カテプシン-Lプロモーターの薬剤応答配列を標的とした歯肉増殖症の治療法開発
カテプシン-Lプロモーターの薬剤応答配列を標的とした歯肉増殖症の治療法開発
批准号:
17659657
负责人:
西村 英紀
金额:
$2.11万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
薬物性宙肉増殖症の病巣局所には細胞外基質が多量に蓄積し、病変歯肉組織は高度に線維化している。申請者らは過去に、本疾患を惹起する3種類の薬剤すべてが歯肉線維芽細胞においてライソゾーム酵素カテプシンーLの活性を遺伝子の転写レベルで抑制することを報告した(Nishimura F et al.,Am J Pathol,2002)。カテプシンーLは炎症性サイトカインーIL-6やMCP-1によってその遺伝子発現が調節されていると言われている。そこで、歯肉線維芽細胞においてIL-6やMCP-1を発現'させるモデルとしてHLAクラスII抗原を介した刺激を用い、これらサイトカインの調節機構を明らかにした。歯肉線維芽細胞上のHLAクラスII抗原はfocal adhesion kinase(FAK)と会合しており、HLAクラズII抗原を介した刺激でFAKがリン酸化を受け、IL-6やMCP-1が産生されることを明らかにした。FAKのリン酸化を特異的に阻害するといわれるルテオリンを作用させると、FAKのリン酸化が濃度依存性に抑制されるとともに、 HLAクラスII抗原を介した刺激によって誘導されるIL-6やMCP-1の産生量が低下した。これらのことからルテオリンによる歯肉線維芽細胞中のFAKリン酸化阻害作用が、梅肉増殖症惹起薬剤の作用と類似の効果を及ぼすことで結果的にカテプシンーL活性が抑制され、細胞外基質が蓄積する可能性が示唆された。これら3種類の薬剤はいずれも細胞内へのカルシウムイオンの流入を阻害することが知られている。今後、ルテオリンによるFAKリン酸化阻害作用がカルシウムイオンの流入阻害を介したものかどかを確認する必要がある。
英文摘要
薬物性宙肉増殖症の病巣局所には細胞外基質が多量に蓄積し、病変歯肉組織は高度に線維化している。申請者らは過去に、本疾患を惹起する3種類の薬剤すべてが歯肉線維芽細胞においてライソゾーム酵素カテプシンーLの活性を遺伝子の転写レベルで抑制することを報告した(Nishimura F et al.,Am J Pathol,2002)。カテプシンーLは炎症性サイトカインーIL-6やMCP-1によってその遺伝子発現が調節されていると言われている。そこで、歯肉線維芽細胞においてIL-6やMCP-1を発現'させるモデルとしてHLAクラスII抗原を介した刺激を用い、これらサイトカインの調節機構を明らかにした。歯肉線維芽細胞上のHLAクラスII抗原はfocal adhesion kinase(FAK)と会合しており、HLAクラズII抗原を介した刺激でFAKがリン酸化を受け、IL-6やMCP-1が産生されることを明らかにした。FAKのリン酸化を特異的に阻害するといわれるルテオリンを作用させると、FAKのリン酸化が濃度依存性に抑制されるとともに、 HLAクラスII抗原を介した刺激によって誘導されるIL-6やMCP-1の産生量が低下した。これらのことからルテオリンによる歯肉線維芽細胞中のFAKリン酸化阻害作用が、梅肉増殖症惹起薬剤の作用と類似の効果を及ぼすことで結果的にカテプシンーL活性が抑制され、細胞外基質が蓄積する可能性が示唆された。これら3種類の薬剤はいずれも細胞内へのカルシウムイオンの流入を阻害することが知られている。今後、ルテオリンによるFAKリン酸化阻害作用がカルシウムイオンの流入阻害を介したものかどかを確認する必要がある。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
薬物性歯肉増殖症誘発薬剤はDAPK(death-associated protein kinase)活性を抑制する
诱导牙龈增生的药物会抑制 DAPK(死亡相关蛋白激酶)活性
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
日本歯周病学会会誌 48巻(春季特別号)
影响因子:
--
作者:
[Ayako Yamada, Yuki Nakamura, Daigo Sugita, Shinya Shirosaki, Tadahiro Ohkuri, Hideo Katsukawa, Kazuaki Nonaka, Toshiaki Imoto, Yuzo Ninomiya, Haruaki Hayasaki et al., Noriko MURAOKA et al., Noboru Yamaguchi et al., Ieyoshi Kobayashi et al., Satoshi FUKUMOTO et al., Yoshizawa S et al., 岡田祐佳 他]
通讯作者:
岡田祐佳 他
Focal adhesion kinase(FAK)mediates human leukocyte histocompatibility antigen(HLA) CLASS II-induced signaling in gingival fibroblasts.
粘斑激酶 (FAK) 介导人类白细胞组织相容性抗原 (HLA) II 类诱导的牙龈成纤维细胞信号传导。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Journal of Periodontal Research (In press)
影响因子:
--
作者:
[三井将, 小林誠, ら, Shoji Nishio, Yuji Ohtsuki, Yasushi Uemura, Hideki Ohyama, Tian-Yi Liu, Hideki Ohyama, Yuka Okada, Yuji Ohtsuki, Yasushi Uemura, Hideki Ohyama, Tian-Yi Liu, Hideki Ohyama, Yuka Okada, Kazu Takeuchi-Hatanaka, Hideki Ohyama, Tian-Yi Liu, Yasushi Uemura, Sayuri Yoshizawa, Koji Yamanegi, Koji Yamanegi, 脇本 栄子, 中正 恵二, 中正 恵二, Sayuri Yoshizawa, Koji Yamanegi, Koji Yamanegi, Sayuri Yoshizawa]
通讯作者:
Sayuri Yoshizawa
日本人型軽度肥満モデルの歯周病と健康寿命
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批准号:24K02622
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2024
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负责人:西村 英紀
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依托单位:
統合オミクス解析を介した糖尿病性歯周炎の病態解明を目指す国際共同研究
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批准号:20KK0212
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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资助金额:$11.98万
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财政年份:2020
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负责人:西村 英紀
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依托单位:
栄養素と齲蝕感受性の関連性の解明
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批准号:20659298
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2008
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负责人:西村 英紀
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依托单位:
歯周炎をインスリン抵抗性症候群に包括するための研究
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批准号:14657555
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2002
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负责人:西村 英紀
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依托单位:
好中球機能異常を伴う早期発症型歯周炎の遺伝子レベルでの解析
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批准号:01771574
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1989
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负责人:西村 英紀
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依托单位: