金属結合ヒト唾液タンパク質の経口投与による金属アレルギー発症動物モデルの作製
金属結合ヒト唾液タンパク質の経口投与による金属アレルギー発症動物モデルの作製
批准号:
18659628
负责人:
雫石 聰
金额:
$2.05万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
近年増加傾向にある歯科金属アレルギーは、その発症のメカニズムにおいて不明な点が多い疾患である。我々は口腔内の金属が単体金属イオンとして溶出し唾液タンパク質と結合することにより金属-タンパク質複合体を形成し、消化管を介して摂取され発症するという仮説の下、動物モデルを作製、そして同モデルを用いた金属アレルギー発症のメカニズムを明らかにすることを目的とした。まずヒト唾液サンプルをNi-NTAアガロースカラムを用い、ニッケル(Ni)イオンと特異的に結合する唾液中の唾液タンパク質を精製した。ウエスタンブロット法によりカラム精製された唾液タンパク質にはヒスタチン、プロリンリッチプロテインが含まれていることを明らかにした。ヒト全唾液からの精製ヒスタチンおよびプロリンリッチプロテインをそれぞれanalyteに、Niセンサーチップへの結合強度をBiaCore systemにより検討したところ、プロリンリッチプロテインよりヒスタチンの結合度が強いことが示された。Ni感作マウス作製にあたっては、背部剃毛マウスに10mM NiSO4含有ワックスを隔日4回塗布し最終感作24時間後、同マウスに2mM NiSO4/リン酸バッファー溶液を右耳介に、また、左耳介にリン酸バッファー20μ1を皮下注射し、18時間後の耳介の厚さを測定することにより遅延型過敏反応の惹起を確認した。さらに、Ni感作マウスにNi-ヒト唾液タンパク質複合体(NiSC)2.5mgを経口投与し、(コントロール群には、リン酸バッファー経口投与)18時間後の小腸を摘出しコントロール群と比較検討したところ、NiSC投与群では組織充血および組織脆弱性が認められ、小腸HE染色組織標本では、NiSC投与群において細胞浸潤がみられた。次に小腸腸管粘膜固有層からのCD4T細胞からのRNA抽出を用い、RT-PCR法によりTh1/Th2型サイトカイン発現を検討したところ、IFN-γの有意な発現増加が見られた。以上より、本マウスモデルの腸管において遅延型過敏反応が認められ、金属アレルギー発症を示唆するものである。
英文摘要
近年増加傾向にある歯科金属アレルギーは、その発症のメカニズムにおいて不明な点が多い疾患である。我々は口腔内の金属が単体金属イオンとして溶出し唾液タンパク質と結合することにより金属-タンパク質複合体を形成し、消化管を介して摂取され発症するという仮説の下、動物モデルを作製、そして同モデルを用いた金属アレルギー発症のメカニズムを明らかにすることを目的とした。まずヒト唾液サンプルをNi-NTAアガロースカラムを用い、ニッケル(Ni)イオンと特異的に結合する唾液中の唾液タンパク質を精製した。ウエスタンブロット法によりカラム精製された唾液タンパク質にはヒスタチン、プロリンリッチプロテインが含まれていることを明らかにした。ヒト全唾液からの精製ヒスタチンおよびプロリンリッチプロテインをそれぞれanalyteに、Niセンサーチップへの結合強度をBiaCore systemにより検討したところ、プロリンリッチプロテインよりヒスタチンの結合度が強いことが示された。Ni感作マウス作製にあたっては、背部剃毛マウスに10mM NiSO4含有ワックスを隔日4回塗布し最終感作24時間後、同マウスに2mM NiSO4/リン酸バッファー溶液を右耳介に、また、左耳介にリン酸バッファー20μ1を皮下注射し、18時間後の耳介の厚さを測定することにより遅延型過敏反応の惹起を確認した。さらに、Ni感作マウスにNi-ヒト唾液タンパク質複合体(NiSC)2.5mgを経口投与し、(コントロール群には、リン酸バッファー経口投与)18時間後の小腸を摘出しコントロール群と比較検討したところ、NiSC投与群では組織充血および組織脆弱性が認められ、小腸HE染色組織標本では、NiSC投与群において細胞浸潤がみられた。次に小腸腸管粘膜固有層からのCD4T細胞からのRNA抽出を用い、RT-PCR法によりTh1/Th2型サイトカイン発現を検討したところ、IFN-γの有意な発現増加が見られた。以上より、本マウスモデルの腸管において遅延型過敏反応が認められ、金属アレルギー発症を示唆するものである。
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特集I:IgAの産生をめぐって「コレラトキシンの粘膜投与によるIgA産生B細胞の誘導」
特辑I:关于IgA的产生:“通过粘膜给予霍乱毒素诱导产生IgA的B细胞”
DOI:
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发表时间:
2007
期刊:
科学評論社 臨床免疫・アレルギー科Clinical Immunology & Allergy 47(6)
影响因子:
--
作者:
[Kataoka K., et. al., 片岡 宏介等]
通讯作者:
片岡 宏介等
Nasal cholera toxin elicits IL-5 and IL-5 receptor α-chain expressing B-la B cells for innate mucosal IgA antibody respouses.
鼻霍乱毒素引发表达IL-5和IL-5受体α链的B-1a B细胞以获得先天粘膜IgA抗体应答。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Journal of Immunology 178(10)
影响因子:
--
作者:
[Kataoka K., et. al.]
通讯作者:
et. al.
DOI:
10.4049/jimmunol.177.5.3045
发表时间:
2006-09-01
期刊:
JOURNAL OF IMMUNOLOGY
影响因子:
4.4
作者:
[Hagiwara, Yukari, Kawamura, Yuki I., Fujihashi, Kohtaro]
通讯作者:
Fujihashi, Kohtaro
FomA, F. nucleatum outer membrane protein binds to salivary statherin-peptide and induces mucosal and systemic immuneresponse in mice given with cholera toxin as mucosal adjuvant.
FomA,具核梭菌外膜蛋白与唾液富酪蛋白肽结合,在给予霍乱毒素作为粘膜佐剂的小鼠中诱导粘膜和全身免疫反应。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kataoka K., et. al.]
通讯作者:
et. al.
集団ストラテジーに基づく産業ストレスの歯周疾患に対するリスク評価
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批准号:15659501
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.86万
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财政年份:2003
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负责人:雫石 聰
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依托单位:
健康の評価に重点をおいた新しい職域歯周健診スタイルに関する研究
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批准号:11877359
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1999
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负责人:雫石 聰
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依托单位:
唾液のフコース代謝
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批准号:X00210----177537
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.19万
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财政年份:1976
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负责人:雫石 聰
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依托单位:
海外基金