T細胞増殖関連Sonic Hedgehog分子とHAM患者ウイルス抑制機構の研究
T細胞増殖関連Sonic Hedgehog分子とHAM患者ウイルス抑制機構の研究
批准号:
15659210
负责人:
宇宿 功市郎
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
ヒトリンパ球好性ウイルスI型(HTLV-I)感染者においては、宿主個体内においてウイルス発現に対する抑制機構が存在し、それによりウイルス複製と宿主免疫機構が一定の平衡状態にあることが知られている。その分子機構は長年にわたりHTLV-I研究分野における未解決の課題であったが、2001年以降に、この問題の解明に重要な手がかりを与える2つの新知見が相次いで報告された。一つは形態形成にかかわる細胞内シグナル伝達分子として報告されたSonic hedgehog分子(Shh)が、T細胞の分化および活性化CD4陽性リンパ球のクローナルな増殖に関与するという報告であり、二つ目は、Shhシグナル伝達系の最下流に位置する因子であり、かつHTLV-I感染細胞中で転写因子CREBを介してTaxと結合し、LTRからのウイルスの転写制御にかかわる転写因子であるGli2分子が、HTLV-Iウイルスの発現調整に極めて重要な役割を果たすという報告である。本研究ではこれら分子のHAM発症における意義を明らかにすることを目的としていた。対象と方法であるが、対象はHAM患者、無症候性キャリアー、正常コントロール末梢血中リンパ球であり、方法としてはそのリンパ球中の各分子の発現をRT-PCRとフローサイトメーターにより定量し、各種免疫学的パラメーター、臨床症状と比較することであった。今回の検討の結果であるが、ShhとGli2分子はHTLV-I感染者で発現増強していることが判明した。ShhとGli2分子の発現細胞の表面抗原や臨床症状との関連についての解析では、報告書の時点ではHAM発症を規定する明確なものには行き着かなかった。結論であるが、T細胞におけるShhやGli2の発現増強とHTLV-I感染との関連が示唆された。今後ともHAM発症を規定する因子の一つとして研究を継続させたい。
英文摘要
ヒトリンパ球好性ウイルスI型(HTLV-I)感染者においては、宿主個体内においてウイルス発現に対する抑制機構が存在し、それによりウイルス複製と宿主免疫機構が一定の平衡状態にあることが知られている。その分子機構は長年にわたりHTLV-I研究分野における未解決の課題であったが、2001年以降に、この問題の解明に重要な手がかりを与える2つの新知見が相次いで報告された。一つは形態形成にかかわる細胞内シグナル伝達分子として報告されたSonic hedgehog分子(Shh)が、T細胞の分化および活性化CD4陽性リンパ球のクローナルな増殖に関与するという報告であり、二つ目は、Shhシグナル伝達系の最下流に位置する因子であり、かつHTLV-I感染細胞中で転写因子CREBを介してTaxと結合し、LTRからのウイルスの転写制御にかかわる転写因子であるGli2分子が、HTLV-Iウイルスの発現調整に極めて重要な役割を果たすという報告である。本研究ではこれら分子のHAM発症における意義を明らかにすることを目的としていた。対象と方法であるが、対象はHAM患者、無症候性キャリアー、正常コントロール末梢血中リンパ球であり、方法としてはそのリンパ球中の各分子の発現をRT-PCRとフローサイトメーターにより定量し、各種免疫学的パラメーター、臨床症状と比較することであった。今回の検討の結果であるが、ShhとGli2分子はHTLV-I感染者で発現増強していることが判明した。ShhとGli2分子の発現細胞の表面抗原や臨床症状との関連についての解析では、報告書の時点ではHAM発症を規定する明確なものには行き着かなかった。結論であるが、T細胞におけるShhやGli2の発現増強とHTLV-I感染との関連が示唆された。今後ともHAM発症を規定する因子の一つとして研究を継続させたい。
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Saito M, et al.: "Molecular analysis of T cell clonotypes in muscle-infiltrating lymphocytes from patients with human T lymphotropic virus type 1 polymyositis."J Infect Dis.. 186(9). 1231-1241 (2002)
Saito M 等人:“人类 T 淋巴细胞病毒 1 型多发性肌炎患者肌肉浸润淋巴细胞中 T 细胞克隆型的分子分析。”J Infect Dis. 186(9)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Decreased human T lymphotropic virus type I(HTLV-I) provirus load and alteration in T cell phenotype after interferon-alpha therapy for HTLV-I-associated myelopathy/tropical spastic paraparesis.
干扰素-α 治疗 HTLV-I 相关脊髓病/热带痉挛性截瘫后,人类 T 淋巴细胞病毒 I 型 (HTLV-I) 原病毒载量下降,T 细胞表型发生改变。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
J Infect Dis. 189(1)
影响因子:
--
作者:
[Saito M, et al.]
通讯作者:
et al.
Longer dinucleotide repeat polymorphism in matrix metalloproteinase-9 (MMP-9) gene promoter which correlates with higher HTLV-I Tax mediated transcriptional activity in fluences the risk of HTLV-I associated myelopathy/tropical spastic paraparesis.
基质金属蛋白酶 9 (MMP-9) 基因启动子中较长的二核苷酸重复多态性与较高的 HTLV-I Tax 介导的转录活性相关,影响 HTLV-I 相关脊髓病/热带痉挛性截瘫的风险。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
J Neuroimmunol. 156(1-2)
影响因子:
--
作者:
[Kodama D, et al.]
通讯作者:
et al.
Saito M, et al.: "Decreased human T lymphotropic virus type I (HTLV-I) provirus load and alteration in T cell phenotype after interferon-alpha therapy for HTLV-I-associated myelopathy/tropical spastic paraparesis."J Infect Dis.. 189(1). 29-40 (2003)
Saito M 等人:“在干扰素 α 治疗 HTLV-I 相关脊髓病/热带痉挛性截瘫后,人类 T 淋巴细胞病毒 I 型 (HTLV-I) 原病毒载量下降,T 细胞表型发生改变。”J Infect Dis。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Furukawa Y, et al.: "Different cytokine production in tax-expressing cells between patients with human T cell lymphotropic virus type I (HTLV-I)-associated myelopathy/tropical spastic paraparesis and asymptomatic HTLV-I carriers."J Infect Dis.. 187(7). 11
Furukawa Y 等人:“人类 T 细胞嗜淋巴细胞病毒 I 型 (HTLV-I) 相关性脊髓病/热带痉挛性截瘫患者和无症状 HTLV-I 携带者之间,tax 表达细胞中细胞因子产生的差异。”J Infect Dis。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 11 条
学生習熟度別客観的臨床技能向上支援システム開発の研究
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批准号:17659153
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2005
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负责人:宇宿 功市郎
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依托单位:
海外基金