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自律神経応答性からみた覚醒系・安息系看護技術の時間生物学的適時性の解明

从自主神经反应角度阐明唤醒和休息护理技术的时间生物学及时性

基本信息

批准号：
17659667
负责人：
櫻井利江
金额：
$ 2.18万
依托单位：
University of Tsukuba
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では,看護技術が生体リズムを整えられるか否かの可能性を探究してきた。生体リズムに影響をもたらすこととしてすでに解明されてきている照度や自律神経活動の側面から,その現象を捕捉する試みをしてきたが,これまでに明らかにされたことは,通常の状態とは異なる身体的緊張状態を強いられる病床環境に於いては,その影響の方が強く,マスキングをされてしまうことである。そこで,本年度は,看護技術のもつ「個人史における日常性」に焦点を当ててのアプローチを実施し,その結果,新たな知見として次のことが挙げられた。(1)過去に遡って自分自身の生活史の中で「ケアされていた」気分を呼び起こすものに関しては,その時の「安心感」や「気持ちよさ」が喚起されること,(2)非常に高い緊張状態にある場合でも生体リズムは確保されるが,位相がずれるために「熟眠感が得られない」「焦燥感にかられる」などの負の精神状態が惹起される,(3)熟眠感が得られるようになると,別の状況で強い緊張状態に置かれた場合でも交感神経の亢進を抑制する動きがみられること,である。しかし,いずれも,その傾向がみられたのみで科学的検証を行うためには,更なる研究デザインの精錬が必要である。米国ではケアリングとしての看護を強力に推進されており,看護は「状況」の中で議論するという意味における「看護状況」という概念も提唱されている。ポール・リクールは,時間性は「物語」の中にこそ現出することを明らかにしているが,個人のストーリーが患者にとっての安息系・覚醒系の反応を引き起こす可能性が示唆されたことから,今後の課題としては,看護技術の適時性を論じるためには,個人の物語に現出する「ケアされた体験」のもつリラックス効果に着目し,看護状況の特殊性に応じながら,看護技術の安息系・覚醒系を分類していく必要があり,それをして初めて,看護技術の時間生物学的適時性が実践に適用できるようになることが示唆された。

This study explored the possibility of nursing technology in vivo. The body is affected by light and the bottom of the autonomic nervous system is affected by light and the normal state of the body. This year, the focus of nursing technology on "personal history and daily life" is on the implementation of new knowledge and results. (1)In the past, the author divided his life history into three parts: "The feeling of peace" and "The feeling of persistence".(2) In the case of very high tension, the organism should ensure that the situation is different."The feeling of sleep","the feeling of anxiety" and the negative mental state are aroused.(3) Sleep sensation can be obtained in different situations, such as stress state, state In addition to the scientific evidence, it is also necessary to study the essence of science. In the United States, there is a strong push for nursing care, and nursing care is a "condition" in the discussion. Polo·Likkel said that since the timeliness of time appears in the "story", the possibility of the individual's life triggering the reaction of the patient's resting and waking systems has been demonstrated. Since then, future topics include the timeliness of nursing technology, and the emergence of the "" in the personal story. The particularity of nursing condition, the classification of rest system and wake system of nursing technology, the timeliness of chronobiology of nursing technology, and the application of chronobiology are all indicated.