プロテアーゼ受容体-2抗体を用いた炎症性腸疾患に対する新規治療法開発の基礎研究
プロテアーゼ受容体-2抗体を用いた炎症性腸疾患に対する新規治療法開発の基礎研究
批准号:
16658116
负责人:
那須 哲之
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
近年、ヒト医療領域のみならず獣医領域においても、各種の炎症性腸疾患が増加し問題となっている。しかし、現在の所、有効な治療法が確立されておらず、新規治療薬の開発が急務の課題となっている。本研究では、実験的大腸炎モデル動物の消化管運動におけるプロテアーゼ受容体2 (PAR-2)の役割を明らかにすることで、炎症性腸疾患の新規治療薬としてのPAR-2の可能性を評価するとともに、PAR-2抗体を新規治療薬として用いるための基盤作りを目的としておこなった。前年度の研究に引き続いて、DSSラットを用いて消化管運動におけるPAR-2の機能的変化を検討した。これまで、PAR-2活性化による遠位結腸輪走平滑筋の弛緩反応には、抑制性神経伝達物質である一酸化窒素やプロスタサイクリンの関与が考えられていたが、各種神経伝達阻害物質の処置下においても、PAR-2活性化による弛緩が変化しなかったことから、やはりCa活性化Kチャネルが関与することが明らかとなった。また、PAR-2の発現量は、PAR-2の機能減弱と同じ時間経過をたどって減少することを明かとした。一方、DSS処置により作製した潰瘍性大腸炎モデルマウスに対する、PAR-2作動性合成ペプチドであるSLIGRL-NH2の影響を観察したが、生存率、消化管粘膜部および筋層部の形態学的変化、消化管運動能には、有意な変化が認められなかった。これらの結果より、実験的大腸炎モデル動物においてはPAR-2発現量が減少することにより、消化管平滑筋の弛緩反応が減弱し、消化管の運動機能不全を起こしていることが示唆された。しかし、腸炎発症機構におけるPAR-2受容体の役割解明については、更なる検討を要する。
英文摘要
近年、ヒト医療領域のみならず獣医領域においても、各種の炎症性腸疾患が増加し問題となっている。しかし、現在の所、有効な治療法が確立されておらず、新規治療薬の開発が急務の課題となっている。本研究では、実験的大腸炎モデル動物の消化管運動におけるプロテアーゼ受容体2 (PAR-2)の役割を明らかにすることで、炎症性腸疾患の新規治療薬としてのPAR-2の可能性を評価するとともに、PAR-2抗体を新規治療薬として用いるための基盤作りを目的としておこなった。前年度の研究に引き続いて、DSSラットを用いて消化管運動におけるPAR-2の機能的変化を検討した。これまで、PAR-2活性化による遠位結腸輪走平滑筋の弛緩反応には、抑制性神経伝達物質である一酸化窒素やプロスタサイクリンの関与が考えられていたが、各種神経伝達阻害物質の処置下においても、PAR-2活性化による弛緩が変化しなかったことから、やはりCa活性化Kチャネルが関与することが明らかとなった。また、PAR-2の発現量は、PAR-2の機能減弱と同じ時間経過をたどって減少することを明かとした。一方、DSS処置により作製した潰瘍性大腸炎モデルマウスに対する、PAR-2作動性合成ペプチドであるSLIGRL-NH2の影響を観察したが、生存率、消化管粘膜部および筋層部の形態学的変化、消化管運動能には、有意な変化が認められなかった。これらの結果より、実験的大腸炎モデル動物においてはPAR-2発現量が減少することにより、消化管平滑筋の弛緩反応が減弱し、消化管の運動機能不全を起こしていることが示唆された。しかし、腸炎発症機構におけるPAR-2受容体の役割解明については、更なる検討を要する。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1038/sj.bjp.0706717
发表时间:
2006-05-01
期刊:
BRITISH JOURNAL OF PHARMACOLOGY
影响因子:
7.3
作者:
[Sato, Koichi, Ninomiya, Hiromichi, Nasu, Tetsuyuki]
通讯作者:
Nasu, Tetsuyuki
平滑筋の収縮および弛緩機構とカルシウムとの関連, 特に腸管平滑筋のグリセリン筋について
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批准号:X00210----077265
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.17万
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财政年份:1975
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负责人:那須 哲之
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依托单位:
海外基金