室内空気汚染による人間健康被害のライフサイクルインパクト評価手法の開発

室内空气污染对人体健康损害的生命周期影响评估方法的建立

• 批准号: 18656165
• 负责人: 村上 周三
• 金额: $ 2.05万
• 依托单位: Keio University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2006
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2006 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18656165/
• 关键词: 室内空気汚染; 健康被害; LIME; シックハウス症候群; ホルムアルデヒド; トルエン; Full Cost Assessment; 換気回数; ダメージ関数; DALY; 不確実性解析

1.実際の室内空気汚染による健康被害を有する患者を対象とした医学的調査と室内空気質に関する実測調査昨年度はホルムアルデヒドによるシックハウス症候群のダメージ関数を実際の患者データ(19名)により検討したが、今年度は約100名の患者データを追加し、更にトルエンのデータも加え、評価手法の信頼性、網羅性の向上を図った。また、住宅を模擬した実験室におけるカビやダニ等による微生物汚染(繁殖・飛散)の測定を行い、室内空気汚染性状を解明した。2.室内空気汚染による健康被害のダメージ関数の算定ホルムアルデヒドは発ガン性、トルエンは筋力低下や難聴といった中毒症状を引き起こすことが多くの研究で明らかにされている。また、室内空気汚染は住宅や生活スタイル等に関わらず様々な状況で発生する。そこで、「シックハウス症候群」に加えて「発ガン性」「中毒症状」及び「戸建住宅」「集合住宅」「施工段階」に対応したダメージ関数を新たに算定した。3.室内空気汚染と異なる環境影響の複合評価得られた室内空気汚染のダメージ関数をLIMEに組み込み、室内空気汚染問題とその他の環境影響を含めた複合評価が可能となった。室内空気汚染を改善させる方策として換気量の増大等が挙げられるが、これらの低減方策は他の環境影響とはトレード・オフの関係にあることが多い。そこで、本ダメージ関数を組み込んだLIMEを用い、換気回数の変化が人間健康被害と内部・外部費用に与える影響のライ7サイクルインパクト評価を行った。その結果、換気回数0.5(回/h)前後のとき、合計費用が最小化されることがわかった。

1.

项目成果

室内空気汚染の被害係数に関する研究

室内空气污染危害系数研究

• 发表时间: 2007
• 期刊: 第2回日本LCA学会研究発表会 2007. 3
• 作者: 成田菜採;村上周三ら
• 通讯作者: 村上周三ら

Damage factor development for indoor air quality

室内空气质量的损害因素开发

• 发表时间: 2006
• 期刊: The 7th International Conference on Ecobalacne 2006. 11
• 作者: 成田菜採;村上周三ら
• 通讯作者: 村上周三ら

室内空気汚染による健康被害のライフサイクル影響評価手法の開発-室内空気汚染による健康被害に関する研究(その3)-

室内空气污染健康损害生命周期影响评估方法的开发——室内空气污染健康损害研究（第3部分）——

• 发表时间: 2008
• 期刊: 日本建築学会環境系論文集 Vol.73No.627
• 作者: 成田 菜採、村上 周三;ら
• 通讯作者: ら

Effects of Heating Systems on Diffusion of Mite Allergens in Occupational Spaces Based on Experiments and CFD Analysis(CD-ROM)

基于实验和 CFD 分析的加热系统对职业空间螨过敏原扩散的影响（CD-ROM）

• 发表时间: 2007
• 期刊: Roomvent 2007 2007.6
• 作者: 渡辺 利沙、村上 周三;ら
• 通讯作者: ら

室内空気汚染による健康被害に関する研究(その5)室内空気汚染のダメージ関数を用いた日本人全体の健康被害量の推計

室内空气污染造成的健康损害研究（第5部分）利用室内空气污染的损害函数估算日本全体人口的健康损害量

• 发表时间: 2006
• 期刊: 日本建築学会学術講演梗概集 D-1 環境工学1
• 作者: 成田菜採;村上周三ら
• 通讯作者: 村上周三ら