ことばの遅れか障害かを文法習得の躓きで判定する方法に関する研究
ことばの遅れか障害かを文法習得の躓きで判定する方法に関する研究
批准号:
18653121
负责人:
田中 裕美子
金额:
$2.18万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2008
中文摘要
H21年度は、これまでに作成した発話誘発課題を用いて文法習得を評価するための具体的な指標を構築し、さらに、臨床像を掘り下げるために新しい発話誘発法を作成し、検討を試みた。1.ナラティブのミクロ構造指標の構築と躓きの判定成人(10名)、学童(10名)、幼児(10名)の「カエルの話Frog,where are you?」(Mayer,1969)の再生発話の分析に用いてきた構造指標T-unitに加え、従属節などのComplexity指標や、語の総数や異なる語数などのproductivity指標を加えるとともに、5人の分析者が95%の一致を認めるためのトレーニング作業を行った上で、ナラティブ再生発話を分析した。その結果、学童期から発話に関係節や従属説などの複雑指標が増すこと、また、productivityは幼児<学童<成人となり、文法発達の躓きを判定するための指標が得られた。2.受動態・使役態文を誘発する課題を用いた文法の問題特性の解明臨床家が印象として持つ「文法の問題」とは具体的にどういうことかを検討するために、斎藤氏の構文検査(試案)を応用し、複数の言語発達障害児から受動態・使役態文を誘発した。その結果、学齢期になっても受動態・使役態文を構成する際に、動詞の活用に音韻の誤りもしくは不確かさが認められる場合、文法の問題に音韻が介在する可能性が示唆された。また、構造化された誘発課題では受動態・使役態文が言えるが、ナラテイィブの中ではできないなど、文脈によるパフォーマンスの違いが明らかになり、日常の場面で使用できるかどうかを確認するための誘発方法を作成することが今後の課題である。最後に、人物の特性や状況を加味した受動態・使役態の理解課題を考案し、健常児・障害児への実施を行い、表出できないときの背景を探り始めた。
英文摘要
H21年度は、これまでに作成した発話誘発課題を用いて文法習得を評価するための具体的な指標を構築し、さらに、臨床像を掘り下げるために新しい発話誘発法を作成し、検討を試みた。1.ナラティブのミクロ構造指標の構築と躓きの判定成人(10名)、学童(10名)、幼児(10名)の「カエルの話Frog,where are you?」(Mayer,1969)の再生発話の分析に用いてきた構造指標T-unitに加え、従属節などのComplexity指標や、語の総数や異なる語数などのproductivity指標を加えるとともに、5人の分析者が95%の一致を認めるためのトレーニング作業を行った上で、ナラティブ再生発話を分析した。その結果、学童期から発話に関係節や従属説などの複雑指標が増すこと、また、productivityは幼児<学童<成人となり、文法発達の躓きを判定するための指標が得られた。2.受動態・使役態文を誘発する課題を用いた文法の問題特性の解明臨床家が印象として持つ「文法の問題」とは具体的にどういうことかを検討するために、斎藤氏の構文検査(試案)を応用し、複数の言語発達障害児から受動態・使役態文を誘発した。その結果、学齢期になっても受動態・使役態文を構成する際に、動詞の活用に音韻の誤りもしくは不確かさが認められる場合、文法の問題に音韻が介在する可能性が示唆された。また、構造化された誘発課題では受動態・使役態文が言えるが、ナラテイィブの中ではできないなど、文脈によるパフォーマンスの違いが明らかになり、日常の場面で使用できるかどうかを確認するための誘発方法を作成することが今後の課題である。最後に、人物の特性や状況を加味した受動態・使役態の理解課題を考案し、健常児・障害児への実施を行い、表出できないときの背景を探り始めた。
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心の理論課題成績に関する要因-テスターの誘発方法の影響
与心理理论任务表现相关的因素——测试者启发方法的影响
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田中 裕美子・石田 宏代・青木 さつき, 他, 青木 さつき・入山 満恵子・田中 裕美子, 小林 建史・田中 裕美子, 武藤 由貴子・熊谷 浩路・秋田 一子・田中 裕美子, 中平 智子・小川 いずみ・浦由 希子・田中 裕美子]
通讯作者:
中平 智子・小川 いずみ・浦由 希子・田中 裕美子
発達期言語コミュニケーション障害の新しい視点と介入理論
发展性语言沟通障碍的新视角和干预理论
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山口裕子, 伊藤友彦, 笹沼澄子(編)]
通讯作者:
笹沼澄子(編)
「学童期の言語発達」 「言語聴覚士のための基礎 : 知識 : 音声学・言語学」 今泉敏編著
《学童的语言发展》《言语听力治疗师的基础:知识:语音学和语言学》编辑:今泉聪
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tanaka, Y., Aoki, S., &Iriyama, M., 田中 裕美子・小田 部夏子・秋田 一子, 遠藤 重典・浦由 希子・田中 裕美子, 田中裕美子(今泉敏編著), 田中 裕美子]
通讯作者:
田中 裕美子
軽度発達障害の言語特徴I-小1の3事例
轻度发育障碍的语言特点Ⅰ——一年级3例
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田中 裕美子・石田 宏代・青木 さつき, 他, 青木 さつき・入山 満恵子・田中 裕美子]
通讯作者:
青木 さつき・入山 満恵子・田中 裕美子
言語聴覚士のための言語発達障害学
语言治疗师的语言发展障碍
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tanaka, Y., Aoki, S., &Iriyama, M., 田中 裕美子・小田 部夏子・秋田 一子, 遠藤 重典・浦由 希子・田中 裕美子, 田中裕美子(今泉敏編著), 田中 裕美子, 田中 裕美子(分担執筆)]
通讯作者:
田中 裕美子(分担執筆)
共 12 条
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