中・東欧における法専門職の近代化過程に関する研究
中・東欧における法専門職の近代化過程に関する研究
批准号:
18653002
负责人:
上田 理恵子
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2008
中文摘要
本年度の目的は、19世紀から20世紀初頭の中・東欧、いわゆるハプスブルク帝国の領域における法曹団体の社会的役割を明らかにすることにあった。この目的のため、大きく三段階に分けた研究実施計画の第1期では、ドイツ法律家大会の活動概要に関する議事録および機関誌を収集し、この団体が統一編纂過程で法専門職集団として強い発言力を持ったことを確認した。続いて、ウィーン大学ブラウネーダー教授の論稿により、ハプスブルク帝国領域でも、ことにドイツ語で教育を受け、活動する法曹たちの間に類似の法律家協会が形成されたことを確認した。それらは、18世紀以来の読書協会と、法専門職の職能団体とが統合された団体であることが多い。ドイツ語以外の言語でも、モラヴィアのように、法律家協会の年次報告書が見つかっている。第2期では、ハンガリー国立図書館での資料収集と、パッサウで開催されたドイツ法制史学会での情報交換をもとにハンガリー王国内の法律家任意団体の活動を考察した。ドイツ法律家大会の理念に基づいた、とされる「ハンガリー法律家大会」の開催状況については、詳細な年次報告書が現地の国立図書館に残されている。その検討結果から、時宜を得た、重要な議題にも関わらず、大会の開催自体は11回で断絶してしまったことが明らかとなった。その要因として、開催地の首都ブダペシュトー極集中、政治への関与を避けて学問上の議論に特化する方針、経済面では自主的運営へのこだわり等が考えられる。以上の成果をまとめたのが熊本大学教育学部紀要論文である。なお、第3期との関係では、ハプスブルク帝国各地の弁護士会の活動内容について、オーストリア弁護士新聞および法律雑誌の報告にもとづき、まとめる作業が続いている。地方の法実務の実態、弁護士の地位向上への取り組みを明らかにする方針である。
英文摘要
本年度の目的は、19世紀から20世紀初頭の中・東欧、いわゆるハプスブルク帝国の領域における法曹団体の社会的役割を明らかにすることにあった。この目的のため、大きく三段階に分けた研究実施計画の第1期では、ドイツ法律家大会の活動概要に関する議事録および機関誌を収集し、この団体が統一編纂過程で法専門職集団として強い発言力を持ったことを確認した。続いて、ウィーン大学ブラウネーダー教授の論稿により、ハプスブルク帝国領域でも、ことにドイツ語で教育を受け、活動する法曹たちの間に類似の法律家協会が形成されたことを確認した。それらは、18世紀以来の読書協会と、法専門職の職能団体とが統合された団体であることが多い。ドイツ語以外の言語でも、モラヴィアのように、法律家協会の年次報告書が見つかっている。第2期では、ハンガリー国立図書館での資料収集と、パッサウで開催されたドイツ法制史学会での情報交換をもとにハンガリー王国内の法律家任意団体の活動を考察した。ドイツ法律家大会の理念に基づいた、とされる「ハンガリー法律家大会」の開催状況については、詳細な年次報告書が現地の国立図書館に残されている。その検討結果から、時宜を得た、重要な議題にも関わらず、大会の開催自体は11回で断絶してしまったことが明らかとなった。その要因として、開催地の首都ブダペシュトー極集中、政治への関与を避けて学問上の議論に特化する方針、経済面では自主的運営へのこだわり等が考えられる。以上の成果をまとめたのが熊本大学教育学部紀要論文である。なお、第3期との関係では、ハプスブルク帝国各地の弁護士会の活動内容について、オーストリア弁護士新聞および法律雑誌の報告にもとづき、まとめる作業が続いている。地方の法実務の実態、弁護士の地位向上への取り組みを明らかにする方針である。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
19世紀中・東欧における法律家の任意団体
19世纪中叶和东欧律师自愿协会
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
熊本大学教育学部紀要 57
影响因子:
--
作者:
[須永薫子, 若月利之, 平山良治, 藤井樹也, 藤井樹也, 藤井樹也, 藤井樹也, 藤井樹也(共著), 上田理恵子]
通讯作者:
上田理恵子
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