骨髄由来再生内皮細胞を用いた臓器移植免疫寛容の誘導
骨髄由来再生内皮細胞を用いた臓器移植免疫寛容の誘導
批准号:
17659389
负责人:
浅原 利正
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
拒絶予防・治療を目的とした免疫抑制剤の使用が、移植を必要とした患者にとって感染や臓器障害あるいは原疾患の再発の原因となることは少なくない。従って、正常な生体防御能を保ちつつ移植抗原に対する免疫応答のみを抑制することが理想的な免疫制御療法といえる。我々は、骨髄間葉細胞から再生した内皮様細胞の移入により移植抗原応答性T細胞を寛容化する可能性について検討してきた。本年度は、ドナー抗原を貪食した宿主由来の再生内皮様細胞の移入により、ドナー抗原に間接認識経路で応答するT細胞を制御し得るか否かを解析した。B6マウス由来の細胞膜を貪食したBalb/cマウス間葉由来の内皮様細胞は、Balb/c由来のMHC class II分子を発現し、かつ抑制性の共刺激分子の発現様式を示した。この内皮様細胞を刺激細胞としてCarboxyfluorescein diacetate succinimidyl esterで細胞質染色したBalb/c由来のT細胞と共培養すると、B6抗原特異的にT細胞の分裂・増殖が抑制された。さらに組織適合性抗原(MHC)-class II-deficient B6マウスの細胞膜を貪食したBalb/cマウスの内皮様細胞をBalb/cに門脈内投与し、その1週間後にMHC-classII-deficient B6マウスの心臓を異所性に移植した結果、この異系移植心の生着期間は有意に延長された。本研究結果より、ドナー由来のペプチド抗原を表出した宿主由来の内皮様細胞を門脈内移入することで、ドナー抗原に間接認識経路で応答するT細胞を低反応化あるいは寛容化できる可能性が確認された。
英文摘要
拒絶予防・治療を目的とした免疫抑制剤の使用が、移植を必要とした患者にとって感染や臓器障害あるいは原疾患の再発の原因となることは少なくない。従って、正常な生体防御能を保ちつつ移植抗原に対する免疫応答のみを抑制することが理想的な免疫制御療法といえる。我々は、骨髄間葉細胞から再生した内皮様細胞の移入により移植抗原応答性T細胞を寛容化する可能性について検討してきた。本年度は、ドナー抗原を貪食した宿主由来の再生内皮様細胞の移入により、ドナー抗原に間接認識経路で応答するT細胞を制御し得るか否かを解析した。B6マウス由来の細胞膜を貪食したBalb/cマウス間葉由来の内皮様細胞は、Balb/c由来のMHC class II分子を発現し、かつ抑制性の共刺激分子の発現様式を示した。この内皮様細胞を刺激細胞としてCarboxyfluorescein diacetate succinimidyl esterで細胞質染色したBalb/c由来のT細胞と共培養すると、B6抗原特異的にT細胞の分裂・増殖が抑制された。さらに組織適合性抗原(MHC)-class II-deficient B6マウスの細胞膜を貪食したBalb/cマウスの内皮様細胞をBalb/cに門脈内投与し、その1週間後にMHC-classII-deficient B6マウスの心臓を異所性に移植した結果、この異系移植心の生着期間は有意に延長された。本研究結果より、ドナー由来のペプチド抗原を表出した宿主由来の内皮様細胞を門脈内移入することで、ドナー抗原に間接認識経路で応答するT細胞を低反応化あるいは寛容化できる可能性が確認された。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
DOI:
10.1002/hep.21035
发表时间:
2006-02-01
期刊:
HEPATOLOGY
影响因子:
13.5
作者:
[Ishiyama, K, Ohdan, H, Asahara, T]
通讯作者:
Asahara, T
肝類洞内皮細胞の免疫寛容誘導への関わり
肝窦内皮细胞参与免疫耐受诱导
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
移植 41(2)
影响因子:
--
作者:
[Kamo, N et al., Daisuke Tokita, 大段 秀樹]
通讯作者:
大段 秀樹
DOI:
10.4049/jimmunol.177.6.3615
发表时间:
2006-09-15
期刊:
JOURNAL OF IMMUNOLOGY
影响因子:
4.4
作者:
[Tokita, Daisuke, Shishida, Masayuki, Asahara, Toshimasa]
通讯作者:
Asahara, Toshimasa
DOI:
10.4049/jimmunol.175.1.139
发表时间:
2005-07-01
期刊:
JOURNAL OF IMMUNOLOGY
影响因子:
4.4
作者:
[Onoe, T, Ohdan, H, Asahara, T]
通讯作者:
Asahara, T
海外基金