機能性光触媒ナノ粒子と音響化学をカップリングした新規がん治療
機能性光触媒ナノ粒子と音響化学をカップリングした新規がん治療
批准号:
18656242
负责人:
高木 圭子
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
二酸化チタンは、超音波を照射することでヒドロキシルラジカル(・OH)を生成する(二酸化チタン/超音波触媒法)。既往の研究で二酸化チタンに超音波を照射するとマウスリンパ腫由来のL1210細胞の細胞膜が損傷することが報告されている。しかし、超音波を照射せずに細胞に二酸化チタンを添加しただけで細胞死を起こすことがわかった。そこで本研究では、正常細胞への影響が少なく、より効果的に二酸化チタン/超音波触媒法を用いるため二酸化チタンのL1210に対する細胞毒性メカニズムの解析を行った。LDH(乳酸脱水素酵素)の蛍光強度を指標として細胞膜損傷効果を評価した結果、細胞膜損傷効果は経時的に増強し、さらにその効果は二酸化チタン濃度に依存していることがわかった。また、二酸化チタン粒子を添加した細胞群では細胞の増殖が顕著に抑制されていた。さらに、より詳しく二酸化チタン粒子の細胞毒性を調べるため、二酸化チタン粒子を添加後4,6-diamino-2-phenylindole(DAPI)で細胞核を染色し観察したところ、細胞核の凝集がみられ細胞死を起こしていることがわかった。また、二酸化チタンとtert-Butyl hydroperoxide(tBHP)を添加し過酸化された膜のリン脂質との影響を検証した結果、tBHPと二酸化チタンを添加した細胞群で核凝集を起こした細胞が増加していた。反対にtBHPとポリスチレン粒子を添加した細胞群では二酸化チタンのように核凝集を起こした細胞は増加しなかった。このことから二酸化チタンは過酸化されたリン脂質と何らかの酸化反応を起こし、細胞死をひき起こしている可能性が示唆される。これらのことから、二酸化チタンは濃度依存的に細胞毒性を示し、細胞増殖を阻害していることがわかった。また細胞死をひき起こすメカニズムとして、二酸化チタンの細胞毒性は過酸化された膜のリン脂質との酸化反応に起因する可能性が示唆された。
英文摘要
二酸化チタンは、超音波を照射することでヒドロキシルラジカル(・OH)を生成する(二酸化チタン/超音波触媒法)。既往の研究で二酸化チタンに超音波を照射するとマウスリンパ腫由来のL1210細胞の細胞膜が損傷することが報告されている。しかし、超音波を照射せずに細胞に二酸化チタンを添加しただけで細胞死を起こすことがわかった。そこで本研究では、正常細胞への影響が少なく、より効果的に二酸化チタン/超音波触媒法を用いるため二酸化チタンのL1210に対する細胞毒性メカニズムの解析を行った。LDH(乳酸脱水素酵素)の蛍光強度を指標として細胞膜損傷効果を評価した結果、細胞膜損傷効果は経時的に増強し、さらにその効果は二酸化チタン濃度に依存していることがわかった。また、二酸化チタン粒子を添加した細胞群では細胞の増殖が顕著に抑制されていた。さらに、より詳しく二酸化チタン粒子の細胞毒性を調べるため、二酸化チタン粒子を添加後4,6-diamino-2-phenylindole(DAPI)で細胞核を染色し観察したところ、細胞核の凝集がみられ細胞死を起こしていることがわかった。また、二酸化チタンとtert-Butyl hydroperoxide(tBHP)を添加し過酸化された膜のリン脂質との影響を検証した結果、tBHPと二酸化チタンを添加した細胞群で核凝集を起こした細胞が増加していた。反対にtBHPとポリスチレン粒子を添加した細胞群では二酸化チタンのように核凝集を起こした細胞は増加しなかった。このことから二酸化チタンは過酸化されたリン脂質と何らかの酸化反応を起こし、細胞死をひき起こしている可能性が示唆される。これらのことから、二酸化チタンは濃度依存的に細胞毒性を示し、細胞増殖を阻害していることがわかった。また細胞死をひき起こすメカニズムとして、二酸化チタンの細胞毒性は過酸化された膜のリン脂質との酸化反応に起因する可能性が示唆された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
ナノテクノロジーによる新規がん治療法
使用纳米技术的新型癌症治疗
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
最新医学 特集がん領域におけるドラッグデリバリーシステム(DDS) 61(6)
影响因子:
--
作者:
[清水宣明, 荻野千秋, 高木圭子, 山岸紗也花, 野瀬律子]
通讯作者:
野瀬律子
Continuous production of phospholipase D using immobilized recombinant Streptomyces lividans
使用固定化重组浅青紫链霉菌连续生产磷脂酶 D
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Enzyme Microb.Technol. (印刷中)
影响因子:
--
作者:
[C.Ogino, M.Kanemasu, T.Kubo, T.Yoshino, A.Kondo, H.Fukuda, N.Shimizu]
通讯作者:
N.Shimizu
Disinfection of Legionella pneumophilia by Ultrasonic Treatment with TiO2
TiO2 超声波处理对嗜肺军团菌的消毒
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Water Res. 40
影响因子:
--
作者:
[F.D.Mahmoud, C.Ogino, S.Matsumura, N.Shimizu]
通讯作者:
N.Shimizu
DOI:
10.1016/j.bej.2006.09.008
发表时间:
2006-11
期刊:
Biochemical Engineering Journal
影响因子:
3.9
作者:
[C. Ogino;M. F. Dadjour;K. Takaki;N. Shimizu]
通讯作者:
C. Ogino;M. F. Dadjour;K. Takaki;N. Shimizu
昆虫が体重依存的に内分泌系の活性を変化させ、蛹変態を誘導する機構を明らかにする
-
批准号:22K05675
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.66万
-
财政年份:2022
-
负责人:高木 圭子
-
依托单位: