)のうちPKCβIIの発現が優位に亢進していた。また、単球における転写調節因子活性をGel shift assayで評価すると、nuclear factor(NF)-кBの転写活性はNG群とHG群の両群で亢進しているのに対して、activator protein(AP)-1の転写活性はHG群でのみ亢進していた。また、peroxisome-proliferator activated reseptor(PPAR)の転写活性もHG群でのみ亢進していた。次に、THP-1細胞のHG状態でのPKC-AP-1経路及びPPAR経路の活性化が、どのように細胞のviabilityの影響を与えるか、各種アポトーシス関連因子(Fas, Fas-ligand, Caspase family, Bcl-2 family, etc)の発現状態を検索したが、残念ながら有意な結果は得られなかった、そこで、cDNA chipを用いた解析を計画している。以上の結果から、高グルコース状態での培養単球細胞THP-1細胞では、PKC-AP-1経路とPPAR経路の亢進が生じて、アポトーシスが抑制されviabilityが改善している可能性が示唆された。
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