フィラリア症の病理・診断・治療における根本的な再検討の必要性
フィラリア症の病理・診断・治療における根本的な再検討の必要性
批准号:
12877043
负责人:
木村 英作
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2002
中文摘要
1.Brugia pahangi雌成虫に対するテトラサイクリン、ジエチルカルバマジンの治療効果テトラサイクリン(TC)は、成虫の運動を強く抑制すると同時に、子宮からのミクロフィラリアの産出を抑制する(子宮内にミクロフィラリアが蓄積する)。これに対してジエチルカルバマジン(DEC)は運動抑制効果が全く無く、子宮内のembryogenesisを抑制する。TC治療を受けた雌成虫では、フィラリアに寄生しているリケッチア様細菌WolbachiaのDNA量が著明に減少しており、TCの成虫に対する作用はWolbachiaの死(減少)と関連するものと考えられた。TCとDECを同時に使用すると相乗効果が認められ、TCおよびその誘導体がフィラリア治療に応用できる可能性が示された。TCの作用は、体部および膣・子宮の筋運動抑制で説明できる部分が多いことから、Wolbachiaと筋運動の関係が興味深く、今後の研究課題である。2.フィラリアの種類とWolbachia spp.原則的に1種類のフィラリアには1種類のWolbachiaが寄生していると言われている。新種のフィラリアには、新しいWolbachia sp.が期待される。我々は、今年度、野生の反芻動物より2種類の新種フィラリア(Cercopithifilaria longa, C. crassa)を記載した。これらのフィラリアについてWolbachia-specificなプライマーを用いたPCRを実施する予定である。また、Wolbachia sp.を独立したspeciesとして記載すべく、その可能性を検討している。3.新しいフィラリア症の診断従来、フィラリア症の診断には例外なく血液採取を必要とした。これは、流行地の住民にとって大きな負担であり、このため調査地域の住民の協力を得ることが困難であった。我々は、尿を検体とする免疫診断法(尿ELISA)を開発し,その有用性を検討してきたが、尿ELISAは感度・特異性共に優れ、予想以上の好結果を得ている。
英文摘要
1.Brugia pahangi雌成虫に対するテトラサイクリン、ジエチルカルバマジンの治療効果テトラサイクリン(TC)は、成虫の運動を強く抑制すると同時に、子宮からのミクロフィラリアの産出を抑制する(子宮内にミクロフィラリアが蓄積する)。これに対してジエチルカルバマジン(DEC)は運動抑制効果が全く無く、子宮内のembryogenesisを抑制する。TC治療を受けた雌成虫では、フィラリアに寄生しているリケッチア様細菌WolbachiaのDNA量が著明に減少しており、TCの成虫に対する作用はWolbachiaの死(減少)と関連するものと考えられた。TCとDECを同時に使用すると相乗効果が認められ、TCおよびその誘導体がフィラリア治療に応用できる可能性が示された。TCの作用は、体部および膣・子宮の筋運動抑制で説明できる部分が多いことから、Wolbachiaと筋運動の関係が興味深く、今後の研究課題である。2.フィラリアの種類とWolbachia spp.原則的に1種類のフィラリアには1種類のWolbachiaが寄生していると言われている。新種のフィラリアには、新しいWolbachia sp.が期待される。我々は、今年度、野生の反芻動物より2種類の新種フィラリア(Cercopithifilaria longa, C. crassa)を記載した。これらのフィラリアについてWolbachia-specificなプライマーを用いたPCRを実施する予定である。また、Wolbachia sp.を独立したspeciesとして記載すべく、その可能性を検討している。3.新しいフィラリア症の診断従来、フィラリア症の診断には例外なく血液採取を必要とした。これは、流行地の住民にとって大きな負担であり、このため調査地域の住民の協力を得ることが困難であった。我々は、尿を検体とする免疫診断法(尿ELISA)を開発し,その有用性を検討してきたが、尿ELISAは感度・特異性共に優れ、予想以上の好結果を得ている。
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木村英作: "寄生虫学テキスト(線虫類)"文光堂. 55 (2000)
木村荣作:“寄生虫学(线虫)文本”Bunkodo 55 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
木村英作: "寄生虫学テキスト(蠕虫検査法、免疫診断法、遺伝子診断法)"文光堂. 17 (2000)
Eisaku Kimura:“寄生虫学文本(蠕虫检测、免疫诊断、基因诊断)”Bunkodo 17 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Li, Z.: "Bacillus okuhidensis sp. nov., isolated from the Okuhida spa area of Japan"International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. 52. 1205-1209 (2002)
Li, Z.:“Bacillus okuhidensis sp. nov.,从日本 Okuhida 温泉区分离”,《国际系统与进化微生物学杂志》。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Ezaki, T.: "Proposal of genera Anaerococcus, gen.nov., Peptoniphilus, gen.nov., and Catonia, gen.nov. for members of Genus Peptostreptococcus"Int.J.Syst.Evol.Microbiol.. 51. 1521-1528 (2001)
Ezaki, T.:“针对消化链球菌属成员的厌氧球菌属,gen.nov.、Peptoniphilus,gen.nov. 和 Catonia,gen.nov. 的提案”Int.J.Syst.Evol.Microbiol.. 51. 1521
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Weerasooriya, M.V.: "Epidemiology of bancroftian filariasis in three suburban areas of Matara, Sri Lanka"Annals of Tropical Medicine and Parasitology. 95. 263-273 (2001)
Weerasooriya,M.V.:“斯里兰卡马特勒三个郊区班克罗夫特丝虫病的流行病学”热带医学和寄生虫学年鉴。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 24 条
Infection of Strongyloides ratti in the large intestine as a survival strategy, and the role of autophagy
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批准号:18590409
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.62万
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财政年份:2006
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负责人:木村 英作
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依托单位:
尿を検体とする内臓リーシュマニア症の免疫診断法の開発とバングラデシュにおける野外応用
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批准号:04F04227
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2004
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负责人:木村 英作
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依托单位:
ミクロフィラリアは血液循環障害を起さないのか?高血圧自然発症ラットを用いた実験
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批准号:06670277
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1994
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负责人:木村 英作
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依托单位:
海外基金